前回に続きOA Sportから
女子シングルの展望です
フィギュアスケート世界選手権2019:女子シングルの優勝候補
紀平とザギトワがタイトル争い
メドヴェデワは未知数
ファブリツィオ・テスタ(2019年3月15日)
3月18日から14日にかけて埼玉スーパーアリーナ(日本)で開催されるフィギュアスケート世界選手権の女子シングルは再びロシアと日本の戦いになるだろう。
本質的に、タイトル争いは日本の紀平梨花が、今シーズンやや安定感に欠ける現オリンピックチャンピオン、アリーナ・ザギトワを上回ったバンクーバーGPFにおける対決が再び繰り返されることになるだろう。
技術面では間違いなく3アクセルを単独とコンビネーションのどちらでも跳ぶことが出来る西宮出身の16歳にアドバンテージがある。
しかしながら、ロシアの選手はオリンピックシーズンの彼女のトレードマークであった、各エレメンツの質とクリーンな演技に焦点を当て、日本の選手を阻止することが出来るかもしれない。
ホームの有力選手、宮原知子と坂本花織は、現欧州チャンピオン、ソフィア・サモドゥロワと表彰台を争う。サモドゥロワは確かにあまり魅力的な選手ではないが、驚異的な安定感を誇る。
一方、少なからぬ批判を招いた選出によって世界選手権に出場するオリンピック銀メダリスト、エフゲニア・メドヴェデワはまさに未知数である。
現在、ブライアン・オーサー門下の選手は、ジャンプ、スピン共にトゥトベリーゼ時代に比べて断然退化しており、少なくとも現状を見る限り、表彰台はかなり厳しい。
カザフスタンの才能溢れるスケーター、エリザヴェート・トゥルシンバエワもあなどってはならない。最近の四大陸選手権では素晴らしい演技で2位に入った。
トップ10入りが可能な選手としてアメリカのマライア・ベルとブライディ・テネル、韓国のイム・ウンスとキム・イェリムも注目に値する。
また先シーズンの7位と2017年の銅メダルの後、再び上位を目指す準備が出来たカナダのガブリエル・デールマンにも触れておきたい。
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☆個人的に断然、梨花ちゃん推しですが、アリーナも応援しています!
さっとんと花織ちゃんもベストな演技が出来ますように
全員ノーミスなら梨花ちゃんが優勝だと思います。
ちなみにアイスダンスではパパシゼ(これは天地変動でも起こらない限り100%間違いなし)、ペアではジェームス/シプレ組の優勝を予想しています。