Neveitaliaより「羽生結弦:プルシェンコからの褒め言葉は光栄です」

2013年エリック・ボンパール杯男子SPプレカン記事から
ショートプログラム上位3選手のプレカンにおける興味深いコメントをご紹介します。
ちなみにこの大会、ショートもフリーもパトリック神演技+歴代最高得点で圧勝だったわけですが、Neveitaliaはショートもフリーも写真もタイトルも何故か羽生君です!!

TEB-SP2013

 (2013年11月15日)
原文>>

 パトリック・チャンに質問:自己ベストと今季最高得点を更新しましたけど、今の気持ちを教えて下さい。

チャン:(自己ベスト&今季最高得点更新を)成し遂げたとは思わなかったけれど、うまく滑れたことにとてもとても満足しています。ジャンプの回転中、完璧じゃないと感じたけれど、

このような非常事態でこそ練習がものを言うのです。今回、ジャンプエリアで軸が完璧でなくても、状況を立て直すことが出来ました。今日の滑りには満足していますし、正規のリンクに戻ってきて試合が出来て幸せです。プログラムを最高レベルに押し上げ、「爆発」させるためにも、自分を抑えてはいけません。明日も同じ感覚を味わいたいです。

羽生結弦に質問:今季の自己ベストを大幅に更新したプログラムについてどう思いますか?

羽生:得点が出た時、パトリックの方がいい点だと分かりましたが、満足でした。スピンやステップでまだまだ改善の余地がありますが、フリーに向けていいスタートになったと思います。

ジェーソン・ブラウンに質問:グランプりでの自己ベストを更新し、トップ3に入りました。今の気持ちを聞かせて下さい。

ブラウン:この青年達と共にこの場にいられることはとても光栄です。僕の目標は自己ベストを更新し続けることです。これは僕の旅の始まりに過ぎないことを願っています。

パトリック・チャンに質問:あなたの足元を見ているとあまりにも洗練されたステップに目を引かれますが、一体どうやっているんですか?

チャン:僕の元コーチ、Mr.コルソンは旧得点時代の選手です。僕らは何年間も一緒にスケーティングスキルの練習に長い時間を費やしました。プログラム中、ミスをすることがあるかもしれませんが、僕は自在にエッジをコントロール出来るようになりました。ケティーと練習するようになってからは呼吸と膝の屈伸を同調させることを学びました。全てがうまくいくと素晴らしいリズムが生まれます。全てが身体と音楽のリズムに合わせて進行し、全てが完璧に一致した時、素晴らしい効果が生まれ、最高のクオリティに達します。

パトリック・チャンに質問:あなたは新しいタイプのスケートを見せたいと言っていましたが、ブラウンも違うスタイルのスケートを見せました。このことについて誇りに思いますか?

チャン:僕を真似しようする選手がいることは素晴らしいことだけれど、それぞれの選手に独自のスタイルがあり、それぞれの長所があります。僕もジェーソンやハンヤンのように滑ることは絶対に出来ません。でも男子の試合で4回転ジャンプを跳ぶ選手が増え続けていることは嬉しいです。2010年のバンクーバー五輪を考えたら、これから開催されるソチ五輪では、バンクーバーに比べて多くの選手が4回転ジャンプに成功するでしょう。このことは男子シングルが進化し続けていることを表しています。この進化の一端を担えたことを幸せに思いますし、このスポーツを限界に挑戦し、別次元のレベルに押し上げられることを願っています。

あなたはトレンドセッターで他の選手達はあなたの後を追っていると思いますか?

チャン:分かりませんね。僕に関していえば自分のスケートのスタイルが大好きです。このスポーツのトップ選手でいるにはジャンプ、スピン、スケーティングスキル、トランジションが必要だということを強調したいです。技術的に優れていてもプログラム構成点で劣るスケーターはたくさんいます。

歴代最高得点を更新したことは重要ですか?

チャン:これはケーキの上のサクランボのようなもので特別重要ではありません。素晴らしいことですけれど、今の僕はオリンピックを見据えていて、そこで世界記録を更新出来ればいいなとと思っています。今はこの大会に集中していて、記録の更新は良いニュースというだけで、それ以上ではありません。

全員に質問:今季は五輪がありますが、ソチの大会ではどのようにプレッシャーを克服するつもりですか?

ブラウン:間違いなく頻繁にそのことを考えていますが、僕にとってシニア初シーズンなので、まず全米選手権を見据え、この試練の場でよい滑りをしなければなりません。僕の主な目標は全米までに上達し、クリーンに滑ることです。

羽生:正直、日々の練習ではオリンピックのことをそんなに考えていません。ただ出来ることをして、試合中は毎日やっていることを実行しようと思います。

チャン:バンクーバー五輪を体験出来たのは幸運です。カナダ人として何とも比較できないほどのエネルギーと感動を味わいました。

はい、いつもソチのことを考えています。とても期待していますし、練習でよい状態に調整するために疲れている時には五輪こそ本当にやるべき時なんだと自分自身に言い聞かせます。

外部の出来事や、僕を意気沈消させたり、僕のスケートに影響を与える状況に耐えるための「保護膜」を作ろうと心がけています。そして全ては五輪に参加するためなのだと自分自身に繰り返し言い聞かせています。

パトリック・チャンに質問:あなたはフランスと相性がいいですね。ショート首位ですし、2年間はニース世界選手権で優勝しました。

チャン:フランスで滑るのは大好きですし、実際相性もいいです。今までも良い滑るが出来ましたし、フランスの観客の前で滑るのは素晴らしいことです。観客は皆温かく、特にアモディオに対してですが、6分間練習中は他の全ての選手達に熱狂しているのが分かりました。このことはフリーの演技中、特に疲れが出る終盤で僕を後押ししてくれると思います。

ジェーソン・ブラウンに質問:あなたと2人のスケーターだけが全てのエレメンツでプラスのGOEを獲得しました。そのおかげで3位という位置につけたわけですが、このような結果を得ることがどれほど難しいことか説明してもらえますか?

ブラウン:ここ数年常にGOEでプラスをもらっていましたので、この戦略に的を絞り、エレメンツを正確にこなすよう心掛けていました。技術構成とジャンプを徐々に向上させていきたいです。

羽生結弦に質問:素晴らしいパフォーマンスでした。今、あなたにとっての新しい目標は?

羽生:ショートプログラムにはとても満足しています。全てのエレメンツをこなすことが出来ました。改善すべきエレメンツはレベル3だったステップです。また更なる加点がもらえるように出来ると思います。98点の壁を破ることは考えていませんが、去年、日本では93点を獲得しましたので、伸びしろはあると思います。更に高い得点を獲得したいです。

全員に質問:プルシェンコの復帰についてどう思いますか?彼は最大のライバルは羽生だと言っています。

チャン:僕への質問?さあ、彼にとっては自国開催の五輪で滑れることは素晴らしいことでしょうね。五輪で彼がどう滑るか予想するのはとても難しいことです。何しろ長い間、試合に出場していませんから。

バンクーバーの頃に比べてこのスポーツは変わりましたので、復帰して再び演技することは彼にとって素晴らしい挑戦です。4年前に彼がやっていたことは今とは違います・・・もしソチで滑ってかつてのような4回転ジャンプを全て決めることが出来たら彼にとっていいことだと思います。僕達皆、グランプリシリーズに参加し、複数のプログラムを練習だけでなく試合でも滑りました。彼は負傷とリハビリで時間を失いましたら非常に難しいと思いますが、(ソチで復帰することは)素晴らしいことです。過去においてナンバーワンの選手ですし、何度も圧勝してきました。彼が(ソチで)滑ることが出来れば、皆が興奮させられるでしょう。

羽生:まず彼が僕について言ったことを聞けてすごく光栄ですし、僕をライバルと思ってくれていることを知ってとても嬉しいです。まだまだ改善しなければならないことがたくさんありますので、プルシェンコが復帰するソチに向けて進歩し、彼と試合で戦いたいです。

 

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