Neveitaliaより「羽生結弦、NHK杯2度目の優勝を狙う」

数日後に迫ったNHK杯の展望です
記事を書いているのはイタリア・ユロスポ実況のマッシミリアーノ・アンベージさんです。

NHK2015_gara

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(2015年11月24日)

☆ 翻訳は男子シングルのコフトゥン選手までと女子シングルのポゴリラヤ選手までです

金曜日の夜明け、フィギュアスケート・グランプリシリーズ最後の大会、第36回HHK杯が開幕する。
試合は既に3度に同大会の会場となっている長野県の長野『ビッグハット』で開催される。

収容人数1万人を誇るこの施設は、昨シーズンの全日本選手権の舞台であり、1988年のオリンピックに際してはホッケーのファイナル大会が行われた。
NHK杯がグランプリシリーズを締めくくる最後の大会となるのは史上これで14度目である。

 

男子シングル

ファイナル出場資格の基準が決定され、日本大会でバルセロナ大会に出場する最後の3選手が決まることになる。

前大会で獲得した栄誉ある順位によって、羽生結弦、ボーヤン・ジン、マキシム・コフトゥンは、アメリカのグラント・ホッホスタインが2位、ロシアのコンスタンチン・メンショフが優勝しない限り、5位でもファイナル出場が決まる。

優勝候補はスケートアメリカでショートプログラムの無邪気なミスによって勝利を捨ててしまった日本の二十歳、羽生結弦である。
2012年NHK杯の覇者でもある五輪王者は、調子が上向きであることを見せており、先シーズンと違って何の障害もなく調整を行うことが出来ている。

今秋、浮き沈みの激しかったロシアの二十歳、コフトゥンは、グランプリ大会では常に2位以内を獲得するというありがたいトレンドを再確認しようとするだろう。

一方、史上最も極端な選手である中国の18歳、ボーヤン・ジンには、中国杯でのレベルを再現することが要求される。興味深い点は、彼がすぐに4回転ジャンプ5本のフリープログラムを披露する決意をするか、あるいは前回と同じように4回転ジャンプ4本『だけ』と3アクセル2本の難度を下げたバージョンを選ぶかということである

 

女子シングル

大会のメインディッシュは2人のベテラン選手、日本の25歳、中国杯優勝の浅田真央とアメリカの24歳、スケートカナダ優勝のアシュリー・ワーグナーの対決である。この2人のどちらかが優勝した場合、もう一方の選手は5位でもファイナルに進出出来るが、2人のファイナル出場はもはやほぼ確定と言っていいだろう。

スケートアメリカ3位の日本の17歳、宮原知子と、中国杯4位で同じく17歳のロシアのアンナ・ポゴリラヤはバルセロナへの切符を掴むために優勝を狙う。

世界選手権銀メダリストにとってファイナル進出の鍵となるのは、彼女が3位だった場合、ポゴリラヤより順位が上ということだ。
一方のポゴリラヤにとっては最低でも2位に入り、宮原が優勝しないというのがファイナル進出の条件になる。

 

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☆ 無邪気なミスで勝利を捨てたって・・・(しかもアンダーラインで強調しているし・・・)

ボーヤン選手、フリーで4回転5本の可能性もあるんですか???
前回のポッドキャストでマッシミリアーノさんがボーヤン選手の中国杯のフリーについて「ただのジャンプ発表会だった」と評していましたが・・・確かに振付けとか表現は全て切り捨てて、とりあえずジャンプを全部跳ぶ(回り切る)ことだけに集中している感じでした。
フィギュアスケートは技と美を競うスポーツだと思うので、あまりにもジャンプだけに偏向するのは見る側としては止めて欲しいですが、現在のルールではボーヤン選手がこの調子で構成を上げていった場合、表現力や総合力に優れた多くの選手が彼に勝てなくなる可能性があります。

 

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