イタリアのニュースサイトil POSTが選んだ後々まで記憶されるであろうこの大会のハイライト
日本人選手では羽生結弦選手が選ばれていましたのでその部分をご紹介します
平昌2018
2018年2月18日
平昌大会で記憶に刻まれた選手と歴史
韓国平昌で開催された第23回冬季オリンピックは昨日、日曜日に閉幕した。大会には92カ国2952人の選手が参加した。史上初めて100試合を超え、大勝利や歴史的大敗、そして誰も予想しなかった快挙といった様々なドラマが生まれた。近年の各大会同様、様々な記憶とより価値のある証が残された。
これら全ての中でも特にオリンピック韓国大会のハイライトとしてずっと記憶されるであろうことは:
羽生結弦(日本)
第23回平昌冬季オリンピックと言えば真っ先に思い出される選手の一人となるのは、日本人のフィギュアスケーター、羽生結弦だろう。この韓国大会で若干23歳の羽生は2つ目のオリンピック金メダルを勝ち取り、66年ぶりにオリンピック二連覇を話した最初の男子フィギュアスケーターになった。
4年前のソチ大会で羽生は日本人唯一の金メダリストだった。
平昌大会は怪我からの復帰戦で、このために団体戦には参加しなかった。
2つのオリンピック金メダルに加え、競技人生で2度世界チャンピオンに輝き(2014年/2017年)、これまでに世界最高得点を12回更新し、現在もショートプログラム、フリープログラム、トータルスコア全ての世界最高得点保持者である。
先週、江陵アイスアリーナは文字通り彼のファンで埋め尽くされ、演技が終わると数10匹のクマのプーさんが彼に向って投げ込まれた。
実際、ゲン担ぎと個人的な理由で通常、羽生はいつもクマのプーさんのぬいぐるみを携帯しているが、オリンピックでは商標とスポンサーに対する規制が特に厳しく、平昌のリンクにプーを持ってくることが出来なかった。
このような理由から、彼に2つ目のオリンピック金メダルをもたらし、彼が史上最高のスケーターであることを決定的に示した演技が終わった後、彼のファン達は数十匹のプーを氷上に投げ入れた。
☆その他の選出された選手/出来事はタイトルだけご紹介します。
- アリアンナ・フォンターナ、ソフィア・コッジャ、ミケーラ・モイオーリ(イタリア)
- エステル・レベツカ(チェコ)
- カーリング・アメリカチーム(アメリカ)
- 韓国-北朝鮮
- マルタン・フォルカード(フランス)
- アリーナ・ザギトワ(&エフゲニア・メドヴェデワ)(ロシア)
- ショーン・ホワイト(アメリカ)
- マリット・ビョルゲン『クロスカントリーの女王』(ノルウェー)
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☆羽生君の紹介文がひと際長いのが何げに嬉しい
それにしてもオリンピックでは商標やスポンサーを宣伝しないためにキャラクターグッズ(プー)の持ち込み禁止というIOCの配慮がほぼ無駄だったというか無意味だったというか・・・
イタリアの新聞でもメディアでも羽生君の話題では必ずと言っていいほどプーのエピソードも紹介されています。
私達はもはや見慣れてしまいましたが、普段フィギュアスケートをあまり見ないジャーナリストにとっては凄いインパクトだったと思います、プーの雨・・・