イタリア解説EuroSport版「2013エリックボンパール杯~羽生結弦SP」

再び2013年エリックボンパール杯の映像から
ショートの実況解説から印象的な部分を抜粋します

エレナさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena💛!

実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M)
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A)

 
A:寓話に出てくるような3アクセル
このジャンプもカウンターから跳んでいる

A:3ルッツ/3トゥループ
何て試合だ!

A:彼もTES52点半
パトリック・チャンと同レベルだ
僕は羽生の3アクセルはパトリックの3アクセルより優れていると思う
彼のはバックカウンターから跳んでいる
僕の意見ではこれは+3の3アクセルだ

これ以上ないほどの出来で、これ以上ないほどブラボーだった
どうやったらこれ以上のことが出来るのか正直僕には分からない。

M:これ以上はない

A:そう、これ以上はない

M:それについて疑問の余地はない
注意して欲しい
羽生のプログラムはチャンより基礎点が高い

A:その通り

M:なぜなら3アクセルは後半
コンビネーションも後半
つまり彼は3つのトリプルジャンプをプログラム後半に跳ぶ

だからジャンプではアドバンテージを稼ぐ
勿論、GOEも評価しなければならない。
GOEではもしかしたらチャンに少し軍配が上がるかもしれない

A:幾つかのエレメンツでは確かにそうだ
でも他の幾つかのエレメンツでは違う
だからこの技術点がほぼ同じという評価は理解できる。
いや、僕の意見では羽生が少し上回るべきだと思う。

僕は今鳥肌が立っている

僕達は並外れたショートプログラムを2つ見た
ここにNHK杯の高橋のショートを加えたら、他を優越するレベルの3つのショートプログラムが揃う。
正直この3つのショートプログラムから1つを選ぶのは難しい
それこそ本当に個人的な好みの問題になる(笑)

この彼のプログラムは完璧な選曲だと僕は思う。
この少しルーズでソフトな音楽は、羽生の少しリラックスした仕草や姿勢にマッチしている。

彼がこんな風に滑ったら、本当に素晴らしい。絶叫に値するもう一つのショートプログラムだ

本当に素晴らしい滑りだった。ジャンプが全て決まり、解き放たれたようなステップシークエンスは圧巻だった。
スピンもよかった。もしかしたら幾つかのスピンは少しトラベリングしたからGOE満点ではないかもしれないけれど、本当に素晴らしい2つのショートプログラムだった

M:僕はこの大会はここで閉幕してもいいと思う。

10分ほどの間にこんなプログラムを2つ続けて見られるなんて、一生に一度あるかないかだろう

A:本当にそうだ。
1つのプログラムだけで大会全体のチケット分の価値があった

素晴らしい大会
2人の並外れたスケーター

間違いなくこの二人がソチ金メダルの最有力候補だろう。

この二人が~羽生の場合まだオリンピック出場が確実ではないけれど~数か月に金メダルを賭けて対決する

いずれにしても男子シングル史上見た事のないような2つの素晴らしい才能だ。

 

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☆現在日本に帰国中で、幸運にもちょうど横浜高島屋で羽生結弦展をやっていたので、昨日見に行ってきました!(平日の午後に行ったので、並ぶことなくスムーズに入れましたが、中は凄い人でした)
パリ散2の衣装も展示されていて、前身のプリーツの裏の細工とか、映像では分からないディテールへのこだわりに驚かされました。

写真パネルはどれも美しく、PCの画面で見るのとは比較にならない迫力があり、年代順に鑑賞していると当時の感動が蘇ってきました。

今シーズンはどんなプログラムなのかな?
例年ならとっくにプログラムが発表されている時期なのに、何の情報もヒントもなく、まさに蛇の生殺し状態ですが、「これからは自分のやりたいプログラムを自分のやりたいようにやる」と言っている彼がどんな曲を選ぶのか興味津々です。

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