「ソチオリンピック男子シングル」フォーラムの当時のコメントです。
「羽生結弦」フォーラムにもソチ当時のコメントがあるはずですが、何しろ現在440ページを超えていて、一体どの当たりにあるのか皆目見当がつかないので、こちらのフォーラムから羽生選手関係のコメントを中心に印象的なコメントをピックアップしました。
管理人は羽生結弦フォーラムと同じブルー・ファイヤー(蒼い炎)さんで、羽生結弦フォーラムの人も何人か参加していますが、基本的に全く違うメンバーです(おそらく全般的なスケートファンの皆さん)。
ユヅリーテに冒されていない『健康な』イタリアのスケートファンが羽生選手のソチ金メダルを当時どう捉えていたのかが分かって興味深いです。
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ソチオリンピック男子フォーラムより
(まずは公式練習とショートから)
2月5日
「プルシー(プルシェンコ)とユヅはメインリンクで同じグループで練習しているわ!!!(写真ではユヅは笑っているわね。嬉しそう・・・)」
2月11日
「エルヴィス・ストイコ(3度世界王者になったカナダの元選手)とエヴァン・ライサチェク(2010年バンクーバー五輪の金メダリスト)は羽生結弦が金メダルだと予想している」
2月12日
「ユヅには驚かされっぱなし(笑)・・・
緊張や精神的な面でオリンピックにどう立ち向かっているかと言うことに関してだけれど、全く不安がないように見えるわ」(笑)
「信じてもらえないかもしれないけれど、私は明日のことでもう緊張してる!!!
羽生結弦フォーラムに投稿された記事によれば、オーサーは全日本での途方もない緊張を処理することが出来たユヅにとって、オリンピックはずっと簡単なはずだ、と言っていたらしい・・・」
「ユヅはナーバスになっているか、あるいはオリンピックで滑るプレッシャーを感じているか、というメディアの質問に緊張は全く感じていないと答えたのよ。それに理由は分からないけれど12月に比べてジャンプがずっと簡単に跳べるようになったと言っていたそうよ!!!」
2月13日
(羽生選手とフェルナンデス選手が公式練習中、笑顔でふざけている写真を見て)
「何か足りないと思っていたら・・これよ!!フラテッリーニ(可愛い兄弟と言う意味)よ!!このフォーラムに立ち寄ったフィギュアスケートにあまり詳しくない人のために説明するけれど、私は日本のユヅル・ハニューとスペインのハビエル・フェルナンデスをフラテッリーニと呼んでいるの。彼らはトロントのブライアン・オーサー・コーチの元で一緒に練習していて、とても仲がいいのよ。オーサーが3歳年上のハビエルはユヅルを弟のように可愛がっていると言うほどね。それで私は彼らを可愛い兄弟と呼んでいるの」
「ブルー、日本人のジャッジはいないの???」
「いないみたいね・・・
仕方ないわ。でもユヅがいつも通り滑れば何の問題もないわ・・・」
「ああ、ドキドキしてきた
頑張って、プルシー!!!」
「えええっ!!プルが背中を抑えて深刻な顔をしているわ(涙)
棄権!!!!!!」
「NOOOOOOOOOO!!!プルシーが棄権・・・可哀想に、無理なのよ・・・きっと背中がすごく痛むんだと思うわ!!!
彼のスケートのスタイルは特に好きではないけれど、彼を尊敬しているし、これまでに成し遂げたことは称賛している。本当に本当に残念だわ!!!」
「リンクに降りた時から変だと思ったわ・・・背中を抑えて辛そうな顔をしていた」(涙)
「
ウォームアップのトリプルアクセルが原因とは思わないわ・・・ここ数日の練習中に起こったんだと思う」
「プルシー:あなたは永遠に私達のチャンピョンよ!!!」
「ガンバレ、ユヅクン!!!」
「圧巻の神演技!!!!!!!!!!!」
「SIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!!」(イタリア語のYes)
「ワオ!!!!!何て偉大なの!!!!!!!!
途方もなくすごいわあああああ!!!!!」
「100点台が見たい!!
このプログラムにはその価値があるはずよ!あるはずよ!あるはずよ!!!」
「ブラヴィッシモ(ブラーヴォの最上級)ユヅ・・・驚異的なジャンプ!!」
「プーよ!!!プーがいるわ!!!
史上最高得点!!!!!!!」
「101.45 !!!!!!!!!!!!!!!
さようなら、パトリック」(笑)
「マンマ・ミーアアアアアア!!!
