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Neveitaliaより「ハビエル・フェルナンデス、羽生結弦を破りスペインに歴史的な世界タイトルを贈る」

Neveitaliaに掲載された2015年上海選手権フリーの記事です。
記事を書いているのはイタリア・ユーロスポーツ実況のマッシミリアーノ・アンベージさんです。

WC_FS2015

(2015年3月28日)

原文>>
(翻訳はテン君までです)

ハビエル・フェルナンデスがこれまでこの競技で世界チャンピョンを生んだことがなかったスペインのフィギュアスケート史に名を刻んだ。

マドリッド出身の選手は、3度の欧州タイトルと2個の世界選手権メダルを獲得した後、上海オリエンタルスポーツセンターで開催された第105回世界選手権を制し、彼のキャリアにおいて最も輝かしいタイトルを手に入れた。

また、ブライアン・オーサーの教え子はショートとフリーでどちらも1位にならずに大会を制した史上初めての男子選手となった。

彼の数分前に滑り、ハイレベルながら完璧なプログラムではなかったデニス・テンと羽生結弦の演技に左右されなかったフェルナンデスは立派だった。まるで「予想していなかった一縷の望みを予見した」ようなスペインの23歳は議論の余地なく2本の4回転ジャンプと6本の3回転ジャンプを成功させた。1本目の4サルコウは完全に回り切って転倒した。またこれまでにないハイレベルな演技をしたことで、演技構成点でも最高点を獲得したことが、勝利に繋がった。

スペインではお祝い騒ぎの1日となり、このためにまさに今日、ISUはグランプリファイナルが2年連続でバルセロナで開催されることを発表した。

更に、数時間前には夏季セミナーが行われ、フェルナンデスと、この大会の真の勝者であるコーチ、ブライアン・オーサーが指導する夏季セミナーがマドリッドで行われることが正式に発表された。

カナダ人のコーチはフェルナンデスの優勝だけでなく、羽生結弦の名誉あるメダルと今大会の新星のひとり16歳のナム・ニューエンの4位という成績も祝うことが出来た。

現オリンピックチャンピョンは4サルコウが2回転になり、回り切った4トゥループで転倒し、日本人初の二連覇を達成することが出来なかった。

しかしながら、質の高い8つの3回転ジャンプと最高レベルのスピンとステップが証明しているように、2つのミスの後の挽回は圧巻だった。競技の結果はともかく、親友フェルナンデスのファン1号である仙台の二十歳が一段上のようだ。まさにこの理由から、来シーズン、ベストなフィジカルコンディションの彼が見たいという願望が早くも最高潮に達している。

カザフスタンのデニス・テンはフリーで最高得点と最高技術点を獲得したにも拘らず、銅メダルに甘んじることになった。

リンクサイドでは賢いローリー・リコルも見守る中、フランク・キャロルの教え子は1つのダブルアクセル、2つの4トゥループ、7つの3回転ジャンプを跳ぶが、4トゥループとトリプルアクセルの明らかなステップアウトで勝利を逃した。

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マッシミリアーノさん、温かい記事ですね。ベストコンディションの羽生君の演技を見るのが待ちきれないんでしょうね。

解説、文字だけで音声が送れないのが残念なのですが、マッシミリアーノさん、羽生君の時だけ声が変わるんです。普段はどちらかと言うとシニカルな口調なのですが、羽生君を語る時は感情を抑えきれなくて声が震えているというか、とにかく中国杯以降、アンジェロさんと共に完全にオトン化してしまいました(笑)。

奇跡のような才能を持つ選手の進化にリアルタイムで立ち会っている感動と興奮が声から伝わってきます。

Published by Nymphea

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち