イタリアでは時差の関係で男子とアイスダンスの試合は生中継されず、明日放送されます(マッシミリアーノさんは「心が死ぬほど辛いけれど生中継でお届け出来ない」と言っていました!)
なので順序が逆ですが今晩放送されたエキシの実況解説から先にご紹介します
動画はエレナさんが上げてくれることに期待!
って言っていたら早速動画を上げてくれました!!
ありがとう、Grazie Elena!
実況:マッシミリアーノ・アンベージ
解説:アンジェロ・ドルフィーニ
(演技前)
マ:スケートカナダの呪いから逃れることが出来なかったのが彼、羽生結弦だ
ア:(笑)
マ:ショートとフリーで圧倒的な格の差を見せつけた。
フリーだけだったら勝っていたね
ア:しかも圧勝でね。非常に高い技術点、まあ彼にとってはあまり高くないけれど、他の選手達にとっては非常に高い技術点
ショートでは複数のミスをやらかしたからかなり出遅れて、パトリック・チャンを追い抜くことが出来なかった。
マ: デヴィッド・フィルソン振付のil Voloの曲
Notte Stellata
ア:曲のタイトルはNotte Stellataだね
(演技後)
マ:アンジェロ、最近エキシビションのプログラムが競技用プログラムに変換されることがよくあるよね。コストナーもそうだし、今年のパトリック・チャンのプログラムもそうだ。羽生のこのプログラムにもそう出来る要素は全て揃っている。
彼もそうするか見てみよう。
なんてプログラムだ!!!
ア:全くファンタスティコだ!本当に並外れた資質を持つスケーター
2位に終わったスケートカナダでも驚異的な格の違いを見せつけた。
彼は氷上で表現するクオリティにおいて、おそらくフィギュアスケート史上最高のスケーターだろう。技術だけでなく、スケートそのものにおいて
マ:じゃあどうしてこの試合で優勝出来なかったの?と訊く者がいるかもしれない。
答えは簡単だ。今シーズンからの新技、4ループがショートとフリーのどちらでも決まらなかったからだ。
1本でも決まっていたら結果は違っていただろう。
いずれにしても2位だから11月末に母国で行われる大会で獲得しなければばらない
ファイナル出場権に向けていい滑り出しになった。
ア:いつも羽生にとってNHKのほうがスケートカナダよりいいからね。
シーズンが大分進行している時期だから、通常、フィジカルコンディションも上がってきている。
今シーズンは可能な限り大幅に難度を上げた。昨シーズン仰天するような演技を見せたにも関わらず
だから僕達は、彼が2015年に見せたように滑ることが出来るかNHK杯をドキドキしながら待つだけだ。
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☆サン・サーンスの『白鳥』はバレエ演目の『瀕死の白鳥』と共に大好きな曲(演目)で、羽生君エキシで滑ってくれないかな~と前からずっと思っていたのですごく嬉しいです!
これはイタリアのグループIl Voloがイタリア語で歌うバージョンなのでイタリアのファンにとっても嬉しい選曲ですね。
解説のお二人は既に大絶賛で持ち越して来季の競技プロにして欲しいとまで言っています!