Neveitaliaより「小さな外科手術を受けた羽生結弦、1か月以上の安静が必要」

Gen2015

(2014年12月30日)

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ここ数か月間、羽生結弦は一連の怪我や病気に悩まされ、彼の主要な目標の達成を脅かす障害が次々に降りかかる苦難に満ちたシーズン前半となった。それでも五輪王者はグランプリファイナルと全日本を圧勝した。

彼を襲った試練を順に振り返ってみると、持病の喘息に加え、9月末には仙台出身の二十歳は腰痛でフィンランディア杯出場を断念することになった。その後、中国杯ではフリー直前の6分間練習でハンヤン選手と激しく衝突した。この事故でグランプリファイナルへの出場が危ぶまれ、あれから2か月近くたった今もまだ万全な状態ではない。

この最後のエピソードは多くの懸念と心配を呼び、その代償としてその後のニュースや報道で数多く取り上げられることになった。

全日本のフリープログラムを滑り終えた羽生は明らかにいつも以上にぐったりしているように見えた。腹部を手で押さえていたが、当初はそれほど深刻な状態とは思われていなかった。彼が一度氷上に現れると、決してエネルギーを出し惜しみしないことはもはや周知の事実だからだ。

しかしながら断続的な腹痛が続くため、最初の検査を受けた結果、体重が3キロも落ちていることが分かった。このため、これ以上身体に負担をかけないよう全日本のエキシビジョンは欠場し、精密検査を受けることにした。

二日間に渡る精密検査の結果、専門医によって痛みの原因は尿膜管(胎児の時にへその緒と膀胱をつなぐ管)遺残症と診断された。

今後の悪化を防ぐために、尿膜管を取り除く腹腔鏡下摘出術による手術を受ける必要があった。

どうやら小さな手術でその日の内に既に行われ、1か月は絶対安静が必要なようだ。

日本スケート連盟の発表によれば、羽生は2週間入院し、治療を受けるそうだ。

 

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私は心因性の胃炎か悪くて盲腸かなと想像していたので、聞いたことのない病気で緊急手術と聞いて本当にびっくりしました。

何よりもそんな激痛がありながら全日本であの演技をしたことに驚愕しました。

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu