イタリアフォーラムより「ヘルシンキGP~現地観戦記(その1)」

ロステレコム・ショックと多忙ですっかり見逃していましが、ヘルシンキGPの後にも現地観戦に行ったユヅリーテ達が非常に熱い(そして超絶に長い)現地観戦記を投稿してくれていましたので訳したいと思います。
一人一人のコメントが非常に長いので何回かに分けて翻訳します。

イタリア羽生結弦フォーラムより

控えめに言って狂乱の5日間の後、ようやく家に辿り着いたわ!
アドレナリンが多量流出したせいで、私はもう少しでトリノ行きの飛行機に乗り遅れるところだったのよ。

私の身に起こった最も信じられない出来事は
ユヅと同じ飛行機だったことよ!
とりあえず間近で見たユヅは神々しかったとだけ言っておくわね。
フライトの数時間がこれほど素晴らしいひと時になるなんて今まで想像したこともなかったわ。未だに心臓が早鐘のように高鳴っているのよ。

さて、それ以外のことについては・・・どこから始めたらいいのかしら
まさに感動のジェットコースターだった。

私はその瞬間瞬間を愛したわ・・・
練習を見るために朝5時に起き、彼がジャンプでパンクする度に心配し、ふざけている彼の姿を楽しむことを愛した。そして試合前のドキドキ感と、ジャンプ着氷の度に拍手を送り、スタンディングオベーションとプーを投げ込むことを愛した・・・そう、全てを愛したわ。

滑っているユヅを見ることは、何か非現実的なことだった。
私にはOtonalの音楽の音響が他のどんな曲とも違っているようにさえ感じられた・・・
まるでピアノの旋律がアイスリンクの壁に共鳴し、私達の魂に揺さぶりをかけてくるようだった。
正直、彼のグランプリ初戦で、私にとっての初生観戦で、これほどの結果は期待していなかったわ。

Originは素晴らしく、荒々しく、シーズンが進むにつれて進化していくのを見るのが楽しみだわ。
「春よ来い」は・・・あのプログラムは一体何なの!!!
その後、リンクを周回しながら、ユヅは私達の前を笑顔で通り過ぎたのよ。
私達はもう少しで病院に搬送されるところだったわ(笑)

この数日間の途方もない感動を4行に収めるのは難しいけれど、締めくくると、この大会を通してフォーラムのみんなとようやく実際に知り合うことが出来て本当に幸せだったわ。
ありがとう、みんな
ありがとう、ユヅ!


ヘルシンキでの私の体験談を書き綴る前に、脳が正常な機能を回復するのを待っていたのよ。
簡単なことではないけれど、この感動を「理性」というフィルターにかけ過ぎることなく、剥き出しのありのままの形で伝えることは素晴らしいことだわ。

「本物の」結弦のインパクトは途方もなかったわ。
特にミラノの後、彼の試合を生で見られるチャンスはもうないだろうと諦めていた後だったから。
でも彼は私の前にいたのよ・・・私達に向かって発散させるその全てのエネルギーと、他の全てを消し去り、彼だけに目を釘付けにさせる動作の美しさと、動画でも分かるけれど、生で見るとただただあなたをノックアウトしてしまうジャンプのパワーと巨大さ、ほとんど無意識なほど、というより完璧にもかかわらずシンプルで控えめな印象すら与える彼の美しさを数メートル先に見たのよ。

私は特にここ数日間の公式練習がとても気に入ったわ。
より普段に近いリラックスした雰囲気の中で長い時間ずっと見ていられるのだもの、朝早く行かなければならないことも全然負担にならなかったわ。

最も強い感動が爆発したのはフリースケーティングだった。
ショートも素晴らしかったけれど、まだ全てが終わったわけではないから。
そして突如として・・・4T3Aのシークエンスジャンプで・・・涙が洪水のように溢れ出したわ。このエレメントというより、彼の発する磁力に引き込まれ、感情移入させられて。
そこからはプログラムが終わるまで涙の洪水が止まず、隣に座っていたマラガロンも巻き込んで、2人でティッシュペーパーを共有したのよ。

同じシナリオがエキシビションの演技中にも繰り返されたわ。
あの顔で氷面を撫でるようなハイドロブレーディングの美しさといったら!
再び涙の嵐を引き起こすエレメントになったわ。

つまり、これら全てを数行で描写することは困難だし、初日から最終日の間、どんどん高まっていく私の精神状態を適切に表現出来る言葉を見つけることは絶対に無理だと思う。
そして何よりもこの体験を一人ではなく、みんなと一緒に共有出来て幸せだったわ。
この体験が終わった時、少し悲しかったけれど、この思い出はこれからもずっと私と共にある。
だってこれらを現地で体験して本当によかったし、最も美しい思い出としてずっと大切にしまっておくことが出来るのだから。

そしてこれはみんなこれら全てを可能にした結弦のおかげよ。
ありがとう、みんな!
ありがとう、結弦!

こんなに長々と語ってしまって恥ずかしいけれど、読み返したら投稿するのを躊躇してしまいそうだから


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ユヅリーテ達は偶然にもトリノとその周辺に住んでいる人が圧倒的に多く、今回のGPFトリノ開催のニュースにみんな歓喜しています。

昨日のビッグスポーツ賞でのメッセージ

「来シーズンは4A込みのパーフェクトパッケージ」
「来シーズンはGPシリーズを通して優勝を目指す」

来シーズンという言葉をわざわざ何度も入れてくれたのは、きっと来シーズンも続けてくれるのか心配しているファンへの気遣いですね。
「来年」だと埼玉世界選手権までとも解釈出来ますから。
ということは・・・つまり・・・トリノに来てくれるってことですよね???

ありがとう!
4A込みのパーフェクトパッケージ、楽しみにしています。
4Aを降りるだけでも地球における自然の掟と物理の法則に逆らうほとんど背徳行為なのに、パーフェクトパッケージって😱

でも、絶対に無理だけはしないでしない下さいね。
ファンのためではなく、自分のために最善の選択をして欲しいです。

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