OA Sportより「2017フィギュアスケート世界選手権:羽生結弦、世界新記録で優勝!」

~神のような滑り~

イタリアのスポーツニュースサイト、OA Sport ~ il Tempio dello Sport (=スポーツの殿堂)に掲載されたヘルシンキ世界選手権男子シングルの記事です。

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2017フィギュアスケート世界選手権:羽生結弦、世界新記録で優勝!宇野昌磨とワンツーフィニッシュ

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(2017年4月1日)

今週、開催されている2017フィギュアスケート世界選手権の会場であるフィギュアスケートヘルシンキのハートウォールアリーナにおける大会4日目・最終日。
フィンランドのリンクでは史上最高の試合の一つとなった男子シングルのメダリストが決定した。

2014年以来の2つ目の世界タイトルを獲得したのは、今日の試合で完璧な演技を成し遂げた日本の羽生結弦だった。ミスがあってショートプログラム5位と出遅れたオリンピックチャンピオンはフリープログラムでは神のように滑り、技術点(126.12点)、演技構成点(97.08点)共に最高得点を獲得してフリープログラムの歴代最高得点223.20点を叩き出した。

一方、合計得点の321.59点は羽生自身が先シーズンのグランプリファイナルで獲得した330点を超える歴代最高得点には及ばなかった。

2位には宇野昌磨が入り、日本にとっておめでたい結果となった。先シーズンの7位の後、世界選手権で初めて表彰台に乗った名古屋出身の19歳はフリースケーティングで214.45点、トータルで同国の羽生に次ぐ歴代第2位となる319.31点を獲得して自己ベストを粉砕した。
ジャンプが驚異的な中国のジン・ボーヤンは昨年の第3位を今年も守り、フリー204.94点、トータル303.58点で自己ベストを塗り替えた。宇野とジンがごく限られた選手にのみ許される300点越えクラブに入会し。現在、競技キャリアで300点を超えたことのある選手は5人になった。

その中の一人が過去2シーズンの世界チャンピオンであり、ショートプログラム1位だったハビエル・フェルナンデスだ。しかしながら、最終滑走だったためにライバル達の素晴らしい演技がプレッシャーになったのかもしれない。マドリッド出身の選手は転倒を含む複数のミスを連発し、フリーの得点は192.14点に留まり、合計301.19という過去のどの大会でもメダルに値した得点を獲得したにもかかわらず、4位で試合を終えた。

パトリック・チャンも残念な結果だった。自己ベストに近い295.16点にもかかわらず、ショート3位から5位に転落した。
一方、アメリカのネイサン・チェンは2度の転倒が響いて290.72点で6位だった。

「素晴らしい6人」は全員、非常にハイレベルな演技を披露し、史上最高のハイスコア大会に命を吹き込んだ。彼らから大きく引き離されて2人目のアメリカ人、7位のジェーソン・ブラウン(269.57)以下、他の選手達が続いた。

 

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Divinamenteという言葉が使われていますが、これはDivinità(神)の副詞で、「神のような」、「神々しい」という意味です。

ヘルシンキのH&Lはまさに神とか神がかりとか、そんな言葉でしか表現しようのない何か超自然的な演技でした。

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