イタリアのスポーツメディアOA SportがGIFTの記事を書いていました。
ファブリツィオ・テスタ
(2023年2月27日)
競技活動を止めたにも拘わらず、羽生結弦はスポーツの歴史に不朽のページを書き綴り続けている。フィギュアスケート史上最高のアスリートとして知られる日本の超常現象は、新しい単独公演「Gift」によって、再びこのスポーツを別の次元に押し上げた。2月26日に東京ドームで幕を開けたこのショーでは、35000人の観客に加え、少なくとも数万人が国内外の映画館に集まった。
このイベントの格を理解するには、開催場所となった会場の名前を言うだけで十分である。東京ドーム、プロ野球チーム、読売ジャイアンツのホームであり、 この場所でアイスショーを行ったスケーターは未だかつて存在しなかった。ジャイアンツが通常使っている技術設備の規模を超えてまで、史上初めてこの場所でアイスショーを行える可能性があるのはエイリアンだけだった。実際、『Gift』では、試合で通常使われるものより大きなマキシスクリーンが設置され、並外れたデザインの壮麗な照明器具で飾られた。
更に、ショーでは東京フィルハーモニー交響楽団が羽生の伴奏を担当し、至高の「SEIMEI」から、おそらくSEIMEIに並ぶ傑作である ホープ&レガシーまで、エイリアンのキャリアにおける象徴的なプログラムの楽曲を生演奏した。また、先のオリンピックシーズンのショートプログラムである「序奏とロンドカプリツィオーゾ」も披露された。
オリンピック公式(Olympics.com)の記事では、このプログラムについての羽生のコメントを詳しく紹介している。「北京オリンピックでは完成出来なかったプログラムです」羽生は言った。 「今夜は、北京の体験を再現しようとしました。夢は、例え最初に思い描いていた形でなくても、いつか叶えられるというメッセージを発信したいと思いました。スポーツ選手としては、ここでは平衡感覚を掴むのがすごく難しかったです。しかし、6分間練習や全てのプログラムをこれほど大勢の人の前で滑ることが出来て幸せでした。一人の人間にこれほどの注目とエネルギーが集まることは普通ではあり得ないことです。幸せな経験をしたと思いました」
しかし、羽生の使命はまだ終わっていない。3月10日から12日まで、アーティストは(何の躊躇いもなく彼をこう呼べるのは何と素晴らしいことだろう!)は、2011年に東日本で発生し、彼の故郷、仙台を破壊した大地震の被災者に捧げられるアイスショー「Notte Stellata」を開催する。競技界における意義を変革した後、結弦が、このスポーツの別のニュアンスを力強く引き出し、非常にハイレベルなエンターテインメントに引き上げようとしているのは明らかである。まさにレジェンド。
写真:LaPresse
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☆「GIFT」は羽生結弦のアマチュア時代が、彼のポテンシャルのほんの一部に過ぎなかったことを改めて証明しました。まさにオデュッセイアならトロイア戦争が終わった辺りです。GIFTについては書きたいことが色々あるのですが、余りにもスケールが壮大過ぎて考えをまとめるには、時間が必要です。
海外配信のGLOBE CODING、ライストでは音声も画質も最初から最後まで完璧で、凄く見やすかったのですが、今日は何故か何度も固まってしまいます・・・
何故?と、考えたら、GLOBE CODINGの配信は明日で終わりなんです。それでみんな鬼リピしているせいで重くなっているのか😱・・・
羽生君のファンはアジアから南米、オセアニアから北極に至るまで、世界中に散在していますから、穴場の時間帯ってないんですよね・・・
時差無し国境無しの巨大ファンダム
明日までにせめてもう一回見たい!!!😭