イタリア最大のスポーツ新聞、ガゼッタ紙の記事です。
羽生選手を『天使』と呼んでいます!
(2016年4月3日)
☆最後のイタリアのペアの話題は省略しました
ボストン:天使ユヅル・ハニューが落下し、実力を出し切ったハビエル・フェルナンデスが2度目の世界チャンピオンに輝いた。
ボストンでは日本のオリンピックチャンピオンは水曜日の途方もないショートプログラムの後、フリーで快挙を繰り返すことが出来なかった。
それどころか最初の4回転ジャンプで手を付き、後半の4回転ジャンプで転倒。12点差は水の泡となってしまった。フリー186.61点、総合得点は12月に獲得した歴代最高得点330.43に遠く及ばない295.17点だった。
欧州選手権四連覇のスペインの24歳は、滑走順がトロントのブライアン・オーサーの元で共に練習するリンクメイトの後という点においても有利だった。
相応しい勝利だった。ライバルのようなこの世のものとは思われない霊妙さはないものの、よりエネルギッシュだった。
3本の4回転ジャンプを次々に決め、ミスを犯さなかった。フリーで216.41点を獲得し、総合得点は歴代第2位の314.93点だった。過去に獲得している2つの銅メダルを加えると、世界選手権のメダルはこれで4つ目になる。
銅メダルは世界選手権の表彰台に乗った初の中国人選手となった18歳のボーヤン・ジンのものになった(4本の4回転ジャンプ!)。
イヴァン・リギーニは9位から12位に順位を落とした。フリー(13位)では初めて4回転ジャンプを着氷したが、アクセル(トリプルとダブル)で二度転倒した。
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☆ミスをしても転倒しても天使と称される羽生君!
天使ユヅル・ハニューってメチャメチャ素敵な響きじゃないですか!
ちなみに天使(エンジェル)はイタリア語でAngeloなのでアンジェロ・ユヅル・ハニューになります!
(つまりイタリア・ユロスポ解説のアンジェロさんは日本語なら天使さんです)
そのアンジェロさんも「今回は地上に降りてきた」と表現していましたし、翼の折れた天使(または地球外生命体)が空から落ちてきたイメージでしょうか。
男子で天使に例えられるって凄いですね!しかもヨーロッパの新聞で
そう言えばスケカナの時、NeveitaliaのFBコミュニティのユーザーにも『天使がスケート靴を履いた』と言われていました。
しかも Etereo (英語で ethereal )という形容詞が使われていますが、これは「天界の」「天上の」「この世のものとは思われない」という意味です!と思わず力説してしまうのは、女子でも男子でもスポーツ選手にこのような言葉が使われているのを初めて見たからです!
ハビエルは神演技をしようと、300点を超えようと宇宙人とは言われません(少なくともイタリア解説には)。
どちらかというと人間がよく頑張った、アッパレ!みたいな感じです。
でも天使でも宇宙人でも怪我は大敵
ゆっくり休んで翼の傷を完全に治してね!