イタリア解説EuroSport版「実況中にニースのロミジュリを回想する」

2016年中国杯のハン・ヤン選手の実況解説から
以前に翻訳した内容ですが、エレナさんが動画を上げて下さっていたので映像付きで再投稿します。

 

☆エレナさんがその部分を切り取ってくれました!
いつもありがとう!
Grazie Elena!💛

 

実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A

 

<ハン・ヤン選手のフリー>

(演技中)

A:男子シングルで・・・
このロミオとジュリエットのサウンドトラックは鮮烈な記憶を蘇らせる・・・

M2012年ニース世界選手権の最も美しい思い出だ

A:羽生の演技
まだ少年だった羽生の・・・

☆ハン・ヤン選手の演技中にニースロミジュリの思い出に浸るイタリア実況解説

(キス&クライ)

M3アクセル+2は実質2点の加点が付く。

A:つまりもう14回転ジャンプを跳ぶのと同じぐらいの得点を稼げる

M:加点2が付いた3アクセルは10.5点だ。後半に跳べば更に1点追加出来る。

A:つまり4回転ジャンプを回転不足や着氷の乱れ無く普通に決めた時の得点と同じだ。

M:羽生がいつも言っていることだ
遥か遠い20112012シーズンにこの曲で滑って僕達に魔法をかけた彼が

羽生は何と言っているのか

「僕は後半に跳ぶ3アクセルによってクワドが2本余分にあるのも同然だ」

A:彼のアクセルは+2/3点だからね
彼は正しい(笑)

M:でも最近、このジャンプの評価で矛盾することが起こっている。
つまりイーグルから跳ぶと自動的に+3が付く、でもバックカウンターからだと+1になる。

この二つの跳び方でどっちが難しい?
君が説明してよ

A:議論の余地なくバックカウンターから跳ぶ方が難しい

M:じゃあどうしてジャッジはそれに気が付かないの?

A:難度が分かりにくいんだろう・・・

M:でもジャッジならこういうことも勉強して知っておくべきだろう

A:確かにそうだ。同感だよ

ITユロスポ版ニースのロミジュリ

 

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☆演技しているのはハン・ヤン選手なのに、この音楽が鳴り始めた途端にお二人揃って2012年ニースにタイムスリップし、どちらからともなく自然にニースのロミジュリを語りだす
ハン・ヤン選手に限らず、ロミオ+ジュリエットのサウンドトラックで誰かが滑る時はいつでも。

アンジェロさんは今でも時々この動画を見に行ってそのたびに鳥肌が立つと言っています。
マッシミリアーノさんは昨シーズンのフリーが発表される前、見込みは薄いけれどロミジュリ1を平昌を再演してくれたら素敵だとまで言っていました。
マンマ解説のRaiチャンネルで
リアルタイムで見ていた私は文字通り心を鷲掴みにされました。

2012年のニースワールドと言えば、カロリーナが初めて世界タイトルを獲得したイタリアにとって歴史的な記念すべき大会だと思うのですが、マッシミリアーノさんにとってはこの大会の最も美しい思い出は羽生君のロミジュリなんですね。
マンマ解説にゲストとして参加していたガゼッタ紙の記者アンドレアさんも「この大会ではとりわけ羽生結弦という僕達に夢を見させてくれるスケーターのセンセーショナルな世界デビューに立ち会うことが出来た」と言っていました。

今シーズンは韓国のチャ・ジュンファン選手がこの曲を使用しています。ジュニアではマッシミリアーノさんお気に入りのアリョーナ・コストルナヤ選手も(ニノ・ロータ版とのミックス)
ということはジュンファン選手の実況解説は要注意ってことかなw

 

 

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