NeveitaliaのGPF総括記事です。
(2014年12月14日)
(訳は男子シングルと女子シングルだけです)
バルセロナCCIBで開催された第20回フィギュアスケートGPファイナルは待望の男子シングル・フリープログラムで幕を閉じた。
4カテゴリー中3カテゴリーで今季最高得点が生まれた技術点で勝負が決まるハイレベルな大会となった。女子シングルの優勝者は僅か小数点の差で今季最高得点に及ばなかった。
既にフィギュアスケート史の伝説となっている羽生結弦は五輪と同年のグランプリファイナルを制した史上初の五輪王者となり、ナンバーワンの地位を確固たるものにした。男子シングルのシニアは日本人選手による三連覇となり、ジュニアでは前途有望な宇野昌磨が優勝した。
女子シングルの絶対的主役は、ISUチャレンジャー・シリーズとグランプリシリーズで圧倒的勝利を収めたエリザヴェータ・トゥクタミシェワだった。
ロシア女子にとっては2004年北京大会におけるイリーナ・スルツカヤ以来の重要な勝利となった。嬉しいニュースはこれだけではない。ジュニア女子シングルはエフゲニア・メドベデワが優勝し、ロシアは史上初めてGPファイナルでシニアとジュニアの両カテゴリーを制した。