再び時を遡って2012年のニースワールドから
エキシのマンマ解説です。
☆エレナさんの動画です。いつもありがとう!
Grazie Elena!💛
実況:アリアンナ・セコンディーニ(A)
解説:フランカ・ビアンコ―ニ(F)
ゲスト:ヴァレンティーナ・マルケイ(V)(女子シングル/ペアの選手)
A:さあ、これから私達がリンクに迎えるのは
男子シングルの実質的な優勝者と言っていいでしょう?
羽生結弦です。
何故なら彼は途方もなかったからです。
ショート7位から、人生最高のフリーを滑りました。
何というフリーだったか!
本当に
F:彼の演技はこのワールドのサプライズでした
A:それにプレスカンファレンスでも彼は素晴らしかったです。
信じられないでいました。
それにフリーの後、どれほど多くの涙を見たことでしょう
A:羽生結弦
この17歳の少年は本当に並外れています。
初めての世界選手権でショートからの驚異的な追い上げによって表彰台に上りました。
7位から銅メダルです。
<フィナーレ>
A:羽生結弦、
V:マンマミーア
A:途方もない選手です
V:私は自分のフリーの前にこのプログラムを見られたことに満足しています。
おかげで気合が入りました!(笑)
A:そうでしょうね
V:本当なんです!
A:マンマミーア
驚異的です。
V:隣にいた私のママは彼のフリーを見ながら、まだジャンプを跳ぶの?
えっ?まだジャンプを跳ぶの???えっ?えっ?って(笑)
後半の怒涛のジャンプの連続に開いた口が塞がらなくなっていました(爆笑)
A:何より彼が何をやってのけたのか
V:それに音楽も本当に美しかった
素晴らしい「ロミオとジュリエット」が見事に演じられていました。
要するに彼は未来です。
だってまだ本当に若いんですもの
A:本当に昨日のプレスカンファレンスで高橋が言っていた通りですね
「僕は25歳でチームジャパンの中では最年長ですが、17歳の羽生結弦に未来を見出している」
彼はそう言っていました。
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☆ヴァレンティーナ・マルケイさんは当時は女子シングルの選手で、4年ぶりに出場が叶ったこの世界選手権で8位入賞を果たしました。
この6年後、平昌のリンクでこんな風に絡む日がくるなんて!
☆ヴァレンティーナさんのコメント:
ユヅは私のパートナーにリフトされることが気に入ったようね😂・・・実際、上から世界を見下ろすのは楽しいんでしょう。😊🚀ユヅ、あなたは何て素晴らしい人なの!ドルチッシモ(Dolce=愛しい、甘い、優しいの最上級)なオリンピックチャンピオン!💙
ホワイトレジェンドを最初に見たのは2011年四大陸選手権のショートプログラムです。
それまで「白鳥の湖」というと女子のプログラムというイメージだったので、男子でこれほど美しく繊細に白鳥を演じられる選手が存在することに衝撃を受け、感激しました。
それからはずっと私の大好きなプログラムの一つ。
そしてこのニースのエキシ、ソチのエキシ、TOIとどんどん磨かれ、洗練され、進化していくのを見るのも興味深かった。
壮大なアクセル、終盤のパンケーキポジションのツイズル、腕が白鳥の翼のように変化していく最後のコンビネーションスピン、本当に幻想的で美しいプログラム・・・
~ホワイトレジェンド~
📹2011年四大陸選手権SP版