OA Sportより「ACI2019:羽生結弦が男子シングルで優勝」

イタリアのスポーツニュースメディアOA Sportより
オータムクラシック・インターナショナル男子フリーの記事です。

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ファブリツィオ・テスタ(2019年9月14日)

2019-2020年シーズンのISUチャレンジャーシリーズの大会、オータムクラシック・インターナショナルの会場となったアリーナ、オークブル(カナダ、オンタリオ州)のシックスティーンマイルスポーツコンプレックスで幕が閉じた。

2度のオリンピックチャンピオン、羽生結弦は待ち望まれていたフリープログラムで良好なフィジカルコンディションを示し、軽やかに優勝を飾った。
ブライアン・オーサーに師事する日本の選手はジャンプが特別クリーンではなかったものの、非常に高難度の構成を披露した。
4ループと4サルコウはステップアウトしながら着氷し後半のボーナスエリアでは2本の4トゥループ(単独ジャンプ1本、4サルコウとのコンビネーション1本)を着氷するが、どちらもテクニカルパネルから尋常でない回転不足判定を受けた。
しかも信じられないほど低い演技構成点を受け取り、PCSは全選手中2位だった。
エイリアンは180.67点 (90.67, 89.70)、トータル279.47を獲得し、不満が残るフリーとなった。

17点もの大差でフランスのケヴィン・エイモズが2位に入った。
2本の4トゥループ(単独1本、3Tとのコンボ1本)を着氷し、今日も良い演技を見せたエイモズは演技構成点で最も高い得点(不当である)を獲得し、フリー167.71 (77.91, 89.80) 、トータル262.47だった。
開催国のキーガン・メッシングが健闘し、166.45 (84.25, 83.20)、トータル256.02で3位に入った。
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☆OA SportはPCSも4Tの回転不足判定もおかしいとはっきり書いています。

昨日の記事でご紹介したイタリアの男性スケートファンのこのコメント

新しいルールでは転倒、あるいは「重大なエラー」が1つあっただけでSS、TR 、CO の上限が9.25、PEとIN の上限は 8.75になってしまう。
でも元々10点に値しない選手達にとっては大したダメージにならない。
これは「地球外生命体」を非常に不利するルールだ。
なぜなら1つミスするだけで、演技構成点が「地球人」レベルまで下落するからだ。

私はこのルールをちゃんと把握していませんでしたが、確かによく考えたらおかしなルールです。

パトリックがいない今、SSとTRで9.50以上に値するのは羽生君とジェイソンぐらいだと思います。
PEとINで9点以上が出る選手は羽生君、ネイサン、宇野君、ジェイソン、ベストのコリヤダぐらいしか思い浮かびません。
つまりこの方が指摘しているように、元々9点台に値しない他の選手達に転倒や重大なエラーがあっても大した影響はありません。

スケーティングスキルやトランジションや芸術性に傑出したPCSで高得点に値する選手達のアドバンテージを奪うルールであり、そういった選手達だけが転倒や重大なエラーに対するペナルティをPCSにも課せられる非常に不公平なルールだと私は思います。
特に90点台後半に値する羽生君にとっては1つの転倒または重大なエラー(具体的にどんなエラーが含まれるのか明確に定義して欲しいです)でPCSが5~8点下落するわけですから大きなダメージになります。

でも羽生君は賢い人ですから、今回のプロトコルを分析し、こうしたルールの落とし穴や理不尽を理解した上で、きっとつけ込まれる隙のない完璧な演技を目指していくのでしょう。
そしてその先にある4アクセル

「きれいなの跳びますよ、僕。本当にきれいなの跳んでやるからな。見とけ世界っ!」

ゾクゾクするような宣戦布告!
世界中のファンがあなたを応援しています!
次はスケカナ
頑張って、羽生君!

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