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イタリアフォーラムより「トリノGPF2019~現地観戦記」

イタリアフォーラムのユヅリーテ達ですが、昨シーズン中旬頃から使いやすいプライベートチャットに完全に移動してしまって個人的な感想はほとんどそちらに書き込まれるようになってしまいました・・・
非公開チャットなので原文のリンクを貼ることが出来ず、私としてはソースのないものを投稿したくないというのがあって、すっかりご無沙汰になっていましたが、久々にフォーラムを覗いてみたらファイナル現地観戦の感想が幾つか投稿されていましたのでご紹介します。

 

イタリア羽生結弦フォーラム

 

羽生結弦を生で見るという私の夢を実現した後の感覚と感想を未だに描写出来ずにいるのよ。
ユヅは彼自体が光で、光り輝いている。

例えミスをしても、ネイサンを含む他の選手達とは別のレベルで滑っている事実を否定することは出来ないと思うわ。

ユヅは別の次元、彼だけの世界にいる・・・

彼のジャンプは他の選手達とは違う・・・軽やかで、まるで超自然的な力が彼を持ち上げているようにフッと宙に浮き上がり、まるで羽毛のように再び氷上に降りてくる・・・

その他の全てについては語るまでもないわね。

ステップ、眼差しの強さ・・・

彼のような人は他に存在しない・・・今までも、これからも。

つまり私が言いたいのは、昨日パラヴェーラは、ここでも外でも誰が神なのかを全ての人に分からせたということよ。

そして今、私はどうしたらいいのか分からない・・・

私のユヅル中毒は最高潮に達しているわ。

私の頭はおかしくなってしまっていて、彼が引退する前にもう一度試合で彼を見るためのプランを練っているほどなのよ。来シーズン、フランス大会に来てくれるなんて夢のまた夢よね???

 

皆さんメリークリスマス!

私がここでフォーラムに書き込んでいるなんて信じられない。

ようやく考えをまとめてここで書くための時間が出来ました。

私達が実際に会って知り合うまでにどれほどの時間がかかったのかしら?

私はずっと皆さんに比べて遅れを取っていると思っていました。

まずバルセロナがあった。この時、私は皆さんの体験を窓越しに眺めるマッチ売りの少女のような気持ちでした。

そして最後の瞬間まで行けることを願いながら結局行くことが出来なかったマルセイユ、そしてヘルシンキ・・・どの大会もここで、指をくわえて見ているしかなかったのです・・・

そしてミラノ、私は自分自身にこう言いました:

「ようやく私にもその瞬間がやってきた!私の愛しいユヅ、今度こそ逃がさないわよ!」と

そしてミラノがどういう結末になったかはご周知の通りです!

つまり、私は聖杯を探し続けるインディアナ・ジョーンズになった気分でした・・・(インディアナ・ジョーンズほど魅力的な人生じゃないけれど)

でもミラノは・・・何という経験でしょう!

私はショーマが滑るのを見ながら泣いていました。彼は転倒し続けていたけれど、私は目に涙を浮かべながら、あなたは素晴らしいわ、つまり、何て上手く滑るのでしょうと・・・でも私が泣いていたのはこう自問自答していたからです:

でも・・・何故あなたなの?

何故彼じゃないの?

何故、神のように滑る彼じゃないの?

そう、彼は地上に降りてきて、人間としての人生を送る間、スケート靴を履いている神なのです。

私は手を伸ばせばスケーターに届きそうなほどリンクに近い席でした。

私は転び続けているにも拘わらずショーマが気に入りかけて泣いているのか、ショーマがユヅルではないことに泣いてるのか分からなかったけれど・・・おそらく後者の方でしょう!

でも私はミラノについて語るためにここにいるのではありません。

私がここにいるのはついに彼を見たからです!!!

そう私は彼を見ました!エイリアン、地球外生命体、氷の精霊、王子、全能の王・・・つまりユヅルです!

私は二階席から彼を見下ろしながら、あの4ルッツが不安でたまりませんでした。

朝の練習では頑として入らなかったから。

そしてこう言っていたのです。

まさか・・・ま・さ・か、私がリンクから遠く離れた自分の席であなたを見守っているこの試合で、大崩れするなんて気まぐれは起こさないわよね???ないわよね???と

あの4ルッツが決まった瞬間、私は文字通り宙を舞いました!

それに皆が皆アイスアリーナは寒いから膝に掛けるものを持っていくように私にアドバイスしたけれど、結果はどうでしょう!

