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ISUアワード:バイオ誤記を巡るイタリアの反応

ISUアワードに関しては終始スルーを貫くつもりでしたが、まさかのバイオ誤記にさすがに頭にきて不覚にも触ってしまいました・・・

触ってしまったついでに先日のマッシミリアーノさんのFB投稿に寄せられたイタリアのスケートファンの皆さんの膨大な量のコメントから中から印象的かつマイルドなものをご紹介します。

 

冷静に考察しましょう。

ユヅルはたった一人で商業的にISUより遥かに強力な存在になってしまった。

このことはあらゆるデータが証明しているわ。

既に傑出したクオリティのイベントを生産できることを見せつけている彼を、自分達の思惑通りに利用したり、服従させたり出来ないとなると、彼らは彼が史上で最も多くのタイトルを獲得した選手の「一人」に過ぎないと錯覚させなければならない。

でも、実際には彼は史上最高の選手。

絶対的で議論の余地のない事実。

そして彼らはIOCを全く重要視していないようね。

最悪の印象操作、そしてこの競技の認識度の操作。

個人的に、今回の件は有害で無意味なブーメランとなって彼らに返ると思うわ。

 

とりわけユヅルの競技引退後に彼らが被るであろう損害を食い止めようとしているのね。

世界中からファンを動員する人物なしで、今のチケット代を維持するのか興味があるわね。

トリノで隣の席に座っていた女性はリンクに誰がいるのか知らないと言っていたわ。彼女はユヅルを見るために中国からやってきた友人に付きあってそこ(高額なシルバーの席)にいただけだから。そして、なぜ高額な費用を払ってまで彼女達がここまで来るのか、興味があると言っていたわ。

そして最終的に、理由が分かったと私に言ったのよ。

彼が引退したらISUはアメリカ市場に進出したぐらいでは到底補い切れないほどの大打撃を被るでしょう。

チェン(凄い選手だと思うし、私は評価しているけれど)やアリサ・リウではユヅル一人の半分も集客出来ないと思うわ。

 

学歴が重視されるなら、羽生結弦は要性と威信において世界でも名だたる早稲田大学の輝かしい学生だ。
アメリカ中心のこのイベントには困惑させられる。

 

これら全ての茶番にはもううんざりだけれど、残念ながら驚きはないわ。

羽生とチェンのバイオグラフィーの内容を見れば、アメリカ人の受賞はほぼ決まりでしょうね。

でも私はこう自問自答するのよ。

こんなことあり得ないでしょう?

このノミネーションには一般投票があったでしょう?
大衆の選択を尊重しないの?

二人の中で、会場を満員にし、この10年間、進化し続けるプログラムでフィギュアスケートを究極レベルに引き上げ、20回近く世界最高得点を更新したのは羽生の方でしょう?

私には理解出来ないわ。別の世界で生きているのかしら???

候補者達の写真の下のコメントを読むだけで明らかだわ。

Yuzuの文字の文字ばかり・・・彼らは皆ユヅに投票したはずよね。

それとも票を不正に操作したの?

もし彼が受賞しなかったらそういうことになるわね。

 

 

その通り。

もしユヅルが受賞しなかったら、全てがイカサマだったということね。

チェンが羽生より多くの票を獲得したなんて、絶対に信じられないわ。

実質的に不可能よ。

トリノのファイナルを見るだけで一目瞭然よ。

ユヅルのフリーの後の熱狂・・・一方、チェンの後は?

人々は帰り支度を始めていたわ。

 

正直、もしユヅルが受賞しなかったら、ISUは自分はピエロだと自ら認めたことになるでしょうね。

バイオグラフィーの「失念」に関してはノーコメントよ。

確かに、彼が勝ち取った全てのタイトルを書いたら数行では足りなかったでしょうし、百科事典を追加しなければならなかったわね。

 

フィギュアスケート界における羽生結弦は、もはやイタリア文学界におけるダンテのような存在よ。

もしこの賞がファン数、メディアの注目度、スポンサーを活用し、フィギュアスケートの普及に最も貢献したスケーターに与えられるのなら、2012年ニースの時点で議論の余地はないでしょう。

