イタリアのスポーツニュースサイト、OA Sportからショートプログラムの記事です。
(翻訳は羽生君部分だけです)
フィギュアスケート、ロステレコム杯2018: 羽生結弦がショートプログラムを制す。2位は クヴィテラシヴィリ、コリヤダは大惨事
多くの選手達の控えめに言っても悲惨な演技が目立った大会において、オリンピックチャンピオン、羽生結弦は目がくらむようなパフォーマンスで会場の観客に魔法をかけた。
日本の選手はまず途方もない4サルコウ(ジャッジ全員が+4か+5を与えた)を着氷して彼のプログラム『Otonal』を開始し、壮大な3アクセルとセカンドジャンプは両手を上げて回転した4トゥループ/3トゥループを成功させた。
全てのスピンと感動的だったステップシークエンスでレベル4をかき集めたブライアン・オーサーに師事するエイリアンは、新たな世界最高得点(新ルールにおける記録)110.53点(技術点62.44+演技構成点48.09)を叩き出し、ショートプログラムで首位に立った。
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☆月曜日の夜にモスクワから帰ってきました。
未だにロシアで起こったことが信じられずにいますが、ただでさえ忙しいこの時期に6日も不在にしたツケで仕事の山に追われ、ショックで落ち込む間もないほど忙殺されている状態です。
ユロスポ実況解説も昨日再放送されたダイジェスト版しかまだ視聴出来ていませんが、とりあえずアンジェロさんが途中から涙声になり、しきりに鼻をすすっていたことをお知らせしておきます。
イタリアのファンからも励ましのメッセージが数多く寄せられ、早くも様々なソーシャルで羽生君に感謝し、励ますための様々なプロジェクトが企画されています。
実況解説もそうですが、ファンやユヅリーテのメッセージとか訳したいものは山のようにあるのですが、何しろ時間があまりないので、少しずつ訳していきたいと思います。
個人的な大会の感想は追々書いていきますが、とりあえずこれだけは書いておきたい
羽生君ありがとう!
素晴らしい演技、魂のスケートをありがとう!
文字通り「完璧」だったOtonalはただただ神々しかった
そして美しく、力強く、儚く、激しいOrigin
まさに魂の滑りでした。
どれほどのものを賭けて、どれほどの覚悟で滑っているのかが伝わってきて、4Teu3Sから涙が止まらなかったです。
凄まじい迫力に圧倒され、激情に呑み込まれました
今の彼の気持ちを考えると本当に辛いけれど、一番辛いのは羽生君本人だから
私達はあなたが再びリンクで元気に滑る姿を見られる日が一刻も早く訪れることを願ってただ応援するだけです。
どうか無理だけはせず、必要なだけ時間をかけて治療して下さいね。