Neveitaliaより「宮原知子がソルトレイクシティで勝利を収めるが、エリザヴェート・トゥルシンバエワも大躍進」

NEVEITALIAに掲載されたUSクラシック女子フリーの記事です。

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(2015年9月20日)

日本の宮原知子はソルトレイクシティのスポーツコンプレックスで開催された第4回US国際フィギュアスケーティングクラシックで優勝し、ISUチャレンジャーシリーズの自身二勝目を飾った。

昨シーズン同様、トム・ディクソンとローリー・二コルが振り付けを担当した新しいプログラム(ただしフリーとショートが逆)を披露した世界選手権銀メダリストは、ショート、フリー共に1位の得点を獲得し、傑出した技術的安定感を初戦から見せつけた。

特にフリープログラムでは、2本のダブルアクセルと6本のトリプルアクセスを確実に決め、またしてもコンビネーションジャンプの回転不足を科学的に回避するために構築された賢明なジャンプ構成が光った。
唯一のミスは回転不足と判定された3ルッツの転倒だった。

フランツ・リストの『溜息』のメロディーに乗せて滑った宮原は、技術点とプログラム構成点の各項目で全選手中最高得点を獲得し、復帰した浅田真央と、ロシアのエリザヴェータ・トゥクタミシェワとアデリナ・ソトニコワと対決することになる間近に迫ったジャパンオープンに向けて好発進した。

京都出身の17歳に次いで2位に入ったのは、間もなく開幕するグランプリシリーズに最年少で参戦する、今大会がデビュー戦となったカザフスタンのエリザヴェート・トゥルシンバエワだった。

ブライアン・オーサーの指導を受ける15歳は、国内歴代最高点を塗り替える180点の大台に迫る高得点を叩き出し、好印象以上の本格的なシニアデビューを飾った。

昨シーズンのフリープログラム(デヴィッド・ウィルソン振付け「パパ、見守って下さい 」)の持越しが吉と出たトゥルシンバエワは、2本のダブルアクセルと、2本の質の高い3回転ルッツ、着氷が乱れた3サルコウ-3トゥループと2アクセル-3トゥループのコンビネーション(どちらも後半)を含む7本の3回転ジャンプを降りた。

従って、3トゥループのひとつが回転不足と判定されても大会優勝者とほぼ同点の技術点を獲得したことは驚くことではない。

アジア系アメリカ選手同士の戦いとなった3位争いは、自己ベストを更新した19歳のアンジェラ・ワンが制した。

腕を上げて跳んだ見事な3回転ループで快調なスタートを切ったワンだが、プログラム後半で崩れ、幾つかのジャンプ要素の着氷で明らかなミスがあった。また、スピン構成の問題が改めて浮き彫りになり、3トゥループの予定がダブルになってしまった。

そのワンに7点差を付けられて4位になったのが、いつもなら大きな得点源であるはずの3ルッツがフリーで決まらなかった16歳のカレン・チャンで、昨シーズン同様、4分間を滑る切る『スタミナ』が課題になった。

この試合で特筆に値するのはアメリカ在住のカナダの17歳、セレーナ・ザオで、高得点を稼げるジャンプ(ルッツ/フリップ)のエッジの問題をほぼ完璧に克服し、技術面において飛躍的に進歩した。

2本のダブルアクセルと2本のルッツとフリップを含む6本の3回転ジャンプを決めたクリスティ・クラールの教え子は、フリーで3位を獲得し、ショート9位から5位に最終順位を上げることが出来た。唯一のミスは3ループの転倒だったが、自己ベストを更新した。6位にはアメリカのマライア・ベル、7位には回転不足と予定されていたジャンプの回転が抜けるミスを連発してフリーを完全に失敗し、期待外れな結果に終わった村上佳菜子が入った。頭一つ抜きん出ているように思われるライバル達の台頭により、国内の競争がし烈になった今シーズン、実績があっても名古屋出身の20歳にとって厳しい戦いになりそうだ。

最後に、最近台北代表として競技することを決意した、成長著しい15歳のアメリカ人、エイミー・リンが(台北の)国内歴代最高得点を更新し、8位でソルクレイクシティの大会を締めくくったことを付け加えたい。演技は別として、今回は世界選手権出場に必要な最低技術点に僅か小数点及ばなかったが、次の試合では達成出来そうな予感がする。

 

最終結果

1) JPN – Satoko MIYAHARA

183.64 (1|1)

2) KAZ – Elizabet TURSYNBAEVA

177.91 (4|2)

3) USA – Angela WANG

166.80 (2|4)

4) USA – Karen CHEN

159.18 (3|5)

5) CAN – Selena ZHAO

157.03 (9|3)

6) USA – Mariah BELL

149.47 (6|6)

7) JPN – Kanako MURAKAMI

147.60 (5|8)

8) TPE – Amy LIN

144.62 (7|7)

9) CAN- Veronik MALLET

141.94 (8|10)

10) AUS – Brooklee HAN

140.54 (10|9)

11) HKG – Maisy Hiu Ching MA

120.90 (11|12)

12) ISR – Katarina KULGEYKO

118.29 (14|11)

13) ISR – Aimee BUCHANAN

116.06 (13|14)

14) BRA – Isadora WILLIAMS

114.13 (15|13)

15) SUI – Yasmine Kimiko YAMADA

110.83 (16|15)

16) PHI – Frances Clare UNTALAN

106.28 (12|16)

17) EST – Johanna ALLIK

93.11 (17|17)

18) HKG – Tiffany Chitring YIM

64.53 (19|18)

WD – ISR – Netta SCHREIBER

(18| – )

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☆ 知子ちゃん
シーズン初試合で優勝おめでとうございます!!!:applause:
ジャンプの安定感は圧倒的ですね。

ルッツの転倒+回転不足があってTES65点越えはさすがです!!
ノーミスなら技術点だけであと5点は上乗せ出来そうですね!
それにしてもPCS56点って・・・いくらなんでも低過ぎです(怒)

 カナちゃん

今回の結果は残念でしたが、元々スロースターターで、全日本当たりで調子を上げてくるイメージがあるので、これからだと思います!
フリーは素敵なプログラムなので早く完成形が見たいですね。

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