もしそうでない結果になったら、客観的に見て偏向的でスキャンダラスなアワードだったということになるでしょう・・・

 

ユヅルほど、この素晴らしい、でもマスメディアから過小評価されているこのスポーツの人気を引き上げた人はいないわ。

それどころか、彼は新たな次元、新たな世界記録、それまでは想像すら出来なかった新たな目標を提示し、フィギュアスケートを完全に革新したのよ。

彼ほど大量のファンを動員できる人は誰もいない。

何故なら彼はただのスケーターではなく、アーティストで氷上の詩人だから。

これら全てが認められなかったらスキャンダルだわ・・・

 

あまりにも馬鹿げていて泣けてくるわ。

私は羽生を見てからフィギュアスケートを真剣に観るようになったのよ。そして私のような人は大勢いると思うわ。私はフィギュアスケートに余り興味のない人達に彼の演技を見せ、彼らはことごとく彼の虜になったのよ。

これら全ての茶番にはもううんざりだわ。

彼のような人はフィギュアスケート史上もう二度と現れないと私は確信しているし、彼の競技人生をリアルタイムで見られることに満足しているわ。

彼を忘れることは絶対ないでしょう。

 

フィギュアスケートの注目度と人気を未だかつてないレベルに到達させた選手を守ろうとしない日本スケート連盟の態度も正直理解出来ないわ。

彼は大会とアイスショーの品質基準を引き上げ、これまでは紙面上の産物に過ぎなかった大量の高難度要素を追加しながら、「芸術」のレベルを未だかつて到達したことのない形に昇華したのよ・・・
スケーターでアスリートで並外れた人徳が備わった人間。
つまりスポーツ界の偉大なロールモデルを彼らは切り捨てるの?

一方、ISUは有望な選手を助けるのではなく、プレッシャーと問題で彼らを潰すと言う点でイタリアスケート連盟に似ているわね。

 

彼はカナダに練習拠点を移したから、日本スケート連盟は世界最高のスケーター(僕に取っては受賞に関係なく最高のスケーターだ)が、成長するために何故日本を出ていかなければならなかったか考えているのかもしれない。

彼らの沈黙には困惑させられるし、彼が成し遂げたあらゆる偉業にも拘わらず、日本スケート連盟は彼のことなどどうでもいいように思っている印象すら受ける。

バイオの誤記についてはノーコメントだ。

今年は彼の戦歴に唯一欠けていた四大陸選手権でも優勝を飾った。

もし彼が受賞しなかったら、マフィア以外の説明が付かない。

 

つまり、公正な立場であるべき国際スケート連盟が、グランプリファイナルの幾つかの表彰台(しかも優勝に言及せず)を減らして史上最高のスケーターの成績を無頓着にも少な目に記載したことは許容範囲だと言うの?

何度も言うけれど、完全に公正で中立な立場にあるべき国際スケート連盟が、一方についてはスポーツの結果を減らし、もう一方はスポーツ以外のことも過剰に称賛するのは正しいことなの?もう一方も(超有名大学での)学業とハードな練習を両立させていることを忘れて?

 

私は騒動を起こしたり、ネイサン・チェン(私は選手として彼を称賛していますから)への反感を煽るつもりは全くないけれど、数字が全てを物語っているわ・・・

TikTokやインスタグラムのハッシュタグ表示数を確認し、グーグルでちょっと検索すれば、彼の人気と大衆の興味をそそる能力に疑う余地はない。

羽生の数字が数百万単位なのに対して、ネイサンは数千単位。

全く比較にならない。

少なくとも現実の世界では。
でもジャッジと得点は現実を投影する必要はないみたいね。

 

歴史が裁きを下すだろう。しかしながら、この件は恥ずべきスキャンダルとして歴史に残る。

 

どうして羽生がこんな扱いを受けなければならないの??

彼は現代フィギュアスケートの神よ!
人気と言う点においても

 

 

自分達の選手を守り、論理的に彼らを配慮する義務がある日本スケート連盟は誤記に抗議、または訂正を要求すべきだったわ。

そして彼はどんな選手なのか!

でも不思議なことに、彼らはチケットを完売したり、グッズを販売したり、つまりお金を稼ぐ必要がある時には羽生の名前(YuruzuではなくYuzuruです!)をフル活用するね。
でも、これは蔑ろには出来ない問題です。
このアワードが茶番で何の価値もないことは私達は全員了解しています。
でも今回の件は史上最高であるだけでなく、人としても謙虚で誠実な選手に対する敬意の問題です。

最後に、この件の担当者の軽薄さと無知は受け入れがたいものです。本来であれば然るべき適性を持った人にこの仕事を任せるべきでした。

 

羽生結弦のバイオグラフィーは足で書かれたのね。そして書いた人が不適任で知識不足なのは明らかね。でも私はそれほど怒っていないわ。
こんなことでユヅルの持っているものは何も揺るがないから。
書いた人が恥をかいただけだと思うわ。

 

私は同感出来ないわ。

これはユヅルに対する冒涜だわ。

あなたが目標のために血の滲むような努力を重ね、食事をする時もそのことばかりを考え、そのことを思いながら毎日青アザを手当し、毎晩その夢を見る、そんな人生を送ってきたと想像してみて。

より恵まれた練習環境を求めて故郷を離れ、あらゆる細部まで研究し、自分の息吹をパフォーマンスに吹き込む。

これら全ての努力の後で、費やされた時間、過ごしてきた日々の後で、オリンピック金メダル、それも1個ではなく2個という結果に到達したのよ。

そして生きている間に伝説になった。

しばしば不透明な採点をされながら、常に礼儀正しく、謙虚に振る舞い、ひたすら練習と努力を積み重ねてきた。

ジャッジに冷遇されても勝てることを証明しながら。

そう、これは彼とスポーツと、そして私への冒涜だわ。

私がこのスポーツと献身と競技に常に見い出してきたロマンチシズムを私から奪ったよ。

つまり、私にこのスポーツに対して失望させたのよ。

 

とても理にかなった意見ね。

付け加えると、彼は幼い頃から常に喘息と戦い、誰にとってもキャリアを断念させるほどの2度の大怪我から復活し、未だに前進し続けているのよ。

彼の動きは全ての音符を輝かせ、音楽と同調する。自分のプログラムがどんな風に聞こえるのか、会場の音響まで研究するほどなのよ。
彼はそういう人物なのよ!

 

私が最も腹立たしいのは一度だってユヅルを守るために拳を振り上げたことのない日本スケート連盟よ。
彼は聞こえないふりをするのよ。母国の国旗を掲げるために血と汗と涙を注いできた選手達に対する恩知らずな裏切りだわ。

 

彼のこれまでの努力と苦しみを思い、彼がこのバイオを読まなければならない思うと胸が張り裂けそうだわ。
身体中の全ての細胞を注いて追い求め、到達したものを盗むなんて。

フィギュアスケート界の人々が、この瞬間、そして来シーズンも彼を支えてくれることを心から願っているわ。だって彼はこんなことにめげずに、氷上で過ごした21年間を誇り、彼自身でいるべきよ

 

勝手にやらせておけばいい。

どうやったって90年代にアメリカがテレビ放送権で得たような大金を見ることはないだろう。人気スポーツ選手はこんな風に作り出せるものではない。哀れな印象操作、非常にプロ意識の低い人々の活動で作られた虚構の中心にいるチャンピオン・・・

 

初めてのアワードであることを考慮すると、マフィアISUは羽生の並外れたキャリアを認めてMVSを与え、他の賞を好きなように配分すれば、まだ自らを救済できるチャンスは残されているわね・・・

羽生に恥をかかせることは世界中にいる彼のファンに対する宣戦布告になることを彼らは理解しているのかしら?
彼らに対する軽蔑の念から、ユヅルはますます愛され、更に伝説的な存在になることを。

不当な敗北は時には勝利より人々を魅了するものなのよ。

 

 

ユヅルが引退したらこのスポーツの人気もチケットの売り上げも暴落すること彼らは知っている。だから新たなスターを作り上げようと必死なのだ。

星条旗を背負うチェンよりうってつけの人物がいると思う?

 

彼らは進むべき道を間違っているわ。ISUのこのような振る舞いを見たら、ユヅルが引退した後、多くの彼のファンがこのスポーツから消えるでしょう。

スポーツでは、特にこれほどのレベルになると、生き残るには実力主義が求められる。

ドラマを見たいだけなら、私はフィクションを見るわ。

 

僕には彼以外に受賞に相応しい人は見当たらない

 

MVSは問答無用で羽生に与えられるべきだ。議論の余地すらない。

しかし、国際スケート連盟にとっては、ユヅルがあらゆる試練を乗り越えて獲得した数々の記録より、「学業と練習の両立」(まるでこれをやっている人が一人しかいないような扱いだ)と「アメリカでフィギュアスケートの人気を向上させたこと」の方が重要なのか?

もしそうだとしたら、ISUアワードは最初から腐敗している。

 

それに、僕はこの「人気の向上」とやらを数値で見てみたいね。せいぜいアメリカのスケートファンに楽観主義が戻ってきた程度だろう。

何しろそれまでのアメリカにはフリーで2本目の3アクセルを回り切ることさえ出来ない選手しかいなかったから。

 

僕もそんなに詳しいわけじゃないけれど、北米の夏のアイスショーはガラガラだったそうだから、何かが上手くいっていないのだろう。だからISUはチェンを宣伝しようとしているのだろう。しかし、羽生の数々の輝かしい業績と並べるのは・・・やり過ぎだと思う。

確かにネイサンはアボットやブラウンに比べるとずっと競争力があることは間違いないし、アメリカでは彼の周りで誇大宣伝が行われていることも理解できる。しかし、彼よりずっとコンプリートな選手達がいるというのに、彼だけをまるで神のように持ち上げるのは、僕には受け入れられない。

そして、チェンが現れる前はアメリカが羽生と4回転ジャンプを敵視していたことも忘れてはならない。4回転ジャンプはこのスポーツを殺している、これではフィギュアスケートの人気は得られない・・・云々とね(彼らはしばしばアメリカ合衆国イコール全世界だと思っているらしい)、ところが突然4回転ジャンプは素晴らしい代物になり、芸術的才能の同義語と見なされるようになった。

 

彼らはフライホイールになり得るネイサン・チェンを欺瞞によって無駄使いしている。このスポーツの観客を増やすどころか、退廃した世界だというイメージをアピールしているように見える。

 

もしユヅルが受賞すれば、ISUは間一髪救済されるでしょう。でも彼らがここ数年間、ユヅルが氷上に立つ度に彼の作品を過小評価してきた事実は消えないわ。

だから彼が受賞すれば良いけれど、もしそうでなければISUにとってダメージになるでしょうね。

今のユヅルの課題は、心身を健康に保ち(これが彼には中々難しいことなのよ)、目標を達成するために練習を積み、新プログラムを完成させ、彼にしか出来ない完璧な演技で私達を驚かす事よ。

つまり、迷ってはダメよ。

コーチ達の任務は彼を支え、彼の選択に寄り添い、彼の練習が上手く行くように計画を立てること。

足りないものはないと思うわ(私の怒りは他に向けられています)

アワードはボイコットするけれど、私はユヅルを応援し続けます。

 

個人的に最終候補者は全員並外れた人達だと思うけれど、頂点は当然羽生よ。

いずれにしても羽生結弦はずっと羽生結弦のままよ。

誰にもそれを変えることは絶対に出来ない。

 

「ユネスコ世界遺産」として守られ、保護されるべきユヅルのような選手が下げられ、過小評価されるなんて・・・悲しみのあまり言葉がないわ・・・

この青年はあらゆる点において「ベスト」であることを証明してきたわ。

余りある謙虚さ、内面の豊かさといった彼の人間性においても・・・

チェンであれ誰であれ、リンクの中でも外でも彼に並べる人は誰もいないし、かすりもしないでしょう・・・

彼の引退後は・・・巨大な空虚が訪れるでしょう・・・なぜならこのような才能は今まで見たことがなかったから・・・豊かな技術、人間芸術、これほど美しい魂・・・

彼は光り輝く星です。

 

