NHK杯男子フリーの行われた2015年11月28日のRaiSportニュースから
キャスターはRaiSport実況のアリアンナ・セコンディーニさんです
Elena Cさんの動画をお借りしました
ありがとうございます!
『言葉がない』
羽生結弦は長野ビックハットで披露したフリープログラムの驚異的な演技でコーチのブライアン・オーサーを始めとする全員の言葉を失わせました。
1988年オリンピックの会場となったこの場所で日本のオリンピックチャンピョンはフィギュアスケートの歴史を塗り替えました。
ショートプログラムで106.33点を獲得して自分自身に打ち勝ち、ソチ五輪で自らが獲得した101.45を更新した後、羽生結弦はフリープログラムで216.07点、トータルスコアで322.40点という途方もない高得点を叩き出し、NHK杯長野大会までカナダのパトリック・チャンが保持していたフリースケーティングとトータルスコアの歴代最高得点も塗り替えました。
オリンピックチャンピョンはプログラムの最初の動作から私達を感動させてくれました。
帝に仕えた中世の魔術師で占星術師であった安倍清明をモチーフにした彼のフリープログラム
傑出した技術と芸術が融合された時、フィギュアスケートは魔法に変わります。
3本の4回転ジャンプと7本の3回転ジャンプが仙台出身のスケーターのプログラムを彩り、最後のコレオシークレンスは息が出来なくなるほど圧巻でした。
演技構成点は飛翔し、13個の10点が与えられました。
センセーショナルな演技に観客は熱狂しました。
まさにエクスタシー。
バルセロナでは現世界王者でリンクメイトのハビエル・フェルナンデスとの宇宙レベルの対戦になるでしょう。
でも今の羽生結弦に一体誰が勝てるというのでしょう?