羽生結弦がローレウス世界スポーツ賞にノミネート!

羽生君が威信あるローレウス世界スポーツ賞(The Laureus World Sports Awards)の年間最優秀復帰選手賞にノミネートされたというニュース!

これは本当に凄いことです。
どのぐらい凄いかというと、イタリアの滑降の選手で平昌金メダリストのソフィア・ゴッジャが年間最優秀成長選手賞にノミネートされたのですが、ノミネート発表直後にイタリアの主要スポーツ紙「コリエーレ・デッロ・スポルト」デジタル版やスカイ・スポーツ等の主要メディアが速攻で報じるほどなのです。

その記事はこちら↓(ノミネート選手の紹介のところで羽生君と大阪なおみちゃんの名前が出てきますので、少し訳します)

 

Corriere dello Sportより

ソフィア・ゴッジャがローレウス世界スポーツ賞にノミネート!

原文>>

モナコ(2019年1月17日)–イタリア人選手として史上初めて冬季オリンピック女子滑降で金メダルを獲得したソフィア・ゴッジャの快挙は、ローレウス世界スポーツ賞年間最優秀成長選手部門のノミネートに値した。
まさに今日、世界各国のメディア代表者達の投票によって選ばれた候補者の名前が正式に発表された。
昨年、ソフィア・ゴッジャは平昌オリンピックだけでなく、滑降のワールド杯でもリンゼイ・ボンを3ポイント差で破り優勝した。アルペンスキーのレジェンドであり、ローレウスアカデミーの会員でもあるフランツ・クランメルはゴッジャのノミネート理由についてこうコメントした:
「滑降はアルペンスキーの大会の中でも最も盛り上がる特別なイベントです。イタリアはスキー競技において確固たる伝統を誇っていますが、滑降でオリンピック金メダルを獲得したイタリア人女子選手はこれまでいませんでした。
ですから、ソフィアの成功は傑出した結果であり、真のターニングポイントとなったのです。彼女は候補者に選ばれる資格が十分にありました」

(中略)

ローレウス世界スポーツ賞年間最優秀復帰選手には冬季オリンピックの金メダリスト、羽生結弦、マーク・マクモリス、ビビアン・メンタル、リンゼイ・ボンがノミネートされている。

(中略)

モータサイクルの史上初の世界チャンピオンになったスペインのアナ・カラスコは、ローレウス世界スポーツ賞年間最優秀成長選手の候補者である。この部門では他にグランドスラムを制した史上初のテニスの日本人チャンピオン、大阪なおみ、1500メートルと5000メートルの非常に年若いノルウェーのチャンピオン、ヤコブ・インゲブリクトセン、ツール・ド・フランスの勝者、ゲラント・トーマス、我々のソフィア・ゴッジャ、短距離のジャマイカの新星、ブリアナ・ウィリアムズがノミネートされている。

5年ぶりにUSツアーの勝者に返り咲いたタイガー・ウッズはローレウス世界スポーツ賞年間最優秀復帰選手にノミネートされた。彼と共にインドのレスリング・チャンピオン、ビネシュ・フォガットと冬季オリンピックの4人の選手、日本のフィギュアスケーター、羽生結弦、カナダのスノーボーダー、マーク・マクモリス、アメリカのスキー競技のレジェンド、リンゼイ・ボン、オランダのパラリンピック・チャンピオン、ビビアン・メンタルがノミネートされている。

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☆以前、イタリアのテレビでモナコでの授賞式の模様を見たことがありますが、アカデミー賞のオスカーナイト並みに豪華でした。
時期的に羽生君がモナコの授賞式に出席するとは考え難いですが、受賞しそうな予感。

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu