Neveitaliaより「ハビエル・フェルナンデス、羽生結弦、好戦的なジン・ボーヤンの試合直後の自己分析」

ボストン世界選手権男子フリー後の上位3選手のプレカンの内容です

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(2016年4月2日)

 

フィギュアスケート世界選手権男子フリープログラムの後、メダリスト達はボストンのTDガーデンのプレスルームに集まった。

会見中、ハビエル・フェルナンデスの身体的問題が露見したが、羽生結弦とジン・ボーヤンも時期は異なるものの似たような問題を抱えていたことが明らかになった。

 

ハビエル・フェルナンデス – 簡単な1日ではありませんでしたし、今月は幾つかの怪我でもっと悪かったです。昨日も今朝も練習することが出来ませんでした。今日は医務室に駆け込み、僕が滑れる状態になるよう、かなり助けてもらったと言わなければなりません。

ユヅルに勝てる唯一の可能性は、全くミスをせず、人生最高のプログラムを滑ることだと分かっていました。
僕はネガティブなことを考えないように努め、「これが今シーズン最後の試合、なるようになるさ」と自分自身に言い聞かせました。
怪我にも関わらずどうして勝つことが出来たのか僕にも分かりません。
時には前に起こった問題を二次的なものと捉え、気を強く持つことが出来ます。何故なら滑りたいという気持ちの方がより強いからです。

僕は痛みや疲れを感じずにリンクに出て行くことが出来ると自己暗示をかけました。
僕の前の羽生の演技がどうだったか本当に知りませんでした。試合の前はどの選手も自分自身に集中しています。僕達は試合でベストを出せるよう日々、練習していますし、自分のポテンシャルを最大限に発揮出来るよう努めながら、それぞれの演技に立ち向かう能力が必要です。僕はクリーンなプログラムを滑ることが絶対必要なことを知ってリンクに降り、これをやり遂げることが出来ました。

僕の怪我ですが、踵に炎症を起こしていますが、全く心配はありません。パッドのようなもので痛みのある部位を保護し、赤外線療法を行いました。

公の場でブライアン・オーサーに感謝したいです。彼は毎日僕達の傍にいて、僕達の機嫌が良くても悪くても、練習が上手く行っても最悪でも手を差し伸べてくれます。彼は僕達のベストを望んでいて、日々上達し続けられるよう後押ししてくれます。ここでユヅルの隣にいられることは何か特別なことです。

僕達はトロントのクリケットクラブで一緒に練習していて、どちらが1位でどちらが2位かは重要ではありません。

僕らはブライアンと共に重要な何かを築き上げました。ここで3人一緒にいられることは素晴らしいことです。数年前、僕が欧州選手権四連覇と世界選手権二連覇を果たすだろうと言う者がいたら、僕はただこう答えたでしょう。「君の頭は完全にイカれているよ」と

 

羽生結弦– 僕の気持ちを説明するのは難しいです。フリープログラムについては悔しいですが、ハビがやり遂げたことを本当に嬉しく思っています。嬉しい気持ちがある一方で、自分の演技については残念です。出来るならプログラムをもう一度滑りたいです。

リンクに出て行く前はとても落ち着いていました。でも落ち着いているからといって必ずしもいい演技が出来るとは限りません。

当然、ベストな体調と精神状態でいることが重要で、この二つのバランスによって左右されると思います。このバランスを見つけられなかったんだと思います。自分の演技の結果からそれを感じました。

演技中、とても緊張していました。後半の4サルコウが決まらず、僕の最も得意なジャンプである3アクセルでもミスをしました。このことがとても悔しいです。

フリープログラムを別にして、ショートプログラムではいい演技が出来ました。ですから、少なくともこれについては誇りに思いたいです。

 

ジン・ボーヤン – 今日の演技についてはそんなに悪くなかったと思います。
4ルッツの着氷は完璧ではありませんでしたが、すぐに集中力を取り戻して、予定されていた他の高難度ジャンプを大きな問題なく決めることが出来ました。

世界選手権前は自分の思うような練習が出来ませんでした。パワー全開での練習を再開出来るようになったのはアメリカに到着してからでした。そんな訳ですからフリープログラムの演技にはそれなりに満足しています。

世界チャンピオンと2位の選手から多くのことを学ばなければならないことはよく分かっています。
今シーズンを戦いながら多くのことを学びましたし、今後、もっと多くのことを学習することが出来ると思います。僕に勝った選手達は僕より豊かな経験があり、肝心な時に最大の力を発揮することが出来ます。今後は彼らの安定感を取得出来るよう取り組んで行きたいです。

4本の4回転ジャンプを跳ぶことは、最初から僕にとっての挑戦でした。まず1本目に取り組み、これが安定して跳べるようなったら、2本目に移り、それから3本目に集中しました。僕と4回転ジャンプの勝負でした。リスクが高いことは分かっていますが、僕は実験するのが好きですし、競い合うのは大好きです。

世界選手権のメダルを獲得した史上初の中国人選手になることが出来て嬉しいです。
今日の結果は僕にとって特に非常に大きな意味を持つもので、来シーズンに向けて何をすべきか僕に分からせてくれました。
もっといい演技を実現して、更に良い結果を得られるよう一層ハードに練習していくつもりです。

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清々しい3人ですね。互いの長所を認め合って、刺激を受けながらレベルアップして行くのは素晴らしい。これぞスポーツという感じです。

それにしてもハビはいい人過ぎる!
ボーヤン君は外見は癒し系ですが好戦的で競争大好きなんですね。羽生君タイプかな? いずれにしても平昌では一番の強敵になるような気がします。

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