緊張に加え、手を上げると天井に届きそうな場所にある私達の席のサウナ効果で周りの人々はまずコート、次はセーターを脱ぎ始め、彼の番が近づくにつれてどんどん薄着になっていきました。

ここでは全員彼を待っていました。
そして全員イタリア人でした。
何故ならもっといい席は他国の人達と、そしてあなた達が既に買い占めていたから!:ihihih:

3アクセルが決まらなかった時、私は「跳び直すのよ!跳び直すのよ!跳び直すのよ!」と呪文のように唱えていましたから、プログラムのフィニッシュを満喫することは出来ませんでした・・・そう、少し後味が悪かったのは確かです・・・

そしてプーの雨も体験して・・・ちょっと狼狽しました。

それから彼がクワドを5本跳んだ事に気づいたのです。全てを出し尽くした。

彼は何か荘厳なことをやり遂げたのです。

あの4ルッツ!

彼にはスポットライトが付いていて、彼がどこへ行こうと常に彼を照らすのです。

彼がリンクに現れたら、あなたはもう以前のあなたではない!

彼を生で見る体験は人生における分水界(分岐点)になるような出来事、つまり、生ユヅル前と生ユヅル後というように・・・

そして私はついに生ユヅル後の世界に突入したのです!!!

私は長々と書き過ぎているかしら・・・
でも自分が行けなかった試合の皆さんの体験記をここで読むだけのこれまでの私とはお別れです!

ようやく私の感動、私があなた達の投稿を読みながら羨ましいと思っていた感動を皆さんと共有することが出来るのです!!!

心からの抱擁を!

 

(全日本の後のコメント)

今、私に言いたいことは、ただ一つ、私はただひたすらユヅルが誇らしいということです。

彼は持てる力の全てを出し尽くした。これ以上を彼に求めるのは酷でした。

私は彼のファンであることを誇りに思い、何年もの間、彼の試合をリアルタイムで追うことが出来た幸運と特典を光栄に思います。

いい時も悪い時も私達はあなたをずっと応援し続けます。

 

全文同意よ!

私もいつも私達の白鳥を誇りに思い、自慢しています!!!

彼を知り、この8年間、彼を見ることが出来て本当に光栄だったし、幸運でした。

 

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3アクセルが決まらなかった時、私は「跳び直すのよ!跳び直すのよ!跳び直すのよ!」と呪文のように唱えていました

て・・・そんな無茶苦茶な😅

 

トリノGPFの後、書きたい書きたいと思いつつ、ずっと機を逸していたことを今こそ声を大にして言わせて頂きます!📣

 

オリジン紫衣装は羽生結弦史上最高のベストコスチュームだと思います!

 

あースッキリ!

昨シーズンの黒オリジンも大好きで、最初の頃、甲乙つけがたいなんて書いていましたけど、現地で実物を見たら、完全に紫オリジン派になりました!

生で見た衣装の感動と感想を文章にしたいと思いつつ、蝶やバラが散りばめられ、光線の加減で透けと綾のニュアンスが絶妙に変化する紫オリジンはあまりにも妖艶で耽美で・・・
適切な言葉が浮かんで来な~い!!!と思っていたら、見事な文章で描写されている記事がありました!

 

舞台に神が宿るとき・羽生結弦「Origin」のメタモルフォーゼ

(作者:太田 龍子)

素晴らし過ぎてエッセイというより泉鏡花の文学を読んでいるようです!

彼が初めてクワド5本を成功させたプログラム。

大怪我の原因となった4ループと4ルッツを素晴らしいクオリティで成功させたプログラム。

羽生君は「ジャンプ大会みたいで嫌だった」というようなことを言っていましたが、私は心から感動しました。

4ルッツを降りた瞬間、鳥肌が立ち、そこからは軽やかで美しいジャンプ、しなやかで優美な動き、この世のものとは思ないスケーティングによって創り上げられる彼の世界に引き込まれました。

そして今日、久々にトリノOriginの演技動画を見ましたが、あの時の同じように鳥肌が立ち、心が震えるのです。

 

トリノの演技は羽生君が追求する理想のフィギュアスケートではなかったのかもしれない。

でもそれでも、彼の演技には見る者の心を震わせ、鳥肌を起こさせ、恍惚とさせる魔法があるのです。

これは真似しようとして真似出来るものではない。

これが世界中のこれほど多くのファンの心を掴んで離さない羽生結弦の、彼だけのフィギュアスケートなのです。

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち