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イタリア解説「2014ソチオリンピック団体戦~羽生結弦SP」

今日は日本スケ連の公式ツイッターに投稿された羽生結弦・陸上プログラムメドレーのおかげで幸せな気持ちで一日をスタートすることが出来ました!😭

 

なので今日は過去の演技動画を翻訳したい思います。

ソチオリンピック団体戦より
羽生結弦選手のショートプログラムです。

 

Elena Cさんの動画です

貴重な映像をいつもありがとう!
Grazie mille per video preziosissimo!!

 

 

 

実況解説:

マッシミリアーノ・アンべージ(M)(ジャーナリスト、冬季競技アナリスト)

ダニーリオ・フレーリ(F)(Sky Sportコメンテーター)

マウリツィオ・マルガリオ(M2)(ソルトレークシティ五輪アイスダンス銅メダリスト)

 

M:でも団体戦の演技に関係なく、羽生とチャンの対決は他選手達の遥かに上にある。

ここで勝った方が個人戦に向けて大きな弾みになるだとう。

なぜなら金メダル候補はこの2人だから

これは目を背けることの出来ない事実だ

 

F:そして我々は彼らの対決をすぐに見ることになる。

さあ、今度は彼の番だ

仙台出身の19歳

彼はトロントのブライアン・オーサーの元で練習している。

リンクに同伴して、今最後に言葉を交わした紳士だ。

そのプログラム

我々は既に彼らの宇宙レベルの対決について話したけれど、羽生は今年のグランプリファイナルで99.84点に達した。

何と神話の100点に限りなく近い得点だ

羽生がどんな風に試合をスタートするか見よう

 

M2:素晴らしいスタートだ

この4トゥループはファンタスティコ

 

M2:ファンタスティコ・・・3アクセル

それに彼が実施した素晴らしいステップと言ったら!

 

M2:3ルッツ/3トゥループ

ギリギリだったけれど、見事にコントロールした

 

F:壮麗な羽生

でも他の選手達にとっては問題だ

大問題だ

 

M2:チームロシアにとっては悪いニュースだと思うよ(笑)

可能性があるかもと期待していたかもしれないけれど(笑)

 

F:チームカナダもそうだろう

 

M2:羽生結弦、本当にファンタスティコ

最高に美しいプログラム

プログラム開始からジャッジと観客に自分自身を堂々と見せていて、彼ら全員の顔を見ながらエレメンツを準備し、振付をこなしていた。

僕は衝撃を受けたよ

だってオリンピックの最初のプログラムではどうしたって最初の数秒間、集中して緊張しているのが使わってくる。

何度も言うけれど、例えばプルシェンコは何度か視線が下がってる瞬間があった。

彼には珍しいことだ。

でもこの青年は皆の顔を見ている

 

(ロシアコールが起こる)

 

M:もしイタリアだったらチェント、チェント、チェント(100点)ってなるところだ

 

/M2ハハハ

 

F:これは100点に値する演技だろう

 

M:実際、彼が披露したパフォーマンスは驚異的だった

それに彼はステップから3アクセルを跳ぶ

 

M2:その通り

信じられないよ

これだ、見てよ

 

M:常軌を逸している

 

M2:美しく、高さがあり、非常にクリーンな着氷

ご覧のように美しく、流れがあって・・・めったにお目にかかれないレベルだ

 

M:質問だけれど、この4回転ジャンプが+2/ +3じゃないなら、4回転ジャンプへの+2/+3はいつ出すんだい?

 

F:ハハハ

 

M:だって非常に明確なステップ、巨大なジャンプ、流れのある

現時点で見ることの出来る最高のレベルだ

 

M2:僕は+2/+3が付くと思うよ

アクセルにも+2/+3をあげなければならない

 

F:最高得点は彼が保持している99.84点

これを基準に羽生がどこまで点を伸ばせる見よう

彼の傍にいる紳士は2度の五輪銀メダリスト、ブライアン・オーサー

それから金メダルも獲った

あのキムヨナという選手を勝利に導いて

そしてこの2014年ソチ大会でもかなりいいカードを握っていると言える

 

M:でも彼の国の祭りを台無しにしているけれど

カナダにとって、男子シングルの金メダルは悲願であることを忘れてはならない(笑)

 

F:五輪で勝ったことはまだ一度もない

ただの一度も・・・

 

M:その通り

 

F:考えてみると、カナダはこの競技の全カテゴリー制覇が可能な国の一つだ。

もしこの団体戦で勝てれば

ロシアも全カテゴリー制覇はまだだ。女子シングルでまだ勝ったことがない

 

(得点表示)

 

M:おおお~

 

F:97.98点

世界記録更新とは行かなかったけれど・・・

しかし、他の選手達は遥か遠くにいる

 

M2:最高だ

まだ2~3点コンポーネントとGOEに伸びしろがある

 

F:ジャッジはいつも違うから

その試合のコントールパネルの基準がどうか見なければならない

いずれにしても、羽生個人の基準はとても、とても、とても高いと言わなければならない

 

M:そうだね。

この得点に並ぶことは誰にとっても難しいだろう

チャンがベストの演技をしたらこの得点と同じか、僅かに上回る可能性はある

プルシェンコは92点には達することが出来る

 

