過去の映像から
ソチシーズン、2014年の世界選手権エキシビションから
オープニングとフィナーレの映像です
(翻訳は主に羽生君部分の抜粋です)
<オープニング>
Elena Cさんの動画です
貴重な動画をいつもありがとう!Grazie mille!
実況:マッシミリアーノ・アンベージ
解説:アンジェロ・ドルフィーニ
(冒頭)
マ:次々にタイトルが決まった埼玉での世界選手権も、もうエキシビションの時間になった
この長いシーズンを飾る最後の大会、シニアの一級試合としてはスケートアメリカから始まった、それどころかその前のネーベルホルン杯で開幕した五輪シーズンはここ、日本で、浅田真央に3度目の世界タイトルをもたらした女子フリーをもって幕を閉じた。
ア:彼女はもはやフィギュアスケート史に残る、自国の偉大なスターだ。ようやく日本開催の世界選手権で優勝することが出来た。
(中略)
6.33頃から
マ:これはアイスダンスとペアのカップルと、本職でないことに挑戦しているベルネル(笑)
ア:しかも特例のパートナー、ユリア・リプニツカヤと(笑)
マ:ユリアは新しいルックだね
ア:髪を下ろしている
マ:彼女はペアの女子選手としてはほぼ完璧だろう
ア:全くだ(笑)
ポテンシャルはかなり高いね
ソロジャンプで彼女について行けるパートナーを見つけなくちゃならない。
そうしたら素晴らしいペアが出来上がるだろう
マ:ルッツかフリップを完璧に跳べるロシア男子を見つけるのは難しい?
ア:そんなことはないと思う
それに身体的にもかなり適しているだろう
リフト向きの体型だ
マ:実現したら3ルッツ/3トゥループのパラレル・ソロジャンプが見られることになるね
ア:その可能性は否定しないよ(笑)
ユリアのこのエレメントの成功率はかなり高いからね
(羽生君と真央ちゃん登場)
マ:このカップルを見てよ
ア:(笑)彼らはまさにホームのアイドルだ
世界チャンピオンの浅田真央、そして世界チャンピオンに加え、もっと重要な金メダルを手に入れた羽生結弦
マ:(この2人で出来る技は)無数に思い浮かぶけれど、浅田真央は3アクセルのスロージャンプをやるべきじゃないね、だって彼はクワドを試そうとするだろうから
ア:ハハハ
マ:僕が思うにクワドアクセルに挑戦してみようかな~と思える者がいるとしたら彼だ
ア:羽生のアクセルはそのナチュラルさ、美しさにおいて驚異的だ
間違いなくこれまでに見たことがない、最高の3アクセルのひとつだ
マ:知ってる?僕は彼が止まった状態から(3アクセルを)跳ぶのを見たよ
ア:知ってる。その通りだ
マ:一体どうやっているんだ?
ア:・・・その質問には答えることが出来ないよ
彼はスピードがほとんどない状態からでも前代未聞のことをやってのける
筋肉の協調が傑出している
驚異的な反応能力だ
そしてこの世界選手権では何か卓越したものを披露した。
僕が覚えている限り、試合でベストの出来の一つに数えられる4サルコウを決めた。
かなり綺麗に着氷した。
勿論、他の4サルコウに比べると堪えた感はあったけれど、その他の数多くのトリプルジャンプと素晴らしい4トゥループと混ぜ合わせて調理した。
<フィナーレ>
Elena Cさんの動画です
(エキシの演技直後)
マ:OK、彼が次に目指すのは300点越えだろう
ア:トータルでね
マ:その通り
彼には本当に手が届く
ショートは既に100点を超えた
フリーでは技術点100点は既に獲得している
演技構成点は余裕で95点に達することが出来るだろうから、全部合わせて、彼が完璧なフリーを滑ったら300点を超える
ア:本当に驚異的だ
サイエンスファンタジーのスケーターだ
ア:そうしている間に最後のナンバー、フィナーレだ
(中略)
(羽生君&リプちゃんペアにオトン達なぜか大受け)
ア:羽生と・・・ハハハ
マ:このペアは悪くないね
ア:全くだ!見てご覧よ
絶妙な取り合わせだ
羽生とリプニツカヤ
マ:彼もビールマンが出来るからね
ア:本当だ!
その通りだね
二人並んでビールマンスピンが出来る(笑)
マ:このマルチプル・デススパイラルも最高だ
ア:しかも背の高さにまでこだわっている。段々背が高くなるような組み合わせになっている(笑)
マ:エキシフィナーレを振り付けた人に心から賛辞を贈りたいよ
ア:とても愉快で、オリジナリティに溢れていて、いつもと違う演出だった
(以降省略)
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