2月6日がソチ団体戦男子SPの羽生君五輪デビュー一周年記念日ということで、五輪の思い出話で盛り上がっています。
その中で印象的なコメントをいくつか:
「あっという間に1年たってしまったわね。オリンピックからちょうど1年なんだと思うと悲しみに襲われる。だって結弦の奇跡を見られるのはあとたった3年なのよ(号泣)!!!
先シーズン、ユヅは既に歴史を作ったわ。GPF、オリンピック、世界選手権の夢の三冠!!!マンマ・ミーア、まるで昨日のことのようだわ。心臓をバクバクさせながらユヅの最終結果を待っていたことを思い出すわ。涙・・・そしてユヅの名前の横に1という順位を見た瞬間、絶叫し、雄たけびを上げながら椅子から飛び上がったわ!あの試合の一つ一つの瞬間を今もはっきりと覚えている。素晴らしかった!!」
「オリンピックの後、大勢の人が彼を発見して、このユヅと言う名のハリケーンに夢中になったのよ。私達のホログラムの催眠にかからない(魅力に抗える)人なんて、まあいないでしょうね。
あと3年、そしてきっと引退してしまうのね。でも一番心配なのはこの凄まじいペースに私達の心臓が持つかどうか」
2015年2月14日のコメントより
<ソチ金メダル1周年>
「オリンピックのフリープログラムと表彰式の動画をもう一度見ていたら多くの思い出と感動が蘇ってきたわ。
試合中、まるで自分がリンクに出なくちゃならないみたいに心臓がバクバク鼓動していた。最終結果を待って・・・そして喜びのあまり叫んだわ「イエエエエエエス!!!」って
そしたら家族がみんなテレビに近寄ってきて「私達が勝ったの?」と訊いてきて、私は飛び跳ねながら叫んだの。
「そうよ!!やったのよ!!」って
それでユヅが映し出されたら皆が抗議したわ「なんだ、イタリア人じゃないじゃない!!」
私は眩いばかりの微笑を浮かべて答えたの「そう、日本人よ!!!」
あの時はまだみんな(フォーラムのメンバー)を知らなかったから、自分は日本を応援する唯一「変な」イタリア人だと思っていた。
あれから1年たった今、当時は誰とも共有できなかった感動を共に分かち合えるみんな、私と同じように「変な」人達と知り合うことが出来た。
愛国精神がないとコメントする人もいるかもしれないわね。
私はいつもイタリア人を応援しているけれど、鳥肌が立つような、心が揺さぶられる何かに出会った時、言葉では説明できない別次元の大きな感動を感じた時、愛国心は関係ない、その先の次元に行ってしまう。
でもここではみんな私と同じ考えだと分かったら、今では他の人が変に見える」
「時間が経つのが早過ぎるわ!!なんて美しい思い出。でもユヅとカロリーナのことが心配で心配でならなかった2週間でもあった。
いつも愛国心だけに従うべきじゃないという意見に私も同感!!それに、イタリアは応援したいけれど、パーキンソンを応援するのは無理・・・」
「そうね、あっという間に1年がたってしまったけれど、あの感動は今も覚えている。
みんなと違うのは、ユヅの勝利は勿論嬉しいけれど、パトリック・チャンを倒せるだろうという彼のポテンシャルを疑ってみたことは一度もなかったわ。
外国の選手を応援することについては・・・外国人スケーターがお気に入りのイタリア人に対するちょっと辛辣なコメントをネットで読んだことがあるけれど、その幾つかはイタリア人スケーターが自分達で書き込んだコメントなのよ。
フィギュアスケートは他のスポーツとは違うわ。数字では計れない、言葉では描写出来ない芸術的部分があって、ハートや胸に響く何人かのアスリートとそうなじゃないアスリートがいる。イタリア人とか外国崇拝者とかはあまり関係ない。私もイタリアの選手を応援しているし、彼らの順位が上がったり、メダルを獲ったりしたら心からおめでとうと思う。でもテッサ&モイアからは特別な感覚が伝わってくるのにアンナ&ルーカからは感じない・・・これはどうしようもないわ。
心を射抜かれてクリニックに入院するのは重症だけれど、同時に素晴らしいことよ。だってこのクリニックはとても居心地がいいもの!!」
「その通り!イタリアの選手でも好きじゃないものは好きじゃない・・・で、ユヅはまさに電撃的な一目惚れだった!!心配なのは時間が経つにつれてどんどん悪化しているということ(見方を変えればどんどん良くなってるってことかしら)」
「ユヅリーテ(注*)は間違いなく短期間であっという間に悪化する変性疾患ね!!!幸運なことに私達は高度な専門クリニックに入院しているけれど!!!」
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(注*)ユヅリーテ(Yuzulite)とはこのフォーラムのメンバー全員が患っている病気(ユヅ病みたいな)。
読めば読むほど私と全く同じ症状・・・私、ユヅリーテだったんですね・・・
不治の病なのかな?
困ったことに世界中でユヅリーテ患者が増え続けているようで、いまやエボラ出血熱並みの猛威を振るっています!
恐るべしユヅリーテ・・・・
それにしてもパーキンソン選手・・・ちょっと可哀想ですね。
男子ショート後の記事でも「パーキンソンはいつものことだが独りよがりな演技で空回りした挙句、自爆した。予想はしていたけれど、こうなる前に回りの人間が何とかするべきだった」と散々な言われようでした!!
イタリアメディアは素晴らしいと修辞の限りを尽くして褒め称えますが、ダメだと容赦なく酷評します!