F:プルシェンコが披露出来る内容を考えると、それ以上の得点を期待するのは難しいね

勿論、彼が披露するのは91.39点に値する内容だし、途方もない偉業として記録されるけれど(笑)

それに彼は無比だ。

これが男子ショートの順位

つまり日本はこの時点で10点を獲得した。

ロシアは9点、カナダは8点という風に順位が下がるにつれてその国に入る得点も下がっていく

これが団体戦の仕組みだ

この後、ペアのショートプログラムが行われる

 

M:羽生の話に戻るけれど、足換えシットスピンがレベル3だった。

だからここで少し取りこぼした

ステップシークエンスもレベル4ではなくレベル3だった

だからこういう細かいところで基礎点とGOE合わせて1点以上は取りこぼした。

そして間違いなく演技構成点が少し足りなかった

 

F:つまりまだ伸びしろがある

 

M2:間違いなく伸びしろがある。

今日の演技は素晴らしかったけれど、彼の本番である個人戦ではこれを更に上回るだろう。
何故なら個人にピークが来るように調整しているはずだからだ。

 

M:理論的には羽生は(団体戦の)フリーには出ないだろう

 

F:まさに今僕が訊こうとしていたことだ。

今日僕達がショートで見た選手の中で、フリーにも出る選手は何人いると思う。

 

M2:ミステリーだね

試合の24時間前までに決めればいいから

だからメダルの可能性の有無によって、大会前にチーム内で決めてあったメンバーを変更する可能性もある。

フリーでは最大2選手まで変更可能だ

 

F:その通り

だからどのチームも4カテゴリー中2選手まで変更することが出来る。

 

M:でも細部まで正確に計画する日本の文化を考えると、万が一、フリープログラムに羽生が出てきたら僕は驚く。

 

M2:そうなったらサプライズだね。

でもこの試合の行方は誰にも分からない。

だからもし金メダルの可能性が出てきたら・・・分からないけれど

もし僕なら考える

 

 

*************

☆ソチ五輪の団体戦は衛星テレビでのみ放送されましたが、この日アンテナの調子が悪かったようで肝心なところで映像が固まりまくりました・・・

まず4Tに入る直前に固まりますが、解説のQuesto 4T e’ fantastico!で「見えなかったけど4T決まった!しかもファンタスティコ!🤩」。

そして3アクセルの前に再び映像が乱れ、そこから画面は完全に止まってしまいました・・・

音声は普通に聞こえていましたので、「ルッツコンボもOK!、フィニッシュ!ノーミス!🤩・・・羽生君凄過ぎ😍!!!でもほとんど何も見えなかった😭😭😭・・・」という・・・嬉しいけど肝心の演技が見れなくて泣きたい状態。

そしてYuzuru Hanyu…veramente FANTASTICO!」から始まり、解説陣べた褒めで凄い演技だったということは分かりましたから、動画が上がるのを今か今かと待ちました(ちなみ団体戦男子フリーの方はアンテナは絶好調でしたが、まっちーの「火の鳥」の中盤スローテンポになったところで突如ボブスレーに中継が切り替わり茫然・・・えっ、そこで切る???あと2分ぐらいなんだから最後まで流してよ~!!!😭)

そんなわけで、団体戦男子ショートは幸せとフラストレーションが入り混じった試合観戦となりました。

 

19歳五輪初出場でこの演技!

しかも視聴者から見ても明らかにアウェイな会場なのに、ロシアコールをハニューコールと思い込み、「オレ、ロシアでもこんなに有名なんだ。よしやってやるぞ」と更にヤル気が上がったそうですから、何という強心臓、何と恐るべきメンタルでしょう!

 

確か公式練習を見ていた本田さんが羽生君とプル様のオーラが凄まじくて、パトリックは目立たなかかったというようなことを言っていました。

私の記憶が正しければ、ライサチェクも公式練習を見て金メダルはハニューと太鼓判を押していたと思います。

 

公式練習の映像を私も見ましたが、羽生君とプルシェンコからは互いに対戦できることが嬉しくて嬉しくて、試合が楽しみで仕方がないオーラが画面を通して伝わってきました。

プル様も星は違えど相手が強ければ強いほど燃えるサイヤ人体質の宇宙人ですから。

こんな好戦的な宇宙人二人と一緒に練習しなければならなかった地球人パトリックは相当キツかっただろうなと思います。

しかも今度こそカナダ男子悲願の金メダルを!というカナダ中の期待が巨大なプレッシャーとなってその両肩にのしかかっていたのです。

 

以前にも貼った動画ですが何度見ても面白いのでもう一度😂

[カナダの呪い]パトリック・チャン応援ビデオ[メガプレッシャー]

 

何度見てもパトリックが気の毒で・・・😭

実際、団体戦に登場したパトリックはスケカナとエリック杯の自信溢れる選手とは別人のようで、ファイナルから勢いに乗ってる羽生君のオーラに完全に圧倒されているように見えました。

 

コロナで来季の大会開催が危ぶまれていますが・・・その次はもう北京五輪のシーズンなのですね!!!

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち