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イタリア解説RaiSport版「2018ロステレコム杯~羽生結弦FS」

マンマ解説でお馴染みのRai Sportチャンネルの実況解説です
試合開始前、演技実況、総評から印象的な部分を抜粋します。

☆Elena Cさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena!💛

実況:アリアンナ・セコンディーニ(A)
解説:フランカ・ビアンコ―ニ(F)

<試合前>

A:男子フリーの行方は不明で、大きな疑問符が付いています。
というのも圧倒的大差でショートを制した羽生結弦が今朝の公式練習で負傷したからです。
公式練習中に4ループで転倒し、先シーズンと同じ右足首を怪我しました。
昨シーズン、彼はNHK杯の公式練習で右足首を痛め、ファイナルと全日本の欠場を余儀なくされました。そしてオリンピックで復帰し、圧倒的な強さで輝かしい勝利を収めました。
昨年と同じ部位ですから、心配は高まります。
彼はすぐに練習を切り上げました。
彼はモスクワに到着した後、試合前の記者会見で「唯一気を付けなければならないことは、昨年のグランプリのように怪我をしないよう、健康でいることです」と言っていたのに・・・
信じられません

F:彼は非常にほっそりしていますから、このような高難度ジャンプを跳ぶことには当然リスクがあります。

<羽生結弦FS>

A:さあ注目しなければなりません。
先ほど説明したように、彼は練習中に負傷しましたが、彼はこのグランプリ大会で何としても競技することを望みました。
エドウィン・マートンの楽曲
「ORIGIN」の旋律に乗せて滑ります。
彼のアイドルであるエフゲニー・プルシェンコの「ニジンスキーに捧ぐ」にオマージュを捧げるプログラムです。
エドウィン・マートンはオリンピックチャンピオンの演技を見るために、わざわざモスクワにやって来ました。

F:完璧な4サルコウ

F:同じように完璧な4トゥループ

F:4トゥループ/EU/3サルコウ(笑)
驚異的です!

F:あああ!!!3アクセルは着氷出来ません

(演技終了)
A:マンマ・ミーア
ブラビッシモ(ブラボーの最上級)でした

F:ブラビッシモ

A:当然のことながら構成を完全に変更しました
今朝の右足首の怪我の後で
でも皆さん・・・本当に彼に多大な敬意を

F:多大な敬意を
本当に多大な敬意を
彼は最後の2本の3アクセルだけをお皿に残しました
それどころか、彼はこんな状態でも最後の2本のジャンプを3アクセルしようとしたのです。
1本目は転倒し、2本目はシングルになってしまいました。
残念です
なぜならそこまでは素晴らしいプログラムだったからです。
いつも通りの素晴らしい2本の4回転ジャンプ
美しい存在感
美しいスピン

A:タラソワがこのようなハイレベルなチャンピオンを称えるために立ち上がって拍手しています。
タラソワというこの競技の大スターが多大な称賛の念を示しています。

F:彼は戦ったと言わなければなりません
本当に戦い抜きました。
どれほどの痛みがあったのか分かりません

A:このような怪我を負うと頭も混乱します

F:いずれにしても多くのことを披露しました

A:当然のことながら、ブライアン・オーサーは「本当に君が誇らしい」と言いました。
右足首を負傷して競技し、このプログラムを滑ることがどれほどのことなのか
それどころか医者達はフリープログラムを棄権するよう勧めました。
ですから、彼はあらゆるアドバイスに逆らって演技したのです。

F:今大会、練習や様々なところから入って来るレポートを見ると、彼は本当に絶好調でした。
ですから怪我にも拘わらず、前半に2本のクワドを決めることが出来たのでしょう。
経験を生かしてゲームしたのです。
おそらく、彼は最後の2本の3アクセルも成功させたかったのでしょうが、そうはいきまでした。
それでも、(他の選手より)10段階ぐらい優れたプログラムでした。

A:それに彼はショートで110.53点を出しています
2位のクビテラシビリは89.94点です。
だから、おそらくリンクに降りただけでも勝てていたでしょう。

F:そうね(笑)
多かれ少なかれそうだったわね(爆笑)

