イタリアのスケート靴メーカー、EDEA社オフィシャルサイトの羽生結弦選手の紹介ページの文章があまりにも素敵だったので訳してみました。
羽生結弦
🏆 2014年オリンピック
🏆 2014年世界選手権
🏆 2013-2014-2015年全日本世界選手権
🏆 2013-2014年グランプリファイナル
結弦は1994年12月7日に日本の仙台で生まれた。
彼の名前は『ピンと張った弦』を意味し、信頼、力、そして真っ直ぐな性格を象徴している。
結弦は全てを兼ね備えたスケーターだ:
- 彼のスケートを見る時、最も強烈なインパクトを受けるのはそのジャンプだろう。幅、高さ共に並外れたスケールが際立つジャンプを常にいとも軽やかに着氷し、大抵の場合、着氷後のスピードは離氷前と同じか、あるいはそれ以上なのだ。
- 身体の柔軟さを生かした非常に難しいポジションの回転速度の速いスピン。事実、常にビールマンスピンを入れている。
- 滑らかなステップ。まるで全く力を入れていないように氷上を滑走し、僅か数歩で加速する能力。実際に彼は3歩のステップ、2‐3歩のクロスでリンクの端から端まで移動してしまうのだ・・・
しかし、結弦は技術だけではない。何よりも感動を与え、表現する能力がある。彼が滑る時はいつでも、情熱に身を任せ、 自らの魂と感情を出し尽くし、見る者にそれを伝えることが出来る。
彼は音楽に合わせて滑るのではない。身体の動きで音楽のパッセージを際立たせるだけでもない。
結弦が音楽なのだ。それどころか、時として彼自身が音楽を生み出し、何の力みもなく銀盤を滑る彼のブレードが音楽を奏でているように見えることすらあるのだ。
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☆ この名文、実はブルーさんが書いたイタリア羽生結弦フォーラムのイントロダクションなんです。
ブルーさんの原文はこちら>>
EDEA社もブルーさんの素晴らしい文章に感動して引用したんでしょうね。
それにしても羽生君のスケート靴はイタリア製なんですね!
やはり、靴はイタリア製が一番です!(キッパリ!)
あくまでも私の個人的な意見ですけれど。
履き心地、素材のクオリティ、デザイン、耐久性、どれをとっても傑出していますし、踵部分だけ修理すれば何年でも履けます!(と、ついついメイド・イン・イタリーの靴の素晴らしさを力説してしまう私)
EDEAは写真のチョイスも秀逸ですね。