Get a site

La Stampaより「日本の羽生に投げられたぬいぐるみに込められたトリノの情熱」~他

トリノに本社があるイタリアの主要全国新聞の一つ、La Stampa紙に掲載されたトリノGPF男子フリーの記事です。

日本の羽生へのクマのベールで覆われたリンク

アルベルト・ドルフィン(2019年12月8日)

ウィニー・ザ・プーの滝もロケットマンを止められなかった。
オリンピックから13年を経て昨日、グランプリファイナルのタイトルを賭けた宇宙レベルの男子フリーを見るために全ての列のあらゆる席が満員になったパラヴェーラが再び魔法のような雰囲気に酔いしれた。

自身の無限のショーケースの中でもとりわけさん然と輝く2つの五輪金メダル(ソチと平昌)を持つフィギュアスケートの真のレジェンド、羽生結弦は現世界チャンピオン、ネイサン・チェンから金メダルを奪うために、2006年にここ、トリノで金メダルに輝いた皇帝エフゲニー・プルシェンコに捧げる演技で自分自身の全てを氷上に注いだ。

アメリカの二十歳は更にバーを引き上げてエルトン・ジョンの曲に乗せて更に浮上し、日本の皇帝の291.43に対して新しい世界最高得点335.30を獲得し、ファイナル三連覇を果たした。

しかしながら、試合後のプレスカンファレンスで羽生は悲しんでいなかった。
それどころか滑りながら自身の25歳の誕生日(昨日)を祝えたことが幸せだったと述べ、パフォーマンスのレベルを更に引き上げることを強いたチェンに感謝した。
数百匹のクマのぬいぐるみを拾い集め、積み上げたスタッフの作業は大変だった。

*******************
☆イタリアの最大手スポーツ新聞ガゼッタ・デッロ・スポルトでは大会前日の12月5日と男子ショート翌日の7日に記事で取り上げていました。

12月5日の記事
未来のジャンプ
ロシアの4人のベイビー達による氷上革命

女子シングルの高難度化の話(4回転ジャンプで高得点を稼ぐ小さな少女達は魂のないロボットのようであまり伝わってこないと批判する結構辛辣な内容)がメインですが、羽生君についても写真入りでチラッと言及:

最も待ち望まれているのは日本の羽生結弦。
まさにこの土曜日に25歳になる母国の絶対的スターはアメリカのディック・バトン(1948年と1952年)以来、初めてオリンピック二連覇を達成した。

12月6日の記事
第1ラウンドはチェン
スター羽生はピンチ

しかし、今大会最高のクライマックスだった土曜日のフリーだけ何故か記事になりませんでした。
2015年のバルセロナのファイナルで羽生君が歴代最高得点330点を叩き出して圧勝した時は、1ページを丸々割いて熱い特集記事を書いていましたから、自国開催で歴代最高得点が出た今大会のフリーが完全スルーというのは・・・かなり不自然です・・・(大会前日の記事が一番大きかった)

イタリアのスケートファンの間では今大会のジャッジと得点に対する批判が凄まじかったので・・・ちょっと邪推してしまいますね。
まあ単純に紙面スペースの問題だと思いますが。

ちなみに2015年バルセロナGPFの記事はこちら↓
「羽生、限界を越えて:『完璧』が人間になった」

メチャクチャ熱い記事です!

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち