Neveitaliaより「羽生結弦、シーズン最初のショートで90点の大台を超える」

イタリア時間で昨晩というか、もう今日ですが深夜に行われたオータム・クラシック男子ショートのNeveitalia記事です。

Autumn2015_sp

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(2015年10月15日)

翻訳は羽生君とナム君だけです

オータム・クラシック・インターナショナルは、オリンピックチャンピョン、羽生結弦の存在によって華やかになった待望の男子ショートプログラムで2日目を締めくくった。

今回、バリーのアランデールレクリエーションセンターの客席はどの段も埋まり、今大会のためにカナダスケート連盟が特別に設けたライブストリーミングは想像を絶するアクセス数を記録した。

皆が渇望していた選手は期待を裏切らなかったが、ノーミスのプログラムを滑ることは出来なかった。

先シーズン使用した『ショパンのバラード1番』の調べに乗せてリンクに登場した仙台の二十歳は、冒頭に壮麗なイーグル3Aイーグルを決めるが、ステップからの4トゥループでは何らかの問題があり、ステップアウトで両手を付き、テクニカルパネルに回転不足と判定された。

軸が曲がりそうになった3ルッツを巧みに修正し、3トゥループを付けてコンビネーションにした。

スピンは非の打ちどころがなく、ステップシークエンスを含め、プログラムの最初から最後の1秒まで完璧に音楽と同調して滑った羽生は、演技構成点の各項目で圧倒的最高点を獲得した。

バリーで現世界選手権銀メダリストの好敵手となったのは、先シーズンに比べてレベルを上げたリンクメイトのナム・ニューエンだった。
傑出したレベルを見せたニューエンは技術点では羽生を上回り、得点差を7点以下に収めた。
カナダ17歳は、デヴィッド・ウィルソン振付けのショートプログラム『The Killing Fields』(マイク・オールドフィールド作曲)を試合で初披露した。

ニューエンは初めて挑戦するコンビネーション4トゥループ/3トゥループを決め、続いてイーグルからの3アクセルも着氷した。最後のジャンプ要素はプログラム後半に何の問題もなく決めたステップからの3ルッツだった。
フリープログラムでは確実に得意の4サルコウを入れてくるであろうブライアン・オーサーの弟子は、今シーズンの新鋭であり、世界選手権表彰台の最も有力なダークホースの一人であることを見せつけた。

当然のことながら、彼の数分前に滑った羽生に比べると、スピードがなく、スケーティングスキルの質が落ちることは明白で、ジャンプの助走も断然長かったことも忘れてはならない。それでも、彼があらゆる面で進化したことを、視聴者と、試合のジャッジに印象付けた。

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☆ 男子ショートのライスト、羽生君の出番の視聴者数は2万を超えていました!!!
その中に確実にマッシミリアーノさんもいたはずで、演技終了の数秒後にFBに動画とコメントを投稿し、この記事は何と朝4時半にアップしていました!!(ちなみに私は羽生君の後、すぐ寝ました!)
マッシミリアーノさん、B級試合から気合入り過ぎ!
マッシミリアーノさんはいつもこんなに記事の更新が早いかというと、そういう訳ではなくて、イタリアのミラノで開催されたロンバルディア杯は時差の問題がないにもかかわらず、翌日ゆっくりとテンションの低い記事を掲載していました。

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu