詳し過ぎるWikiより「ショートプログラム(フィギュアスケート)」

イタリア版ウィキペディアの「羽生結弦」ページがやたらに詳しいことは以前ご紹介しましたが、フィギュアスケート用語のページでも羽生君の名前と写真が頻繁に登場します。

「ショートプログラム(フィギュアスケート)」ページから

目次

羽生結弦は2015-2016シーズンのグランプリファイナルでショートプログラムの歴代最高得点(110.95)を塗り替えた

1 歴史
2 必須要素
2.1 男子シングル
2.2 女子シングル
2.3 ペア
2.4 アイスダンス
3 記録
3.1 男子シングル
3.1.1 世界最高得点
3.1.2 歴史的記録
3.2 女子シングル
3.2.1 世界最高得点
3.2.2 歴史的記録
3.3 ペア
4 備考
5 外部リンク

 

『歴史』の段落によれば、ショートプログラム(当時は別の名前)が最初に導入されたのは1964年のことで(ただしペアのみ)、onnected programと呼ばれていたそうです。
シングルでショートプログラムが導入されたのは1972-1973年シーズンからで名称もオリジナルプログラム→テクニカルプログラム等と呼ばれていました。

<必須要素>
男子シングル

  • 2回転または3回転アクセル
  • ステップから直ちに実施される3回転または4回転ジャンプ*
  • コンビネーションジャンプ(ダブルとトリプル、トリプル-トリプル、クワド-トリプル、クワド-ダブル)
  • フライングスピン
  • キャメルスピンとシットスピン(内1つは足替え)
  • コンビネーションスピン
  • 様々な種類(ストレートライン、サーキュラー、サーパンティーン)のステップシークエンス(2010年以降はステップシークエンスのみ必須)

女子シングル

  • 2回転または3回転アクセル
  • ステップから直ちに実施される3回転ジャンプ*
  • コンビネーションジャンプ(ダブルとトリプルまたはトリプル-トリプル)
  • フライングスピン
  • レイバックスピン
  • 足替えを伴うコンビネーションスピン
  • ステップシークエンス(ストレートライン、サーキュラー、サーパンティーン
  • スパイラスシークエンス(2010年まで)

*ジャンプ前のステップは多くの選手が守っていなかった上にジャッジまでもが忘れていたため2018-2019年シーズンから廃止されました・・・😞

<記録>
男子シングル
世界最高得点(Records)
表は80点以上の得点のみ記載

2018年11月14日、羽生結弦は新旧ルールのショート、フリー、トータルの世界最高得点を保持している

歴史的記録(Histric Records)
歴史的記録のショートプログラム世界最高得点は日本の羽生結弦が保持している。
羽生はこの記録の他に6つの世界最高得点を記録した(合計7回)。
彼に次いで多くの記録を樹立したのはロシアのチャンピオン、エフゲニー・プルシェンコ(5回)とパトリック・チャン(3回)である。

女子シングル
世界最高得点(Records)
表は70点以上の得点のみ記載

歴史的記録(Histric Records)
歴史的記録のショートプログラム世界最高得点はロシアのアリーナ・ザギトワは保持している。最も多くの記録を樹立したのは韓国のキムヨナ(5回)、次いでロシアのエフゲニア・メドヴェデワ(4回)。


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ペアで最も多くの記録を樹立したのはロシアのタチアナ・ボロソジャル/マキシム・トランコフと中国のシェン・シュエ/ツァオ・ホンボーで共に4回。
羽生君は新旧ルールで合計9回も歴代最高得点を更新していて、圧倒的です。

因みに日本版ウィキペディアの「ショートプログラム」はこちら
フィギュア大国なのに完全にイタリアに負けている・・・

Published by Nymphea(ニンフェア)

管理人/翻訳者(イタリア在住)。2011年四大陸チゴイネ落ち @pianetahanyu