fai.Internazionale.itより
フィギュアスケート:羽生結弦がシーズン初戦のオータムクラシックインターナショナルで優勝
2018年9月26日
イタリアの時事、政治、経済、科学、芸能、スポーツなど各カテゴリーのホットニュースを紹介するサイトfai.Internazionale.itに掲載された記事です。
筆者はいつもユロスポ実況解説などの動画を提供して下さっているElena Cさんです
フィギュアスケートのシーズン前哨戦で男子シングルの主役選手が初登場した。 オリンピック二大会の金メダリスト、羽生結弦がオンタリオ州オークビルのオータムクラシックインターナショナル(カナダ)でシーズン初戦を迎え、ベストからは遠かったにも拘わらず今シーズン初勝利を飾った。
多くの人々が史上最高のスケーターと見なしている日本の規格外の選手は、2018年平昌オリンピックで2つ目の五輪金メダルを獲得した後、「勝利への執着」を失っていたが、今大会の後、闘争心と勝ちたいという気持ちに再び火が灯ったと発言した。
筆者 Elena C
☆エレナさんはご自身のブログで今大会における公開練習から試合までの詳細を写真付きでまとめて下さっています。
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羽生結弦の「悔しい」「もう勝ちたいしかないんで」
~闘志メラメラ復活にユヅリーテ達も歓喜
スポーツ報知の記事
羽生結弦「今はもう勝ちたいしかない」闘志メラメラ 戻った“羽生節”
たー o&oさんのツイート
NHKローカル845 ニュース7とインタ部違った 「オリンピックが終わってからある意味でちょっと抜けていた気持ちの部分が自分の中でまた灯ったというふうに思うので」😭🔥 pic.twitter.com/uSUimwRcto
— たー o&o (@Irene7minutes) 2018年9月23日
☆このニュースを知ったユヅリーテの皆さんの反応
最高だわ!
彼は試合が恋しかったのよ
それにこれまで彼は身体的にも精神的にも巨大なストレスを背負ってきたんだし、オリンピックの後、一度気持ちのスイッチをオフ出来てよかったのよ。
ユヅはユヅ
人間の本質はそう簡単には変わらないわ
全くそうね。でも一度全てから解き放たれて一息つく必要があったのよ。
だってこれまで全てにおいてもの凄い重圧と戦っていたのだから
同感だわ!それに今シーズン、彼が自分自身に対してより自由になったことが見ていて分かる。
彼に戦士の魂が再び戻ってくることに何の疑いも抱いていなかったわ。ただ一度、気持ちをオフにしてホッとする時間が必要だったのよ。
彼は生まれながらの競技者で、競技することが大好きなのよ。
そして今ではクレイジーなことに心置きなく挑戦出来る自由を得た(笑)
彼に勝利への渇望が戻ってきたという記事を読んで、私がどれだけ幸せか分かる?
まさに私は願い、待ち望んでいたことなのよ!
長い間そのためだけ生きてきた目標を達成した後、少し気持ちが抜けてしまうのは当然のことよ。
でも最初の試合でアドレナリンの電撃が戻ってきたのよ。
彼には起爆剤が必要だったのよ!!!
その通りね!そして最高のニュースだわ!
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☆私もいくらスコアや勝敗は気にしないと言っていても、試合が始まったら闘志に火が点いて阿修羅モードになるんじゃないかと思っていました!
でもただ勝ちたいのではなく、彼の勝ち方で勝ちたいんですよね。
つまり「え???これをやるの???正気???」と唖然とさせられるような難易度のプログラムで彼が理想とするスケート美学を極めた演技で勝つ
もう少し繋ぎを減らしたら、もう少しジャンプの入りと出を簡単にしたら、ずっと楽に勝てると思うのに、絶対に妥協しない。
あらゆるタイトルを勝ち取り、66年ぶりの二連覇を成し遂げた後で、こんなことに挑戦しようとする羽生結弦はやはり異次元の存在
そして誰よりもフィギュアスケートを愛し、心からこの競技の更なる進化を願っていることが伝わってきます。