 

ISUのサイトでバイオグラフィーが部分的に修正されたようね。

その少し前にイベントにファンを招待する羽生結弦の動画がISUのソーシャルで公開されたわ。

可哀そうに、動画の彼の顔はまるでお通夜のようで、この企画の熱狂的な支持者というより、人質のようだったわ・・・

グロテスクで悲しい輪郭を形作っているこのエピソードは致命的なブーメランとなってプロモーターに返るでしょう(あえて言わせてもらうと、今回の件は観衆のネイサン・チェンへの好感度も大いに損なわせ、彼はこのホラー大河小説の第2の犠牲者になりかねないでしょう。私達はスポーツマンシップの崩壊、そしてこのアスリート/アーティストに対する最悪の形での敬意の欠如を目撃しています。本当に残念です)

 

私はこのような不正な茶番にうんざりだし、吐き気を覚えています。

ISUと日本スケート連盟は共に恩知らずであり、日本スケ連に至っては母国のために全てを捧げた選手に恩を仇で返すのね(彼は2つのオリンピック金メダルで得た賞金を社会に寄付しています)。

彼らは自分の持っている宝を評価する術を知らないのね。

まるで鳩とチェスをするようなものね。ゲームの複雑さや素晴らしさは何も分からず、でも悪びれずにチェス盤に糞をする鳩と・・・

私達はフェルプスやジョーダンやフェデラーの横に並ぶことの出来る、史上最高のスポーツ選手の一人、規格外のアスリートについて話しているのよ!

音楽と、自分が伝達したいことに無限の敬意を抱き、氷上を滑る時、それらを創造するようなアーティスト。

繊細で成熟した深い魂。

恵まれない人々を出来る形で援助し、自分が必要な時、スケートを続けられるよう支援してくれた人々に恩を返し続けるような人間。

仙台の地震からもう10年になろうとしているのに、彼は未だに義理を感じているのよ。

これだけの結果を出しているにも拘わらず

10分間ほど彼を見るだけのために大金を払うことを厭わない人々を世界中から連れてくることの出来る人物。

ここ数年間に受けた数々の仕打ちにも拘らず、常に冷静で、全員に敬意を払い、気高い紳士であることを示した人物。

史上最高のスケーター、彼のスポーツだけでなくスポーツ全体を変革した選手、奇跡のように素晴らしい完全な新生フィギュアスケートを私達に見せてくれた選手。

私の望みはただ一つ。
ユヅルが万全な健康状態で氷上に戻ってきて、素晴らしいプログラムを見事に演じて、私達の息を止めること。

そして彼を見るに値する全ての人々と彼自身に自らの天才的才能を見せつけることよ。

 

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ファンへの影響力について補足すると、イタリアの大勢のファンが、毎年3月11日になると、Yahoo Japanクリック募金やイタリアで開催されるチャリティーイベントなど被災地支援の様々なイニシアティブをソーシャルなどで共有し、自らも寄付を行ってくれています。

エレナさんのように元々親日家だった方もいますが、マルティーナさんのように羽生君がきっかけで日本や震災支援にも興味を持ち、ささやかな支援活動を続けて下さっている方もいます。

そしてこのようなことが、イタリアだけでなく中国やロシアや世界中の彼のファンの間でも行われていると思うのです。

日本の政治家で、世界レベルで被災地支援を訴え、世界中のこれほど大勢の人の心を動かし、実際に行動を起こさせることの出来る人がいるでしょうか?

羽生結弦はフィギュアスケートやスポーツの枠を超えて、世界中の人々にこのような影響を与えられる人なのです。

それは彼が作為的に作り上げられた虚構のスターではなく、確固たる意志と強烈なアイデンティティを持つ本物のスーパースターであり、何よりも生粋のアスリートだからです。

彼の言葉が文化も言語も人種も異なる人々の心にこれほど響くのは、台本を読むのではなく、真っすぐ発せられる言葉の一つ一つから彼の真心と誠意が伝わってくるからです。

スターは人工的に作れるものではありません。

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち