NEVEITALIAの2014年中国杯男子SP＆FSのプレカン記事です。いつも各試合の翌日にプレカンでの上位3選手のコメントが紹介される記事が掲載されるのですが、今回は上位3選手に加え羽生君のコメントも紹介されていました（しかも写真もタイトルも羽生君）
＜男子ショート後のプレカンより＞
（2014年11月28日）
（翻訳は羽生君部分だけです）
羽生結弦：6分間練習中は緊張していなかったんですが、音楽が始まると萎縮しているのを感じました、もっと高いレベルで出来たに違いないと信じているので結果にはがっかりしています。ずっと名言しているようにファイナルに行きたいですが、まずこのＮＨＫ杯を勝ちたい。一晩眠れば体力を回復し、今日のショートプログラムを忘れることが出来るでしょう。怪我については痛みがないと言えば嘘になりますが、ほぼ完璧に回復しています。競技中は全く痛みを感じなかった。
＜男子フリー後のプレカンより＞
羽生結弦「これが今の僕の実力なのは明白」
（2014年11月29日）
（翻訳は羽生君部分だけです）
羽生結弦：僕のパフォーマンスが怪我のせいだったと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが今の僕の実力なのは明白です。中国杯とNHK杯で積んだ経験を宝としたいです。色々な理由で試合に負けましたが、重要なことは幾つかの僕の弱さが分かったことです。結果はともかく、出場してよかったと確信しています。勿論、練習不足もありましたが、特に試合へのアプローチに問題があったと思っています。この敗北によってこれから直していかなければならない欠点に色々気づかされました。今は、ファイナルでもっといい試合が出来るように出来るだけ準備しようと思います。今日はミスで多くの点を失ったのでジャンプ要素を改善していきたいです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
☆イタリア・ユーロスポーツ実況解説では羽生君のフリー演技終了後、実況のマッシミリアーノさんが「今回は転倒は1回だしＰＣＳ85点は出るだろうから5位でもファイナル進出が決まるボーダーライン154.17点は大丈夫だろう」といっていました。そしたら点数が伸びず、151点でアンジェロさんと二人で「え～！！！」という感じになり、続くヴォロノフさんと村上君が素晴らしい演技で羽生君の準備を上回ってしまったので更に微妙な雰囲気に（マッシミリアーノさんは村上君を絶賛しつつ、「でもある意味空気を読まない結果を出してしまった」と言っていました！！）。
アボット選手がミスを連発して技術点が伸びなかったので「結弦の点を超えることはないだろう」とは言っていましたが得点が出るまでハラハラドキドキで、得点が出たらやったーという感じになっていました。
ほっとしたマッシミリアーノさんとアンジェロさんのコントのような会話です。
マ：アボットはジェーソン・ブラウンをファイナルに行かせてあげることが出来なかったね。
アメリカはチームワークがまずかった。
ア：それは日本も同じだろう（笑）
