映画「ミッション」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「アンタッチャブル」などの映画音楽で知られるイタリアの作曲家、エンニコ・モリコーネ紙が数時間前に亡くなりました。91歳でした。
◆FBに掲載されたマッシミリアーノさんの追悼メッセージ◆
数時間前、イタリアが世界に誇る議論の余地のない偉人であり、現代の最も偉大な作曲家の一人であるエンニコ・モリコーネが他界した。
70年に及ぶ作曲家人生の中で制作された数多くの傑作のメロディーは、様々な時代のスケーター達のパフォーマンスを彩り、この競技に不朽の名作を残してきた。
特に「ミッション」と「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」は最も多用された楽曲であり、あらゆる観点においてフィギュアスケート史の一部となっている。
当然のことながら、人それぞれ意見や感性は異なるので、最も象徴的なプログラムを選ぶのは容易なことではない。
私なら2006-2007年シーズンにアリオナ・サフチェンコとロビン・ゾルコーヴィによって見事に演じられた「ミッション」を選びたい。
ワルシャワの欧州選手権におけるスタンディングオベーションに値する演技は、彼らにシニアでのISUチャンピオンシップ初優勝をもたらした。
11年間続いたロシアの連勝を終わらせたという点において、非常に意義のある勝利であった。
今後、羽生結弦がかつてプリンスが他界した後、そうしたように、エンニコ・モリコーネの傑作の旋律に乗せて演技してくれないだろうか・・・
もし、そうなれば間違いなく打ち上げ花火が保証される。
絶対ないとは言い切れない・・・
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☆マッシミリアーノさんのリクエスト願望😂
ツイッターでも!
A few hours ago Ennio #Morricone, one of the greatest composers of our time, passed away.
His music has been used on several occasions by skaters at all levels.
I would like if one day Yuzuru Hanyu performed on Morricone’s music.
The masterpiece would be assured.
Never Say Never— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) July 6, 2020
エンニコ・モリコーネはニーノ・ロータと共にイタリアを代表する現代の作曲家です。
モリコーネの曲を使ったプログラムと言えば、2016-2017年シーズンの樋口新葉ちゃんのショートプログラム「ラ・カリファ」が印象に残っています(確かシェイ=リーン・ボーンの振付だったと思います)。
音楽、振付、新葉ちゃんの表現力、全てが素晴らしく、彼女のプログラムの中では「スカイフォール」の次にお気に入りです。
2017年ヘルシンキ世界選手権SP
友野一希君の2018-2019年シーズンのショート「ニュー・シネマ・パラダイス」も美しいプログラムでした。
2018年ロステレコム杯SP
ミハル・ブレジナのアンタッチャブルも記憶に残っているプログラムです
2012年ニース世界選手権フリー(Rai Sport版)
衝撃のロミオの興奮冷めやらずユヅルアニューを連呼するマンマ達w
この演技の直後、羽生君の世界選手権初出場にして初表彰台が確定しました!
ミハルの演技が強烈だったのか、羽生君表彰台が決まったから覚えているのか😂
いずれにしてもすごく印象に残っているプログラムです
三原舞依ちゃんのフリー「ミッション」も傑作でした
2017年フランス国際FS(伊ユロスポ版)
同じく映画「ラ・カリファ」の別の曲を使ったエキシも素晴らしかったです。
羽生君がエンニコ・モリコーネの楽曲で演技・・・
美しいでしょうね・・・
エキシビションでもいいからいつか滑って欲しいなあ~
イタリアの偉大なマエストロ
ご冥福をお祈りいたします・・・