イタリア解説RaiSport版「2016NHK杯~羽生結弦SP」

マンマ解説でお馴染みのRaiSportチャンネルで今日放送されたNHK杯SPダイジェストから羽生結弦選手の演技の解説です。
アリアンナさんがいなくて残念でしたが、久々に元祖マンマ、フランカ・ビアンコ―ニさんが解説でした!

2016NHK_SP2

Elena Cさんが動画を上げてくれました!いつもありがとう!
Grazie Elena!

実況:ジョバンナ・カロッロ
解説:フランカ・ビアンコーニ

(田中刑事選手のキス&クライから)

ジ:彼、田中刑事にも観客が温かい拍手を送っていたわね
彼も自国で愛されている選手の一人だから

この後、このダイジェストの最後を締めくくる日本のスケート界の真のビッグネームには及ばないにしても

フ:ベストネームよ

ジ:私達に悪気はなかったけれど羽生結弦と比較するのは残酷だったわね

 

(羽生選手の演技前)

ジ:さあ、羽生結弦の番です

フ:自国のアイドル

ジ:会場が崩壊するわね

フ:当然よ
だって彼は日本の神話なんだから

ジ:プリンスの曲で作られたショートプログラム

フ:スケートカナダでは予定通りにジャンプが入らなかったけれど許容範囲よ

だって私達は彼を見守っているけれど、技術面、表現面の両方で彼は大幅にハードルを上げようとしているのだから

フ:4ループ

着氷は完璧じゃなかったけれど、何という入り方!

イーグルからよ!

フ:4サルコウ/3トゥループ! 簡単ね

フ:バックカウンターからの巨大な3アクセル

(演技終了後)

フ:先ほどは残酷な比較をしてしまって田中刑事には申し訳なかったけれど・・・
でもこの羽生結弦のプログラムは本当に圧巻だったわ

私の意見では完璧だった

技術的なことについてはあなたの解説を待たなければならないけれど、私はものすごく気に入ったわ

フ:間違いなくスケートカナダの時とは違って、本来のレベルの羽生が私達の前に戻ってきたわね。
でも結弦が少し低調なシーズンスタートを切るのは初めてではない。
だって彼にはギアを入れて、実験する時間が必要だから

でもシーズンが進むにつれて徐々に調子が上がってきて、ここではまさに彼の観客の前でこのプログラムを既に手中に収めつつあることを証明したわ。

独創的で美しいプログラム
彼がこれまで披露してきたプログラムとはかなり系統が異なるわね

美しいスピン

非常に野心的なジャンプ構成
4ループ、4サルコウのコンビネーション

これはショートだけで100点を超えるプログラムの一つ
間違いなく世界最高のショートプログラムの一つね

現時点でこのレベルに達することが出来るのは彼とハビエル・フェルナンデス、そしておそらくパトリック・チャンだけね

だからきっと刺激的なシーズンになるでしょうし、これらのショーを世界選手権で見られることは驚異的な体験になるでしょうね

ご覧頂いたように4ループは軸がずれていたにも拘わらず、修正して着氷することが出来た。

一方、4サルコウの回転軸は完璧
身長ほどの幅があるジャンプで、これ以上ないほど簡単に3トゥループを付けた

これは彼の必殺技、バックカウンターからの3アクセルと決めポーズ
特にこのジャンプの大きさと幅は衝撃的
モニターの映像ではよく分からないけれど、生で見ると、このジャンプはリンクの3分の1を占めていることを保証するわ。本当に巨大

これは振付の一部
間違いなく個性的なキャラクターで

ジ:そうね、彼はすごく遊んでいるわね

フ:私はすごく気に入ったわ
観客を引き込んで、彼と一緒に連れて行ってしまう演技

コンビネーションスピンは何の問題もなくレベル4

ジ:得点が出ましたけど

遥か超越した得点
演技構成点は46.54点
一番低い点がTransitionの9.04、最高がInterpretationの9.46
非常に高い得点

フ:全項目9点以上で、スコア表全体では10点が4個あります

ジ:技術点は57.36点でネイサン・チェンより10点近く高い得点です

得点が表示されました!

103.89点!

フ:でもまだ彼本来のレベルではないのよ
昨シーズンは110点を2度超えたわ。

バルセロナのファイナルで110.95
ボストン世界選手権で110.56

でもシーズン序盤で既にこの得点に近づいていると言わなければならないわね

ジ:先行きは明るいわね

フ:そう、先行きは明るいわ

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