マンマ解説でお馴染みのRaiSport版の実況解説です
宮原知子ちゃんのショートプログラムです
動画
MssPuffettarnさんの動画をお借りしました
ありがとうございます!
実況:アリアンナ・セコンディーニ
解説:フランカ・ビアンコーニ
(演技前)
ア:次は宮原知子です。
皆さんもご覧になったように、浅田真央がチームメイトに拍手を送っています。
とても年若い宮原知子は長野で彼女を破りました。
知子は長野大会で優勝、スケートアメリカは3位でした。
京都出身の17歳のスケーターで、世界選手権銀メダリストです。
ですから彼女も重要な結果を出しています。
このスケーターは5歳の時に両親と共にテキサスのヒューストンに移住し、この地でスケートを始めました。その後、京都に戻ってきたのです。
(演技中)
フ:3ルッツ/3トゥループ
フ:何というレイバックスピン!驚異的だわ!!
フ:3フリップ
フ:素晴らしい2アクセル
(演技終了)
ア:何というプログラム!
フ:何というプログラム!
ア:宮原知子、本当にファンタスティコだわ!
私達がシーズン初めから言っているように、このプログラムは最初から最後まで息をつく間がありません。ずっと躍動し続けている。本当に素晴らしいです。
フ:最初の頃、私達は個性とかキャラクターという点において何かが足りないと言っていたわね。でも、どうやらこの『何か』も手に入れつつあるようね。
ア:実際、彼女はこのファイナル前の記者会見でプログラムの芸術面を磨いてきたと言っていました。その効果は明らかね。
フ:全くその通りね。その効果がはっきり表れています。よりエネルギッシュでより音楽に関連したプログラムになりました。
東洋のスケーターがラテン系の音楽で滑るのは容易ではないと話していたのを覚えている?
彼女達の文化では馴染のない異質の音楽だから。
ア:まさにスケートアメリカの時にそういう話をしていたのよね。
フ:でも今では彼女はこのラテンのキャラクターを自分のものにすることが出来たと言わなければならないわね。
生き生きしていて、同時に自信に溢れ、決然としていて、美しい眼差しで誘惑する。すごく自信に溢れていた。
彼女もジャンプの回転に問題がありますから、テクニカルコントローラーがどう判定するか見てみましょう。
現時点ではフリップにエッジエラーが付いているわね。
これは単独ジャンプ。なので何点が減点されることになります。GOEが1.20マイナスになっています。でも今のところ、回転不足とダウングレードはないようなので、回転は全て認定されたようね。
ア:本当に役になり切っていたわね!最初のレイバックスピンのインパクトは強烈です。
フ:全くそうね。凄く柔軟性があってしなやかで、動きの柔らかさは驚異的です。
ア:さあ、得点を待ちます。
現在トップはラジオノワで69.43点です。
(得点表示)
ア:68.76
観客からブーイングが起こっています。
技術点は35.51、演技構成点が非常に低い、33.25です
演技構成点で今のところ一番低いのはアシュリー・ワーグナーで33.04ですが
キス&クライの彼らも(得点に)茫然としているようです。
この得点にブーイングが起こったのが皆さんにも聞こえましたか?
フ:私は個人的にこのプログラムがすごく気に入ったから、この得点は理解出来ないわ。
ア:演技構成点がすごく低いですね・・・
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☆知子ちゃんのファイアーダンス、今シーズンの女子のショートプログラムでは一番好きなプログラムです。
ラテン民族のマンマ達が知子ちゃんのフラメンコを認めましたね!
バルセロナの会場で見ていましたけれど、迫力のある生き生きした演技に鳥肌が立ちました。
演技終了後はスタンディングオーベーションだったので、得点が出た時、あまりの低さに観客席からどよめきが
私の席の横の2列を占めていたスペイン人のハビファン軍団もブーイングしていました。
ちなみに会場の外で知子ちゃんを見かけましたが、小柄で目が大きくてすごく可愛かった!(スペイン人のファンに囲まれてサイン攻めにあっていました!)