マンマ解説でお馴染みのRaiSport版の実況解説です
久々に元祖マンマ、フランカ・ビアンコーニさんが復活です
動画
実況:アリアンナ・セコンディーニ
解説:フランカ・ビアンコーニ
(演技前)
ア:さあ、氷上に羽生結弦を迎える準備は出来ていますか?
私達は記録の男と呼んでいます
フ:レジェンドよ
ア:あなたの言う通りね。
月曜日に21歳の誕生日を迎えましたが、長野のHNK杯で少し早めのプレゼントを自身に贈りました。
フ:何というプレゼントだったか!
ア:何故なら彼の記録とパフォーマンスはまさに世界中に衝撃を与えたからです。
技術だけでなく、とりわけ芸術的なパフォーマンス。
フィギュアスケートの技術と芸術の完璧な融合でした。
彼のショパンです
フ:いとも簡単に4サルコウ
フ:驚異的なほど易々と4トゥループ/3トゥループ!(笑)
フ:3アクセル
(演技終了)
ア:(笑)マンマ・ミーア
フ:マンマ・ミーア!ファンタスティコ!
ア:ファンタスティコ!
自分自身に拍手しているの?それともこの素晴らしい観客に拍手しているのかしら
羽生結弦はまさにフェノーメノ(超常現象)!このスポーツのレジェンド!
何と言うスケーター!
あまりにも全てを簡単そうにこなしていて、まるで彼がピアノを奏でているようだった!
芸術と技術と熟練のミックス!何て言ったらいいの?
マンマ・ミーア!
フ:マンマ・ミーアしか出てこないわね!
プログラムのジェスチャー、場、観客を完璧に支配していた。
一糸の乱れもなかった。
ア:ブライアンは手を伸ばして、「何を言えばいいのか」と言っているようね
フ:NHKの後、全ての記録を更新できなくて悔しいとコメントしているのを読んだけれど、このショートはNHK杯より更によかったと思うわ。
ア:NHK杯でこのプログラムを見た時、私とファブリツィオ・ペドラッツィーニは気絶しそうだった。だって息が出来なくなるような、ブライアン・オーサーもリンクから戻ってきた彼に言っていたように言葉を失わせるパフォーマンスだったから。
フ:でも今では彼も慣れてきたのと、そして次にフェルナンデスが滑らなければならないので急いで行かなければならないわね
ア:彼は忙しいからプーに任せて立ち去ったわね
長野でも幸運をもたらした彼のお守り
フ:それにしても何というプログラム!何というプログラム!
私達は何年も前からこの男の子の大ファンだけれど、当時はまだ原石だった。
今では真のアーティストになろうとしている。
何一つ偶然に任せている部分がない
振付けの全ての動作が音楽に合っている。音楽と関係ない、意味のない動きは一つもない。
顔の表情も
柔軟性のあるスピン
ア:見る者にインパクトを与え、引き込む演技
気が付いたら彼とそのジェスチャーに心を持って行かれてしまっている。
フ:偉大なカリスマ性!偉大なカリスマ性だわ
ア:ショートプログラムの歴代最高得点は106.33です。
フ:見守りましょう
ア:みんな準備はいい?
フ:さっきも言ったけれど、私はNHKよりいいと思うわ
ア:準備はいい?
私達は何も前置きしないけれど、ただ心の準備が必要だとだけ言っておきます
(得点表示)
ア:またしても歴代最高得点!110.95!
羽生結弦が再び自分自身に打ち勝ちました!
フ:途方もない・・・
ア:本当に途方もない!110.95!
フ:今では彼は「OK、まあまあだな」というような哲学で捉えているのかもしれないわね
ア:技術点61.81、演技構成点49.14
Skating skills 9.71、 Transition 9.61、Performancaは10点です、皆さん!
驚異的な得点です!