A:彼はチャンピオン
本当に頭脳のチャンピオンです
このような足首の状態で競技出来るなんて本当に途方もないことです
このプログラムは本当にどんどん進化しています。
どこまで行くのか見ていきましょう

F:(転倒した3アクセルは)救うことが出来ませんでした。
きっと脚が踏ん張れなかったのでしょう。
スピンもとても美しかったですし、最後のスピンで締めくくるフィナーレも美しかったです。
どんどんクレッシェンドしていくコレオシークエンスは本当に観客を引き込みました。
ジャッジ達はこのコレオを高い得点で称えました。

A:I’m sorryと言っているわ・・・
Sorryなんて言わないで・・・
彼は本当にファンタスティコなプログラムを滑り切りました。
怪我の問題にも関わらず
でも彼は謝っています。
なぜなら彼は本当に「氷上の完璧」に慣れているからです

F:彼は満足していません

A:そうね、満足していません
でもこのような怪我にも拘わらず、本当に並外れていました。
彼はプルシェンコのためにこのプログラムを選びました。
なぜなら彼をフィギュアスケートの虜にさせたプログラムの一つだからです。
ですから彼は本当の意味でこのプログラムを偉大なジェーニャ・プルシェンコに捧げたのです。
満員のこのアリーナでは、観客全員が彼のためにここにいます。
ではオリンピックチャンピオンの得点を見てみましょう。
彼はがっかりしています。
当然、ミスがありましたから

F:勿論、彼がしばしばやってのけるワールドレコードの演技ではありません。
いずれにしてもハイレベルな演技でした。

A:技術点78.25点、演技構成点は90.64で167.89点です。
思いがけず高い演技構成点が出ました。
当然転倒の減点1があります
トータルは278.42点
結弦も驚いています
途方もない偉業を達成したことに
演技構成点は当然のことながらスケーティングスキルが9.25

F:高い演技構成点が出ましたが、正しい評価です。
なぜならルールでは(転倒があった場合)9.50点以上を出してはいけないことになっていますが、9.5点は見当たりません。
ですから正しい評価だと思います。

<クビテラシビリ選手のK&C~総評>

A:怪我を負っていても羽生結弦は誰も寄せ付けもしませんでした。
怪我を負っても278.42点
ですからオリンピックチャンピオンは何の問題もなく今シーズンのグランプリ大会で2勝目を上げました。
友野一希にとって嬉しい3位。
偉大なチャンピオン、羽生が優勝した大会で表彰台に一緒に上がれたことは若い日本人にとって大きな結果となるでしょう。

結弦を心配そうに見つめるオーサーが映っています。
結弦と彼のスタッフがバンクーバーに向けてどのような決断をするのか、見守らなければなりません。

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☆ロステレのOriginは見るたびに感動して涙を込み上げてきます。
ヘルシンキ版も素晴らしかったけれど、ロステレ版は激しく、美しく、切なく、何かが憑依したような魂を揺すぶられる演技でした。

エドウィン・マートンはやはり羽生君の演技を見るためにモスクワに来たんですね。
生Originの感動をインスタグラムにアップして下さっています。

 

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Bravo Yuzu!!!!Amazing picture together today!!great performance In Moscow to Art On Ice and Magic Stradivarius!!! #yuzuruhanyu #edvinmarton

Edvin Martonさん(@edvinmarton)がシェアした投稿 –


エキシのフィナーレは彼のヴァイオリン生演奏とのコラボだったので、これもロシアの大会運営側による羽生君のための粋な計らいだったのかな~と思ったらとても悲しくなりました・・・
ロシアが大好きな羽生君を愛するロシア・・・感動的な両想い:awww:

プルシェンコファミリーからのこのメッセージも泣けます😭

 

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Message from Plushenko family, to Yuzuru san 💪🏻❤️🇷🇺🇯🇵

Евгений Плющенкоさん(@plushenkoofficial)がシェアした投稿 –

今回はおあずけになってしまったけれど、プル様とエドウィン・マートンにビールマンスピンも入れたOrigin完成版を披露出来る日が必ず来るはずです。
だからその日のために、しっかり足首を治療して下さいね。
痛みが引き、リンクに戻れる日が1日も早く訪れることを心から祈っています。

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち