イタリアのアニメファンサイト「AnimeClick」に平昌オリンピック後に掲載された記事です。
現実が「ユーリ!!! on ICE」と「3月のライオン」に追いつく(そして追い越す)
驚異的な才能を持つ2人の男の子が、現実はフィクションを超えられることを我々に分からせた
2018年2月26日
多くの人々が芸術が人生を模倣するよりも人生が芸術を模倣するほうがずっと多いと考えている。
しかし、現実が空想を超えるとも言われている。
まさにこの数日間で起こったことだ。
2人の偉大なアスリートがアニメの登場人物の記録を打ち破ったのだ。
アニメの世界では登場人物がしばしば超人的な能力を兼ね備えていることを考慮するとこれは驚異的なことだ。
「ユーリ!!! on Ice」では主人公、勝生勇利はグランプリファイナルの男子フリーで世界最高得点221.58を叩き出した。現実の世界では、羽生結弦が2017年の世界選手権で223.20点を獲得した。
そして今年、66年ぶりにオリンピック二連覇を成し遂げた。彼はその成功により史上最高のスケーターと見なされており、真の「ヒストリー・メーカー」である。
「3月のライオン」では主人公、桐山零は17歳で五段に昇段した。数日前、藤井聡太は朝日杯を制し、15歳半で六段に昇段し、史上最年少記録を更新した。
作者:*Alexiel*
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☆日本のアニメ/マンガはイタリアでも年齢を問わず大人気で、かなりマニアックないわゆる「アニメオタク」も大勢いますので、二次元の世界から抜け出してきたような容姿、実力、ドラマ性を兼ね備えた羽生君を「ユーリ!!! on ICE」などのマンガやアニメの主人公に重ね合わせて熱く語っているアニメファンのブログや記事をたまに見かけます。
私は「ユーリ!!! on ICE」を見たことがないですし、個人的にアニメ絡みの妄想記事は苦手ですので、これまで全てスルーしてきましたが、これはちょっと面白いなと思ったので訳しました。
ちなみに同じくAnimeClickでこんなのまで記事になっていました
「フィギュアスケーター、羽生結弦は東京喰種トーキョーグールの金木に食べられたい」
原文>>
大した内容じゃないので訳しませんが、こんなことまでイタリアで記事になってしまうところが凄い!
羽生君がイタリアでもあらゆる観点において、あらゆる層から如何に注目されているかを物語っています。
敢えて大袈裟に、現実ではあり得ない異次元レベルを想定したアニメの設定さえ超えてしまう羽生君はやはり地球に居合わせたエイリアン。
これで4A込みのパーフェクトパッケージが現実になった日には一体どうなってしまうのか???😱