101.45!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ユヅがキス&クライから氷上のハビに拍手を送っている」
「ユヅは偉大よ!!!そしてスポーツマンシップに溢れている。ハビエルは彼のリンクメイトなのよ!!!」
「ユヅル・ハニューの演技を見たけれど・・・途方もなく素晴らしかったね!!!
でも今滑っている人(ごめん、名前を知らない)もエッジワークが信じられないほど巧みだね。あんな姿勢でバランスを取るなんて、僕には生まれ変わっても無理だよ」
「パトリック・チャン?(今、製氷中でリプレイを見せている)・・・グレーと黒のシャツの人?
パトリック・チャンは3Aのミス(ステップアウト)で4点差でユヅの次よ!!!
ユヅは神だった!!!!!!!」
「そう、彼だね。それにしてもフィギュアスケートの試合をちょうど見れてラッキーだった。驚異的な世界新記録だった!!!」
「パトリックは圧倒的なエッジワークと動作のコントロール力で有名なのよ。私は・・・スケーターとしては好きじゃないけれど、素晴らしい演技だったことは認めなくちゃならないわね。
そうよ、ユヅ(私はいつも彼をこう呼んでるの)は自分の持つ世界最高得点を1.61点更新したのよ」
「マンマ・ミーア、ユヅ!!!私は大満足よ!!!何と言う試合!」
「明日に向けて4点差というのは最高のスタートだと思うわ。
明日の滑走順はいつ分かるの?」
「チャンの前と後だとどちらが有利だと思う?私は前のほうがいいと思う。
いずれにしても4点というのは点差としては手固いわね・・・そうでしょう?」
「プルシーに何かあったの?僕は見てなくて何も知らないんだけど」
「プルシーは6分間練習中にジャンプ(3Aのはずが2Aになった)の着氷の仕方が悪くて背中を痛めたのよ。もう一度滑ろうと試みたけれど、ミーシンと相談して棄権を決意したの」
「ノーーーーーー!!!!!今スカイ放送で聞いた・・・残念だよ
皇帝と彼の偉大なキャリアに敬意を捧げる。今日の結果を見ると銅メダルには届きそうだったのに・・・
本当に残念だし・・・悲しいよ」
「ユヅとパトリックの得点を見ると金銀は難しかったわね。銅メダルは間違いなく射程距離だった!!!」
「Raiのダイジェストを見たわ・・・何て素晴らしいユヅ!完璧だわ
得点に相応しい、いえそれ以上の演技だった。何といファイト、何という表現!!ブラーヴォ!!!
後はパトリックの演技しか映さなかったわね・・・悪くないわ、悪くない・・・ジャンプのミスが残念だったけれど、今日のショートは良く滑っていた。
パトリックは(表現もだけれど)上半身が好きじゃないわ・・・胸部と腕が硬過ぎる」
「これはショートプログラムの史上最高得点101.45点(その前の世界最高得点はユヅル自身が出した99.84点だった)を叩き出した羽生結弦(日本)のプログラムです。ユヅルは新しい採点システムになってから(2005年以降)、100点の壁を越えた最初のスケーターになった。彼はそれをたった19歳で成し遂げた!!!(このフォーラムを好奇心で覗いた人のために説明しています)」
「ユヅは途方もなかった。氷上での存在感、まるで大ベテランのような自信に溢れていた。そして彼がいつか到達するだろうと、そして彼に一番相応しいと私達がいつも言っていたポジションに立った。
パトリックはいい演技だったけれど、いつものように3Aのミスで何点か失った・・・いずれにしても私は彼の上半身の硬さやいつも同じ顔の表情(目を開けているか、閉じているかの違いしかない)が好きになれない」
「さあ、リラックスしてハーブティーを飲むとしましょう!!!今日は本当にこれが必要だった・・・そして手を合わせて祈るわ。ユヅは無敵に見えた。彼が望むようにパトリックを寄せ付けずにリードを守れるはずよ」
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☆ そういえばショートにはイタリアのパーキンソン選手も出ていたと思うのですが、完全にスルー(いや、衣装と選曲を酷評するコメントがひとつだけあったかな?)。ミーシャとかジェレミーとかフランスのアモディオやジュベールは応援しているのに・・・(勿論、日本の大輔さんや町田君も応援してくれていました)
それからパトリックも上半身が固い、顔の表情がいつも同じ、何も伝わってこない、と気の毒なほど不人気・・・私はパトリックの演技もちょっとビッグマウスでおちゃめな人柄も好きなんですけれど、その挑発的でビッグマウスな発言がまたイタリアのスケートファン達の怒りを買っているようで・・・裏表がなくて言いたいことを言うのがパトリックの魅力なのよ~!!!