Neveitaliaより「羽生結弦、ボストン世界選手権ショートプログラムを掌握する」

Neveitaliaに掲載された男子ショートの記事です。

記事を書いているのはイタリア・ユロスポ実況のマッシミリアーノ・アンベージさんです(今朝540分に投稿されていました!)

原文>>

(2016年3月31日)

翻訳は6位のコリヤダ選手までです。

世界選手権男子ショートプログラムで打ち上げ花火を期待していた人々は期待を裏切られなかった。事実、ボストンのTDガーデンの観客は日本の一流選手、羽生結弦のもう何度目か分からない快挙で昇華された究極難度の演技に立ち会う栄誉を味わうことが出来た。

五輪王者は12月中旬のグランプリファイナルで既に越えている宇宙的得点、110点越えを再び果たし、実力のあるライバル達に深海並みの大差を付けてキャリア2個度の世界タイトルに王手をかけた。

大会の大本命は主要なライバル達と違って全くミスをしなかった。
もはや至高の演技が習慣になりつつあるショパンの『バラード1番』の旋律に乗せたプログラムには、技術点と演技構成点の幾つかの項目で歴代最高得点が授与された。
特にジャンプ要素のクオリティは傑出しており、4サルコウと3アクセルの出来栄え点では完璧に到達した。
唯一の悔しい点は、最初の判定ではレベル4だったステップシークエンスが、またしてもレベル3に下がってしまったことだ。
ここ2日間の公式練習のランスルーではショートプログラムにミスがあり、予定されているジャンプが完璧に入らなかったこともあり、羽生はこれまでの大会と異なり演技直後に感情を爆発させた。

大会前の予想通り、スペインのハビエル・フェルナンデスは2位に付けたが、首位から12点もの大差を開けられた。
現世界王者はステップ以外の各要素で大量の得点を取りこぼしたが、何よりも4サルコウの思いがけない転倒が致命的だった。

地味に3アクセルはこれまでのキャリアで最高の出来栄えで、この要素が上手くいかず3位になったカナダのパトリック・チャンをリードした。
カナダの選手は、通常レベル4が難しい足換えキャメルスピンを含む全てのエレメンツで最高レベルを獲得し、ステップシークエンスは圧巻だった。
しかし、説得力のあるコンビネーションジャンプ、4トゥループ/3トゥループを決めた後、フェルナンデスと同じように2つ目の要素、3アクセルで転倒し、基礎点の差が響くことになった。

4位にはいつも通り演技構成点で中国のボーヤン・ジンを大幅に上回った日本の宇野昌磨が入り、今シーズン中に見せた実力を証明した。
山田真知子の弟子は3フリップの着氷前のめりになってセカンドジャンプがトリプルではなくダブルトゥループになったコンビネーションジャンプで3点ほど失った。

彼の永遠のライバルであるジンも4ルッツと3トゥループの間に入ったオーバーターンで同じぐらいの点を失った。

グランプリファイナル出場者5人に次いで6位になったのは、4トゥループ/3トゥループのコンビネーションジャンプから質の高い3アクセルまで僅かなミスもなくプログラムを滑り切ったロシアのミハイル・コリヤダだった。サンクトペテルブルク出身の21歳は90点まであと僅かだったが、第2グループでの滑走だったため、演技構成点で明らかな損害を被り不利だった。

プロトコル>>

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羽生君、やってくれるとは思っていましたけれど、凄かったですね。
圧巻でした。
私的にはステップシークエンスは迫力、スピード共にこれまで最高だと思ったのにレベル3だったんですね。

練習でハプニングがあって、影響がないかちょっと心配しましたけれど、ビクともしなかった(というかテン君、羽生君の殺る気スイッチを押してしまいましたね・・・)

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