イタリア解説EuroSport版「2016マルセイユGPFダイジェストより~羽生結弦FS」

~ベスト・エッジジャンパーで現在最高というよりおそらく史上最高のジャンパー~

大会後日に各カテゴリーの上位3選手のフリー演技を詳しく分析・解説するダイジェストから
羽生結弦選手の演技の解説です

Elena Cさんの動画です!いつもありがとう!
Grazie Elena!!

 

実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M)
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A)

(ショートプログラムの要約)

A:男子シングルのショートプログラムで頂点に立ったのは勿論、羽生だった

非常高い得点を叩き出した重要な結果だった

まだ少し苦労しているもののこれまでの大会の中で最も出来のいい4ループだった

え~しかも爆笑しながら(笑)

M:ショートプログラム歴代第3位の得点

彼にとっては6回目の100点越え

圧倒的だということを理解してもらいたい。

男子で100点を超える得点が出たのは合計7回

 

A:ショートではライバル達に対して頭一つ抜けているということをまたしても証明してみせた

大差でリードしている

事実を言えばパトリック・チャンは傑出した演技のおかげでギャップを最小限に抑えたけれど、フェルナンデスは遥か遠い場所から彼の後を追い、他の選手達はそれぞれのミス(例えば宇野昌磨はコンビネーションでミスした)のせいでもっと引き離されている

(ネイサン・チェンのフリーの終わり)

A:アメリカは紙面上、最も究極難度の選手を抱えているのかもしれない。

実際にはそうではないけれど

ジン・ボーヤンのプログラムは彼のより構成が高いし、羽生もジャンプ要素の配置によって彼より構成が高い

M:羽生の場合、後半に跳ぶ2本の3アクセルが重要な得点源になっている

(羽生結弦選手のフリー前)

M:羽生結弦が何をしたか見てみよう

大会の大本命

彼にとって重要な大会だった

男子で4連覇を果たした選手はこれまで誰もいなかった。

ダンスではデーヴィス/ホワイト組が5連覇を成し遂げている

A:彼らだけだ

M:2つの顔を持つフリーだった

前半は神々しかった

後半は苦労した

(演技中)

A:いずれにしても僕達がこの前に見た2つの演技の後で滑るのは簡単なことではなかったはずだ

圧倒的に規格外の選手である彼でさえ

でもグランプリ大会中最高の4ループで最初の糸口を掴んだ

何の問題もなく着氷した。

そして彼の4サルコウはこんな風に実施された時、圧巻のジャンプになる

奇跡のように素晴らしい4サルコウ

同じ究極難度プログラムでも羽生のプログラムはネイサン・チェンに比べて仕様が異なる

ここではトゥジャンプは最小限だ

4ループ、2本の4サルコウ、2本の3アクセル

全てエッジで跳ぶジャンプだ

完璧に振り付けに組み込まれたこの3フリップの入り方は素晴らしい

でも現時点で羽生の一番の問題となっているのはプログラム後半最初のエレメント、2本目の4サルコウ

今回も転倒し、ジャンプを決めることが出来なかった

A:でもすぐ様立て直して4トゥループ

きれいに着氷した

スペクタクルなコンビネーションジャンプ

3アクセル/3トゥループ

一方ここでは問題があった

3アクセル/ループ

ループで完全にバランスを崩し、3サルコウがつけられずダブルになってしまった

羽生の鬼門はいつも同じと言わなくちゃならないね

ルッツがシングルになった

このエレメントでミスをするのも初めてじゃない

M:今シーズンはずっと決まっていたけどね

A:そうだね。どちらかというと昨シーズン、このルッツで苦労していた

プログラム終盤のエレメンツ

今シーズンはうまくいっていたんだけどね

(演技終了)

M:僕達は最高のトゥジャンパーと最高のエッジジャンパーを立て続けに見た。

ベスト・トゥジャンパーのネイサン・チェン、そしてベスト・エッジジャンパーで現在最高というよりおそらく史上最高のジャンパー、羽生結弦

A:そうだね、彼の3アクセルは本当に素晴らしいけれど、この4サルコウも見てほしい

彼がきれいに決めた時、魔法のようにエレメントになる

文字通り魅了される・・・本当に素晴らしい

勿論、羽生のクオリティは今日分かったことではないけれど

M:つまり2つのプログラムの合計では6度目の290点越えを果たした

他の選手達は全員合わせて6回だ

でもこの後、起こったことを話さなければならない

このフリーの後、羽生が優勝できないかもしれないと思った

他の選手に付け入るスキがあったからだ

彼の後に滑ったフェルナンデスとパトリック・チャンはどうなったのか?

A:(笑)何が起こったというと羽生はファイナル4連覇を達成した

より有力な挑戦者達は多くのミスを犯し、フリープログラムに穴をあけてしまった

要約するとフェルナンデスは3アクセルを見捨て、2つ目の4サルコウでも問題があったから幾つもミスをあった

一方、パトリック・チャンはフリープログラムではミスを連発し、3度転倒した

でもカナダ人のプログラムも全てが捨てたものではなかった。

一級試合で初めて素晴らしい4サルコウを着氷した。

M:つまり羽生結弦の勝利

4連覇を成し遂げだ史上初の男子になった

同じく4勝したことのあるプルシェンコに並んだけれど、彼が連覇ではなかった

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羽生君、世界選手権と四大陸選手権の代表決定おめでとうございます!!!

インフルをちゃんと治して2017年は新しい星を生み出すなり、神るなりもう好きなだけ暴れて下さい!(でも出来れば4アクセルはやめて欲しい・・・)

代表発表、私は日本の実家で家族とテレビで見ていたんですけど、マッシミリアーノさんはほとんどリアルタイム(イタリアでは1年で一番重要な日、クリスマスの早朝518分)でツイートしていました(ちなみもアンジェロさんもこのツイートにRT!)。

ライストでフジテレビを見ていたのか・・・ていうか日本語が分かるんでしょうか????

 

そしてFBの自分のタイムラインで次のような投稿をしていました:

羽生結弦は2月14日から19日まで開催される平昌(韓国)の四大陸選手権に出場する。

この大会で彼はジュニア(世界選手権とグランプリファイナル)とシニア(世界選手権、オリンピック、コンチネンタル選手権、グランプリファイナル)で全ての主要大会を制した史上初の男子選手になることに挑戦する。

これまでにこの偉業を達成したことがあるのは、女子シングルのキム・ヨナとアイスダンスのヴァーチュ/モイア組だけだ。マキシム・トランコフ(ペア)もコンプリートを達成しているが2人のパートナーとである。

 

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