12月31日RaiSport放送
グランプリ大会スペシャルより
実況:アリアンナ・セコンディーニ
解説:フェデリカ・ファイエラ
(演技前)
ア:さあ、それでは何かファンタスティコなことについて話しましょう
記録の男、羽生結弦
先ほどフェデリカとも話していましたが、今やフィギュアスケートにはレベル『ハニュー』なるものがあって、未だかつて見たことがないほど多くの10点がこのスケーターに与えられました。
彼は技巧と芸術の完璧なミックスです。
フ:そう、芸術ね。
彼はステップシークエンスの出来に満足していないようだけれど
ア:実際に彼はレベル4を取るためにステップシークエンスに取り組みつもりで、練習に集中するために四大陸選手権は辞退したと説明していました。
彼は全てのエレメンツで最高レベルを獲得したいと言っています。
まさしく完璧を追及しているのです。
では、日本の津波の被災者に捧げる非常に鮮烈な羽生結弦のプログラムをご覧ください
(演技後)
ア:フィギュアスケートのレジェンド、羽生結弦に大きな拍手を
彼はこのスポーツの歴史を塗り替えました
フ:本当に偉大なアスリート
身体能力も並外れているけれど、あなたが言うように、彼が滑ると・・・まるでスカラ座の舞台で舞うバレエダンサーを見ているよう・・・本当に素晴らしい
スポーツを超越した何かがある・・・
唯一無比の選手で、今後、このファンタスティコなハニューと比較出来る選手を見つけることは容易なことではないでしょう。
ア:ボストン世界選手権では本当に驚異的な対戦が見られそうね。
フ:まず自分自身への挑戦になるでしょうね。
ア:ハニュー対ハニュー
フ:そうね、まさにハニュー対ハニュー。そして私達はこの対戦の勝者を見ることが出来るでしょう。
ハビエル・フェルナンデスやパトリック・チャンなど、素晴らしい選手は大勢いるけれど・・・
ハニューはもっと上にいる
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☆12月31日にグランプリ各大会から選んだ名エキシナンバーを紹介するスペシャル番組がRai Sportで放送されたそうです(ちなみにその頃、私は日本に帰国中で、チラ映りする羽生君だけのために生まれて初めて紅白歌合戦なるモノを見ていました・・・)
解説のフェデリカさんは元アイスダンスの選手です。
レベル『ハニュー』って凄いですね