カナダ大会ではエイリアン、羽生結弦がスケートセンターを炎上させる。
イタリアのスポーツメディアOA Sportの記事です
ファブリツィオ・テスタ(2019年6月20日)
通例の会議の後、国際スケート連盟(ISU)は第23回2019-2020年フィギュアスケート・グランプリシリーズに出場する選手のアサインを正式に発表した。
御存じのようにイタリアでファイナルの主役達を見ることが出来る(2019年12月5日から9日にトリノのパラヴェーラ)。
現オリンピックチャンピオンの羽生結弦とアリーナ・ザギトワに始まり、現世界チャンピオンのガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(アイスダンス)、ネイサン・チェン、ウェンジン・スイ/ツォン・ハン(ペア)といったこの競技のビッグ達が多数出場する。
またここ数年間で女子シングルを完全に変革した3人の規格外のロシア人選手、アレクサンドラ・トゥルソワ、アリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワがシニアの国際大会に堂々とデビューする。
イタリアからは例年のメンバー、マッテオ・リッツォ、シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ、ニコール・デッラモニカ/マッテオ・グアリーゼに加え、レベッカ・ギラルディ/フィリップ・アンブロジーニ(ペア)が初出場する。
グランプリシリーズは10月18日にスケートアメリカで正式に開幕し、ネイサン・チェン(アメリカ)、世界選手権銀メダルのエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)、埼玉世界選手権ペアの銅メダリスト、ナタリア・ザビアコ/アレクサンドル・エンベルト、アイスダンスからはアレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア)、マディソン・ハベル/ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)などの選手達がラスベガスのリンクで活躍するだろう。
10月25年から27日まで開催されるスケートカナダではエイリアン、羽生結弦(日本)がケロウナのスポーツセンターを炎上させる。
彼と共にイタリアの小さな宝石、マッテオ・リッツォ、そして紀平梨花(日本)、昨シーズンの世界選手権銀メダリスト、エフゲニア・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフのような有力選手が出場する。また2度の世界女王エフゲニア・メドヴェデワ(ロシア)は昨年のロシア選手権以来、初めてジュニアの世界女王アレクサンドラ・トゥルソワと対戦する。
11月1日から3日にグレノーブルで開催されるフランス国際ではアイスダンスのイタリアペア、シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリが初出場し、世界チャンピオンのガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロンと対戦する。他にも、開催国のもう一組のスター、ヴァネッサ・ジェームス/モルガン・シプレ、途方もないアリーナ・ザギトワ、恐るべきネイサン・チェン、そして最近、自身のコーチ陣の元を去ったスケーター、オリンピック銀メダリスト宇野昌磨(日本)が登場する。
11月8日から10日には1年の不在を挟んで中国杯が重慶で開催される。
大会主役はイタリアのニコール・デッラモニカ/マッテオ・グアリーゼとマッテオ・リッツォ、開催国の才能、ウェンジン・スイ/ツォン・ハン、世界選手権銅メダルのヴィンセント・ジョウ(アメリカ)、2019年埼玉世界選手権でアイスダンス4位に入ったヴィクトリヤ・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフである。
大会の舞台は再びヨーロッパに戻る。
11月15日から17日にモスクワで開催されるロステレコム杯では、エフゲニア・メドヴェデワ、アレクサンドラ・トゥルソワ、宮原知子(日本)のおかげで女子シングルの興味深い対戦に立ち会うことが出来るだろう。モスクワのリンクには宇野昌磨、エフゲニア・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ、ヴィンセント・ジョウ、ヴィクトリヤ・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフが再登場する。またイタリアのペア、レベッカ・ギラルディ/フィリップ・アンブロジーニがグランプリデビューを果たす。
11月22日から24日に札幌で開催される最終戦、NHK杯では主役である羽生結弦、アリーナ・ザギトワ、紀平梨花、ウェンジン・スイ/ツォン・ハン、ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロンに加え、イタリアのシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリとニコール・デッラモニカ/マッテオ・グアリーゼを見ることが出来る。
★2019-2020グランプリ大会アサイン★
******************
☆やっぱり羽生君ってイタリア人の記者から見ても、炎上させるとか焼き尽くすとか苛烈なイメージなのね😂(Infiammare=炎上させる、燃え上がらせる、燃やす、引火させる)
そして安定のエイリアンw
私は今シーズンは99%スケカナとNHKのような気がしていましたので、予想通りのアサインでした(ちなみに昨シーズンはモスクワに来てくれるような気がしていたらロステレでした。自分で言うのも何ですがアサインの予想的中率はかなり高い方)。
そしてファイナルはイタリアのトリノです!😆
考えてみれば、66年ぶりのオリンピック二連覇を果たし、あらゆる記録とタイトルを手に入れた選手が休養もせず毎年グランプリから出場してくれるって、もの凄く特別でありがたいことなんですよね。
羽生君の健康を願いながら、一試合一試合大切に観戦したいです。
男子は有力選手の数が限られていますので、うまくバラけてバランス良くアサインされた感じですが、女子の試合が恐ろしい・・・😱
いわゆる「穴場」と言える大会が一つもなく、6枠しかないファイナル出場を巡って壮絶な闘いになりそうです。
「死の組」はスケカナ女子かな?
一番豪華なのは羽生君、アリーナ、スイハン、パパシゼが勢揃いするNHK杯。
でも日本とロシアの選手にとってはNHK、ファイナル、ナショナルと3連戦になるので過酷なスケジュールです・・・😨
毎度のことですがマッシミリアーノさんも光の速さで反応していました!
ツイッター
After three second places in a row (2013-2015-2016), #YuzuruHanyu will try to win Skate Canada for the first time in his career. Later he will return to Sapporo where in 2016 he won his third NHK Trophy. The final will be held in @Torino_2019 #isugrandprix #羽生結弦 pic.twitter.com/g5eJLNcfUz
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) 2019年6月20日
自国の選手のことも少しぐらい呟いてあげて・・・😅
FB
第25年ISUフィギュアスケートGPシリーズのアサインが正式に発表された。
羽生結弦は3度2位が続いた後でスケートカナダ(ケロウナ)優勝のタブーを崩そうと試みる。その後、2016年に3度目の優勝を飾ったNHK杯(札幌)に出場する。
女子シングルの有力選手では、昨季ファイナルのシニアの勝者、紀平梨花とジュニアの勝者アリョーナ・コストルナヤが世界女王アリーナ・ザギトワと対戦する日本大会における対決が特に注目される。
(イタリアの出場選手についての下りは省略)
グランプリファイナルはトリノのパラヴェーラで開催される(12月6-9日)
_____________________________________
☆昨シーズンはグランプリ初戦のジンクスを壊しました。
今シーズンはスケカナの呪いを解く番です。
五輪翌シーズン:深刻な身体的問題のせいで思い通りに行かずフラストレーションが溜まりまくる
↓
その翌シーズン:スケカナ→NHK杯
これって僅か2週間の間にSP、FS、トータルの歴代最高得点を2度塗り替えた2015-2016年シーズンと同じ流れじゃないですか???
今シーズンはNHKとファイナルで爆発する予感が