Neveitaliaより「ユリア・リプニツカヤにとっておそらく今シーズンは終了した」

今年1月にNeveitaliaに掲載されていたユリア・リプニツカヤ選手の記事です。

(2015年1月14日)

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ここ数日間、ユリア・リプニツカヤが現コーチ、エテリ・トゥトベリーゼから離れ、彼女がまだ11歳だった2009年から始まった有益なコラボレーションにピリオドを打とうとしているという噂が飛び交った。

こうしてスクープ争奪戦が始まった。あるいはイタリアを含む彼方此方のフォーラム、専門サイトあるいは偽証サイトを巻き込んだ「憶測」と言った方がいいだろう。そして、ファン達は現欧州チャンピョンの運命に心配を募らせた。

ある者はリプニツカヤの件をカツァラポフとイリノフの別離と比較し、ある者はすぐさまSAMBO 70所属の選手がライバル会社CSKAへ移籍することを連想し、中にはエレーナ・ラディオノワのプログラムの創造者でもある現在の振付師イリヤ・アベルブフの仕事ぶりが不満で、アメリカのニコライ・モロゾフの元に移籍すると推測する者さえいた。最も多かったのは遠いサンクトペテルブルクにいるテクニカルコーチ、アレクセイ・ミーシンとのコラボレーションの可能性を予想する説であった。

全てはロシアの有力紙ITAR-TASSがリプニツカヤとトゥトベリーゼの別離の速報を発信した1月12日に始まった。この時から大スクープを投下した特派員に対抗する情報争奪戦が始まり、少なくとも当初は連盟の様々な役職者やこの騒動に巻き込まれたコーチや振付師、そしてリプニツカヤの関係者の否認さえも何の役にも立たなかった。

24時間が経過し、リプニツカヤが状況を説明するために自ら口を開いた。

「コーチを変えることは全く考えていません。

皆、オリンピック後、練習を再開することが私にとって困難であったことを知っています。今シーズン前半はとても大変でしたし、私はその理由について正確に説明することが出来ません。

おそらく思春期のせいか、あるいは最近までの疲れが蓄積されているのかもしれません。

今回のことがコーチとの関係に影響を及ぼすかもしれないことは否定しませんが、他への移籍を考えたことはありません。今日、スポーツ省で副大臣ユーリ・ナゴルニクとロシア・スケート連盟会長アレクサンダー・ゴルシュコフ、連盟部長アレクサンダー・コーガン、そして私のコーチ、エテリ・トゥトベリーゼと会い、現状を分析し、将来について議論しました。私にとって今シーズンは終了しました。今、重要なことは休養し、ゆっくりと静かにテクニカルエレメンツの練習を再開することです。

つまりこれまでの期間に重要な教訓を得ることが出来たことを意識し、来シーズンはゼロからスタートします。私の願いはエテリ・トゥトベリーゼがまだ私のコーチでいてくれることです。

その直後、トゥトベリーゼもまたリプニツカヤの言葉を認め、連盟幹部から受けた支援の重要性について説明し、リプニツカヤの復調計画に尽力するとコメントした。

これらの情報によれば、ロシア・スケート連盟特派員オルガ・エルモリーナが2月末にサランスクで行われるロシア・カップ・ファイナルにリプニツカヤが出場すると書いたにもかかわらず、ユリア・リプニツカヤのシーズンは終了することになる。この騒動を何とか鎮めようとするための手段であることは明白だ。

 

 

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