余りにも凄まじい演技と感動にまだ震えが止まりませんが、取り敢えずマッシミリアーノさんのFBの投稿を訳します。
羽生結弦が全日本のフリープログラムでスタンディング・オーベーションに値する史上類まれな演技で決して消えることのない新たな歴史のページを書き記した。
2度のオリンピックチャンプオンは4本の4回転ジャンプとアクセル2本を含む5本の3回転ジャンプを完璧に実施し、フリーでも自分自身を超えて大会を制した。
長野2日目、彼は常に、いずれにしても技術点と演技構成点で最も高い得点を獲得し、演技構成点の各項目でも最も高い評価を得た。
何よりも、全日本史上初めてフリープログラムで200点越え(215.83)、トータルスコアで300点越え(319.36)を達成した。
今日の勝利で10回の大会出場で5度目の優勝を飾った。
初出場は14歳になったばかりだった遥か遠い2008年まで遡らなければならない。
今日まで全日本でより多く優勝したことがあるのは、本田武史(6回)、佐藤信夫(10連覇)だけである。
数字はともかく、重要なのは身体表現と、彼が氷上に持ち込む至高のクオリティである。
羽生結弦はその悠然とした佇まいの中で、同時にこの世のものとは思われなかった。
全てのエレメントをまるで平凡なことのようにいとも簡単に実施した。
シェイリーン・ボーンと協力して彼自身が振り付けた新しいフリープログラム「天と地と」は4分間、エネルギーを最適に配分できるよう研ぎ澄まされた知性によって構築されている。
冴えわたった戦略の成果が初披露の演技から見られたのは偶然ではない。
まとめると、我々は今日、本物の傑作を目撃した。フィギュアスケートの無比のチャンピオンのキャリアの中でもう何度目か分からないが。
アイコン、いやこのスポーツのアイコンである。
*******************
☆本当に凄いものを見ました!
昨日のショートも圧巻でしたが、今日は何かが降臨していました。
本当に凄かった(語彙力w)
10月頃、自分のプレイリストの中にあるHope&Legacyの音楽を聴くと当時の感動が蘇る一方で、「ユヅルはやめたがっているじゃないか、もう滑らないんじゃないか、という気がして感傷的になる」と語っていたマッシミリアーノさんはきっとPCの前で号泣していたと思います!😭
コロナ禍で先が見えず、コーチとも振付師ともリモートという厳しい環境の中でこんな傑作を2つも作り上げるなんて!
これはまさに彼のプログラムですね。
氷上に降り立った軍神、
まだ初公開なのに、既に羽生君のキャラクターと完全に一体化していました。
そして衣装は武者風?鎧風?と思っていたらまさかの姫風
しかし、上杉謙信は女性と見惑うほどの見目麗しかったそうですから、優美な姫の衣装で圧倒的に強い羽生結弦と重なります。
私はSEIMEIより日本的な、「和」というか「雅」のプログラムだと思います。
イタリアのファンの歓喜と感動の声も追って訳していきたいと思います!