過去の映像から
☆エレナさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena!💛
実況:マッシミリアーノ・アンベージ(M)
解説:アンジェロ・ドルフィーニ(A)
M:現在の日本男子の強さを言い表す形容詞はもはや尽きてしまった。
理論上、ショートプログラム最強の、少なくとも最も高い得点を握っているスケーターの演技を見よう
今シーズン、既に2度も90点の大台を超えている
これはエクセレンスの大台ではない、サイエンスファンタジーの大台だ
A:ハハハ、そうだね
史上、90点を超えた選手は片手で数えられるほどしかいないからね。
彼はその一人だ
シーズンベストが物語っている
M:95.32点は1か月の間に更新した2度目の世界最高得点だ
A:4トゥループ(笑)
歯を食いしばって堪えた
A:3アクセル
A:3ルッツ-3トゥループ
転倒した
3ルッツの着氷がまずかった
M:ベストの羽生じゃなかったね
成功した3アクセルもいつもほど流れのある着氷ではなかった。
A:今シーズンの羽生のショートでは一番よくなかったと言うのは簡単だね(笑)
短期間の間に2度も世界最高得点を更新したから、更にそれを上回ることは簡単なことではない。
コンビネーションのミスが痛かったけれど、他の部分は良かったから、コンビネーションさえ決まっていたら90点を超えていただろう。
4トゥループは堪えた。3アクセルはいつものように+3ではないかもしれないけれど、素晴らしい出来だった。
いずれにしても依然として非常に競争力のあるプログラムだ。
なぜなら彼はおそらくスピンでもクオリティ、スピード、難しいポジションが可能という点において現在の男子シングルにおける絶対的ナンバーワンだからだ。
そして特に今日のショートはトランジションが非常に豊かだった。
3アクセルは確かにいつもほど流れのある着氷じゃなかったけれど、非常に難しいステップから跳んでいる
ただミスはあった。これはどうしようもない
だからまだチャンが滑っていないけれど、高橋が一時的に首位に立つだろう。
(4トゥループのリプレイ)
M:ここでは凄いスピードで逃げ去ったね(次の動きに入ったね)
A:驚異的だ
他のスケーターなら誰であっても転倒していただろう。
膝をどんな風に屈曲したか見た?
驚異的だ
フリーレッグを付かずに踏みとどまることが出来た。
この膝の屈曲はファンタスティコだ
日本の他の多くの選手達もそうだけれど、でもこんな芸当が可能なのは彼らだけだ
M:一番大きなミスは3ルッツだった。
軸がやや傾いていたから3トゥループが上手く付けられず、転倒に繋がってしまった。
でも回転はOKに見えた
A:3トゥループの回転?
見直してみたいね。僕は少し疑問を抱いた
かなりバランスを崩して着氷したからね
もう一度見たかったけれど、リプレイでは映らなかった。
もし回転不足、あるいは万が一DGと判定されれば、得点は変わってくる
M:いずれにしても約10点のエレメンツが-3になるわけだから得点と言う点において大きな損失だ
GOEは-3だからね
A:だからこのプログラムで90点を超えるのは難しいだろう
でもこれが全日本や世界選手権じゃなくてよかった
M:PCSにどれぐらい響くか興味がある
A:彼はこれまでPCSでも非常に高い得点を獲得していたからね
あああ87.17は彼とっては低い得点だ
M:いずれにしても小塚は上回る
A:僕は3トゥループが回転不足だったんだと思う。
プロトコルを見てみたいね
いずれにしてもミスがあっても87点だ
M:このことは彼のポテンシャルをあますところなく証明している
本来ならまだジュニアの年齢なのに
A:そう、この少年は非常に若い
ただただ絶大な才能
(最後の上位選手ハイライト)
A:羽生はいつになく苦戦したけれど、シーズン中に披露した途方もないプログラムを繰り返すのは簡単なことではなかった。
いずれにしても非常に価値の高いプログラム
非常に難しいステップから3アクセルを綺麗に決めた。
コンビネーションで大きなミスがあったけれど、この少年のパフォーマンスの安定感と多彩さは何一つ失われなかった。何度も繰り返すけれど、彼はまだ非常に年若い少年だ
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