HALL OF FAME ITALIA「羽生と宇野~日本の勝利の物語」日本語字幕付き動画

先日プレビューでお知らせした伊ユロスポ企画のドキュメンタリーシリーズ「HALL OF FAME ITALIA」の「羽生と宇野~日本の勝利の物語」に日本語の字幕が付きました。

伊ユロスポチャンネルの元動画はイタリアからしか視聴出来ないので、エレナさんが制作者の許可を得て動画を投稿して下さいました。Grazie Elena!

「HALL OF FAME ITALIA」は五輪史上に残る快挙をフォーカスするシリーズです。
他の放送回を見てないので内容を把握出来ていないのですが、タイトルを見ると他の回では主にオリンピックで偉業を成し遂げたイタリア選手を特集しているようです。


主にイタリアのレジェンドに焦点を当てたドキュメンタリーシリーズで突如、日本の2選手の快挙が特集されるのは凄いことです!

マッシミリアーノさんがシャンペリーのスクールに取材に赴いたり、色々奔走して下さったようです。
私も島田高志郎君のインタビューのイタリア語翻訳と言う形で、ささやかながら協力させて頂きました。

羽生君によるフィギュアスケート男子シングル連覇は66年ぶりでしたが、同競技における日本選手の金銀メダル独占も1972年以来、45年ぶりの快挙でした。

そして北京も複数メダル行けるんじゃないかと私は思っています。
4アクセルと三連覇を目指す羽生君はもはや別のステージで一人で戦っていますが、宇野君と鍵山君も有力なメダル候補です。
代表3選手が全員メダル候補という今回の日本男子チームは日本史上最強ではないでしょうか?

実は全米でイリヤ・マリニン選手のフリーの演技を見た時「あああ・・・男子複数メダルはアメリカに持って行かれるかも・・・」と思ったんですよね。
ところが、マリニン君は代表落選。
「米スケ連は何考えているの?馬鹿じゃないの???」と思いましたが、アメリカの選考基準を読むとポイント制の実績優先で、日本ほど国内選手権のウエートが大きくないのですね。
ジェイソンは魅力的なスケーターですが、スケアメと全米以外でこの得点が出るとは思えません。ヴィンスは回転不足問題がかなり深刻で、「テクニカル次第」です。客観的に見て、この2人が宇野君と鍵山君を上回るのはほぼ不可能だと思います。
団体戦男子フリーもおそらく宇野君 or 鍵山君 vs ネイサン以外の誰かだと思うので、ここは冒険をしてより高得点を握っているマリニン君のポテンシャルに賭けてみる、と選択肢もあったと思うのですが、アメリカは自由の国なのにスケ連は保守的なんですね・・・男子複数メダルの可能性をドブに投げ捨ててしまいました・・・😅
若いから4年後がある、と考えたのかもしれませんが、スラブ系のマリニン君は、カナダのゴゴレフ君のように身体が急成長する可能性があり、4年後も今のようなジャンプを維持出来ているかどうか・・・
勢いに乗っている「今」チャンスをあげるべきだったと私は思います。
いずれにしても、マリニン君が代表に選ばれなくて一番喜んでるのは日本スケート連盟じゃないでしょうか。

北京で一番心配なのはコロナです。全米は陽性者が続出してサバイバルゲームのようでした。とにかく感染せずにフリーまで滑り切ることが一番重要になると思います。
欧州選手権では出場選手と関係者は毎日検査を受けていましたが、ポロポロ陽性者が出ていました。イタリアチームも女子のマリーナ・ピレッダ選手がフリー当日の検査で陽性になりフリーを棄権しました(彼女は2017年国別対抗戦で素晴らしい演技でイタリアチームに貢献したのが記憶に残っています。しかし、その後は長期に渡って怪我に苦しみ、ようやく復活してショートでは会心の演技が出来てもの凄く喜んでいたので本当に可哀そうでした)、コーチの中からも陽性者が出たため、グラッスル君始め、他の選手もエキシは辞退しました。

北京はもっとずっと厳格な対策が講じられることになるでしょう。選手はプレッシャーに加えバブルのストレスもあり、本当に大変だと思いますが、ステイヘルシーで最後まで乗り切って欲しいです。

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち