お馴染みマンマ解説版の羽生選手のGPFフリーの解説です。
アリアンナさんは相変わらずユヅル愛全開モードです。ショートグラムは残念ながらRai職員のストライキのため放送されませんでした(涙)
動画
☆イタリアフォーラムのIce Princessさんの動画をお借りしました。 Grazie!
https://youtu.be/34e9NquOL-Y
実況:アリアンナ・セコンディーニ
解説:ファブリツィオ・ペドラッツィーニ
<演技前>
ア:現在、2位フェルナンデス、2位がおそらく初めてのGF表彰台となるヴォロノフという順位となっていますが、五輪チャンピョン、世界王者の羽生結弦の演技を観ましょう。
彼は今シーズン中国杯で起こった事故から驚異的なストーリーを生きていますので、心から応援しましょう。
頑張って結弦!
五輪チャンピョンのオペラ座の怪人
<演技中>
ファ:途方もなくすごい4Sでスタート
ファ:音楽のアクセントにピタリとあった4T
(以降、解説演技に見入って沈黙)
ア:ノー!!転倒!
ファ:最後の3LOだね、彼も驚いている(笑)
ア:最後のジャンプ
<演技後>
ア:マ・ン・マ・ミーア!!
マンマ・ミーア、ファンタスティコという言葉を結弦に対してもう一再び使わずにいられるでしょうか!!観客は熱狂しています!素晴らしいスケーターというだけでなく人間としても素晴らしい!!
観客が拍手を送っています。五輪チャンピョンは自分の母国に対してもこのタイトルの責任を強く感じていると言っていました。中国杯でのハンヤンとの衝突事故では酷い怪我を負いましたが、どんなことをしてもここに来たいと戦い抜きました。そして今、彼はここにいます。
これこそがこのファイナルのストーリー、素晴らしいドラマです。羽生結弦が優勝、だってもう優勝と言っていいわね。もの凄い技術点よ。
ファ:技術点が105.98に跳ね上がった。
ア:そしてフェルナンデスの追い上げ。ブライアン・オーサーは大喜びでしょう。
ファ:プログラムが終わる前に僕は彼のことを太陽系の他の惑星からやって来たスケーターと紹介したかったよ。本当にただ唖然とさせられるスケーター(笑)
(スロー映像、羽生君冒頭のドアップ)
ア:見て、なんて表情!
ファ:要素のクオリティーに目を見張らされる。
見て、軽々と遠くまで跳んでいく、そして軽やかで流れのある着氷。ブライアン・オーサーはハビと結弦の結果に喜びを爆発させていることだろう。
見てごらん、このジャンプ要素、踏切にも空中での回転にも全く力を使っていないように見える。
スピン・・・まるで彼はブレードで氷と戯れているようにさえ見える。
ア:ファンタスティコ
ファ:ステップシークエンス中のこの眼差し。彼は何か違うことを考えているんじゃないかな。だって全てをいとも簡単にこなしてしまう。
雄大な3Lz-2T。このトリプルアクセルを見てご覧。これは3Tとのコンビネーション。しなやかというか、もう言葉では表現できないよ。
ア:GOEで高い加点が付いています。
ここ転倒があったけど、これは忘れましょう(笑)。ブライアン・オーサーのリアクション!
ファ:彼も笑っている。結弦も笑っていたよ。
ア:最後のジャンプだったわね。
ファ:結弦も転倒の後、リンクの反対側のコーチを見て笑っていたね。
でも僕が強調したいのは4Sと4TでどれだけのGOEを獲得したか。ほとんど3点だ。4回転ジャンプで加点3点って!!
ア:得点を待っていますが、羽生結弦の優勝はもう確定です。正直、表現面でもとても成長したと思いました。コンポーネンツという意味でももの凄く気に入りました。ジャッジの評価はどうでしょう。
(得点表示)
ア:出ました!194.08点!技術点103.30、コンポーネンツ91.78!!
結弦の喜びを見て下さい!偉大な結弦、あなたはファンタスティコよ!素晴らしい技巧!これはこのファイナルを締めくくるに最も美しいシーンです!なぜなら結弦は根性を、そしてこのスポーツに対する情熱を見せつけてくれました。!!そしてそれに相応しい結果を獲得したのです。
ファ:本当にいつも言葉を失ってしまう。だって何というか、もう別の試合のようだった。結局のところ彼は自分自身と戦っていたんだね。
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☆ マンマ解説もユーロ男性解説も羽生君は別の惑星から来たと!!
もう世界レベルで宇宙人扱いです!!
ジャンプ、スピン、スケーティング、全てが他の選手とは全く別次元でした。
ユーロスポーツ実況のマッシミリアーノさんは、中国杯の事故の後もNHK杯で羽生君が4位だった後も、ファイナル本命は羽生結弦と言い続けてくれていました。
フィギュアスケートを愛する世界中の人達の心を鷲掴みにする素晴らしいスケーターですね!!
こんな凄い選手の成長の過程をリアルタイムで見れるなんて本当に幸せです!