平昌オリンピックのその日のハイライトを紹介する番組Notte Bianca(白夜=徹夜という意味)の17日夜の放送から
出演者
司会
アレッサンドロ・アクトン(A)
エリーザ・ディ・チランチスカ(E)(フェンシング五輪金メダリスト)
ゲスト
マッシミリアーノ・アンベージ(M)
フルヴィオ・ヴァルブーザ(F)(クロスカントリー選手)
マルコ・アルバレッロ(クロスカントリー選手)
(番組冒頭に羽生君の演技映像)
E:なんて美しいのかしら・・・マンマミーア!!!
☆うっとり眺める美人金メダリストのエリーザさん
E:ずっと見ていたいわ・・・
軽やかで・・・まるでクラシックバレエのダンサーね
彼の演技には恍惚とさせられる・・・そうでしょうマックス?
M:彼が氷上で行うことは途方もない
彼を見たら・・・
重要なのは獲得したタイトルの数々ではない
重要なのは彼が実施することの出来る内容だ
彼が各エレメントに持ち込むクオリティ
彼は特別な唯一無比のスケーターだ
彼は万全ではないコンディションでこのオリンピックにやってきた
彼は自分がこだわっていた幾つかのジャンプを断念せざると得なかった
彼は当初、オリンピックで4種類の4回転ジャンプを跳びたかった
でも身体がそれを許さなかったから、4ループ(彼が史上初の成功者になったジャンプ)と4ルッツを跳ばずに金メダルを獲得した
ただただレジェンド
A:確か彼は1種類を除く全種類の4回転ジャンプが跳べるんだっけ?
M:その通り。彼が跳んでいないのは4フリップだけだ
4アクセルはサイエンスファンタジーのジャンプだ
でも彼は練習では跳んでいる
僕が現在、ジャンパーと定義している選手はフリープログラムで史上初めて6本の4回転ジャンプを着氷した
技術のレベルは過剰なまでに上昇した
正直、2018年にこれまでの記録を打ち破るこれほどの4回転バトルに立ち会うことになるなんて、正直僕達ですら想像していなかった
でも最後に勝つのは誰か?
ただのジャンパーではない
技術的全能と卓越した芸術性を兼ね備えた選手だ
それが羽生だ
僕達が「惑星ハニューにようこそ、住人はただ一人、彼だ!」と言う理由は彼がエレメンツを実施しながら氷上に持ち込むクオリティは究極難度で唯一無比だからだ
A:二大会連続オリンピックタイトルを勝ち取ったことを確信して歓びを爆発させている
A:あの宙を飛び交っている物体は何?
M:全てだ
一言でいうと羽生のエンブレムが飛び交っている
プーと呼ばれるぬいぐるみだ
彼が試合に出る時はいつでもリンクに、僕が思うに200から300個のプーがリンクに投げ込まれる
A:つまりこれらのぬいぐるみは全部「ウィニー・ザ・プー」なんだね???
(爆笑するゲスト達)
M:試合終了後、カートで運び出されたプーを彼は寄贈している
E:素敵な話ね~
M:何しろ彼は伝説の人物だから
フィギュアスケート界のショーン・ホワイトと言ったら分かってもらえるだろう
A:でもマックス、彼はプーぐらい雲の上の人だよね
こういう人物は
(羽生君の輝かしい戦歴)
F:彼ほどの選手になると、意志というか彼が他者に見せたいと思っていることがにじみ出るというか、外に現れて見えるからね
だからこそ、彼がこれほど・・・超越しているんだろうね
M:彼は見るものを虜にする
一度彼のフィギュアスケートの中に引き込まれたら、もう二度と抜け出せない
ずっと魔法をかけられたままになってしまう・・・
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☆司会のアレッサンドロさんの「あの飛び交ってる物体は何?」には笑いました!
「一度彼のフィギュアスケートの中に引き込まれたら、もう二度と抜け出せない
ずっと魔法をかけられたままになってしまう・・・」
↑これ、ご自身の体験ですね
分かります!よく分かりますよ~