バルセロナGPFのユヅリーテの皆さんの感想です。
今回はイタリアに残ってテレビ観戦していた皆さんのコメントが中心
いわば前菜です
「チャオ、みんな!えっと~
110点
もう何を言ったらいいのか!!!」
「何度も言うけれど、彼は天才、ただそれだけよ。母国から離れ、血のにじむような努力をしている。時には『どうしてここまでしなくちゃならないんだ』と自問自答することがあるかもしれない。でも彼は天才で生まれるべくして生まれたのよ。それを否定したり、過小評価したりしても無駄よ。あるいは『彼は超常現象』と言ってみる?
彼はまさに別格で別次元。別のカテゴリーに属している。他の選手達も才能、それも多大な才能のあるスケーター達だわ(じゃないとこの試合に出場出来ないでしょう)
でもユヅは天才。アインシュタインやダ・ヴィンチのような」
「言葉がないわ
この男の子には、常軌を逸した技術と氷上における驚異的な品格を兼ね備えている。
正直、現時点では他の選手とは別次元。まさに目の保養」
「ショートはまるで妄想のような完成度さ。完璧なジャンプだけでなく、それを彩る全てが。NHK杯の歴代最高点の後、ユヅが少し燃え尽きているんじゃないかと思っていた、あるいは期待していた人がいたとしたら、とんでもない誤算だったわね。
阿修羅モード・・・世界が彼にひれ伏した。
PS. バルセロナにいる私達の仲間は全員、あるいはほぼ全員が緊張型分裂症になっているでしょうね。今頃、ピクピク痙攣しながら椅子でのけぞっているはずよ!!!!
みんな、頑張って!」
「私は男子のフリープログラムの前に、『フォーラムの仲間達が椅子にしがみついて震えている姿を想像してみて』とコメントしたわ。そして彼女達が歓喜のあまり半狂乱になり絶叫しながら飛び跳ねている姿を想像した。
彼女達は、その感動を適切な言葉で表現することが出来るかしら?
本当に良かったわね。
素晴しい試合だった。そして『月に向かう打上げロケット』モードのユヅルを鑑賞することが出来た。
ユヅルはただただ驚異的だった・・・滑る彼を見ながら『彼に一体何が起こったの?何故これほどまで決然としていられるの?』と問いかけたわ。
つまり・・・ファンタスティコだった。
一つ一つのステップ、動作が全て音楽と同調していた。彼は途方もない自信と表現だった。
鳥肌ものだった!!!
太鼓の音に合わせて一歩一歩進んでいくあのステップといったら!!!
最後のコレオシークエンスでは息が止まってしまった!!!
才能と天才的な独創性。キス&クライでは泣いていたわね・・・インタビューで英語に四苦八苦する彼は可愛いわね
彼にひれ伏したハビはいい人過ぎる。二人の友情は本当に素晴らしいわ」
「ユヅは多くのコメントを必要としない。SEIMEIはNHK杯より更に素晴らしかった。私が言っているのはその途方もない技術についてではないわ。
高難度レベルに到達した現在のフィギュアスケートで可能な現在最高の表現だった。彼が他の選手と違うのは、そんな高難度プログラムを滑りながら表現することが出来る。昔のフィギュアスケートとは根本的に違うから、比較するのは不可能だわ」
「チャオ
ようやく意識を取り戻したところよ!一日中、緊張性分裂病の悩まされていた・・・人々が私に向かって話す内容が全て無意味に思えた。私はただ幸せで、私のユヅリアーノ世界で朦朧としながら、私が見たことを思い返していた!!!
昨日の晩は、清明の夢を見たわ・・・
バルセロナにいる私達の仲間が覚えた感動は想像も出来ないわ・・・何よりも(現地に行けなかった)私が何を逃したか考えたくない!!!
でも、私は幸せよ。バルセロナには行けなかったけれど、多くの哀れな人間がこの競技の夢のような素晴らしさを知らない中で、私は銀河レベルのスペクタクルを満喫できたのだから!!!
「今、バルセロナから帰ってきたところよ。
まだ完全に錯乱状態で、この症状は当分続くと思うわ。あるいはもう回復することはないかもしれないわね!
皆ありがとう!
何よりもユヅ、ありがとう!
どうもありがとうございます」←☆このように平仮名で書き込んでいました
「ロテッレエエエエエ!!!
おかえりなさい!!!!さあ、話して、話して!!!
羨まし過ぎる!!!」
「正直、どこから始めたらいいのか分からないのよ。
後日、整理して書きたいと思っているけれど、今言えることは、私の想像を遥かに超えて、ただただ途方もなかったと言うことだけよ」
「チャオオオオオ
ただいま!!!
現実の世界に戻ってきたわ!!
今の私はこうよ!!
ブライアンが言ったように、I have no words・・・でも数日中に私が見たこと、私の感動を書くわね。
ただ言えることは生で観るショパン、SEIMEI、そして何よりレクイエムは言葉では説明できない・・・テレビとは全く比べものにならなかった!!!」
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☆今回、現地観戦に一緒に行ったのは、ブルーさん、ディディさん、スピッチーネさんと妹さん、プルーメさん、ラブリーさん、ジュルシーさんとお母さんでした(実はロテッレさんも私達とは別で来ていて、フリーの日に偶然遭遇しました。そのエビソードは追ってご紹介します)。
皆、知的でユーモラスで温かい素敵な人達でした。
私は席が離れていたので、観戦は別でしたけれど、宿泊場所が同じだったので、早朝まで皆で語り合ったり、DVD『覚醒の時』を一緒に見たり
私は朝からガウディ巡りをしていたので、平均睡眠時間5時間のハードスケジュールでしたが、濃密な夢のような5日間だった!
姉御肌のディディさんが有能な諜報員スピッチーネさんと共に宿泊施設の手配からチケット購入に関する迅速な情報、現地の交通機関の調査から観光名所のピックアップまで、企画段階から私達みんなをサポートしてくれました。
中心街の便利なロケーションにありながら、試合会場まで地下鉄で簡単にアクセス出来る宿泊場所をチケット発売の数か月前に抑えておいてくれたおかげで、試合の合間にバルセロナ観光を存分に満喫することが出来ました。
チケットに関しては、発売前からディディさんとスピッチーネさんが昨年の試合の動画を何本もチェックし、テレビカメラのクレーンとか階段の手すりとか、視界を遮る障害物の位置を書き込んだ座席の見取り図まで作成するほどの気合いの入りよう!
チケット発売日時をいち早くキャッチして教えてくれたおかげで、いい席をゲットすることが出来ました。
彼女達には心からありがとうと言いたいです!
Grazie di cuore, Diddi, Spiccine!!